三人兄弟・観察日記

特別感

我が家は三人兄弟。

一番上のそうちゃん(長男・18歳・知的障害アリ)は、障害があるゆえ、長女(11歳)と次男(9歳)とは比べものにならないくらい手がかかることもあり、圧倒的存在感。

特別な存在。

けれど、それはそうと、長女も次男も、ただそれだけの理由で自分(の存在)が薄まることは快しとしない。

だから、ことあるごとに私はささやく。

 

そうちゃんのことは、

“そうちゃんはさ~、ママにとって、記念すべき初めての子供でしょ?

だから、そうちゃんは特別よ~。

やーっぱ、そうちゃんが一番!!“。

 

で、長女には、

“なっちゃん(長女のこと)はさ~、ママのたった一人っきりの女の子でしょ~?

だから、なっちゃんは特別よ~。

やーっぱ、なっちゃんが一番!!“。

 

で、次男には、

“はっくん(次男のこと)はさ~、なんたって、ママの最後の子供でしょ~?

一番小さい末っ子だもんね~。

だから、はっくんは特別よ~。

やーっぱ、はっくんが一番!!“。

 

それぞれにそう言った時の顔が、、、、

長女と次男は、またそれか!、と笑いそうになりながらも、マンザラでもなく、若干鼻をふくらませ、ほっくりした顔に。

(そうちゃんは、素直に“は~~~い~~。”とニッコリ。)

それをオモシロがってちゃいけないけれど、、、けっこう面白い。

そして実際、私が言っていることはホントのことなので、自分でも、言いながらいつも、ホントにそーだね、と納得する。

 

自分の子供に限らず、子供は、“こう”と自分で決めてるわけでもないのに、それぞれが独自の色を放っている。

一人一人が、どこか特別。

なぜか特別。。。

 

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思いこみ

時に、思い込みは、おそろしい・・・。

そして、連鎖するもの・・・???

 

長女(10歳)が保育園時代、長女の発言をきいて、とてもびっくりしたことがある。

長女が保育園のクリスマス会から帰ってきて、園からいただいたケーキを一緒に食べていた時のこと。

長女がそういえば!!、とばかりに目をくりくりさせながら言った。

「ね~ママ!

○○先生って、女だったんだね!!」。

 

○○先生とは、長女の当時の担任(2年間お世話になりました!!)の先生。

もちろん女の先生.。

ですが、長女はなんと、そのクリスマス会があった日(正確には、担任としてお世話になってから1年8か月目)までずっと、その先生のことを男だとおもっていた、というので驚いた。

「も~~私、びっくりした~~!!

だって、先生、今日スカートきてるんだもーーん!!」。

 

、、、そう。

長女がどうしてその先生が女の先生だ、とわかったかというと、単純明快。

クリスマス会の日、いつもはジーンズやパンツのボーイッシュな先生がドレッシーなスカートをはいていたから、というもの。

(、、、ということは、先生がその日、スカートをはいてこなかったら、長女の中では永遠に迷宮入りしていたことなのか・・・?)

最初長女は、なんで男がスカート???、と思ったらしいけれど、胸の谷間をみて、自分の長年の誤りに気付いたらしい。

 

しばらくしてから、ふと、そんなことがあったよね、という話を食卓でした。

次男(8歳)に

「ね~、なっちゃん(長女のこと)、何年もお世話になっててわからないだなんて、びっくりだよね~~っ!!」。

すると、次男、モグモグしていた口をピタリととめ、目をパチパチさせながら一瞬身を固めた。

そしてハッと驚きながら言った。

「えっ、、、、?!

○○先生って、男じゃなかったの???

ぼく、ずーーっと男と思ってた・・・。」。

 

次男まで<驚>、、、、!!

誤解なきよう、ここでひとこと言わせてもらえれば、その先生、とても綺麗。

美形です。

たしかに、髪はショート。

いつもTシャツにジーンズ、パンツ。

さっぱり爽やか。

ボーイッシュないでたちでこそありますが、大人の私からみると女性にしかみえません。

だからこその(この長女と次男の発言は)驚き(驚愕に値します!)でありました。

 

次男だって、その先生から(保育園時代)抱っこしてもらうこと数知れず。

「だって、、、 体形だって女性そのもの(胸)じゃない!

なんでわからなかったんだろう・・・

ママ、不思議だよ・・・。」

と私が言うと、次男は、

「そんな、胸がどうのこうの、なんて気がつかなかった。

だって、ぼく、最初から“男だ”って思ってたんだもん。」 。

 

そうか、思いこみって、そんなものか・・・。

しかし、兄弟そろって・・・。

先生がきいたら、驚くだろうな(笑)

 

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兄弟の会

長女(10歳)と次男(8歳)は、年に何回か“お楽しみ会“に誘われる。

(地下鉄やバスに乗って)お祭りに行ったり、プールへ行ったり、ボーリングに行ったり、スケートしたり、クリスマス会に参加したり。

この“お楽しみ会”に行き始めて、もう4~5年たつかなあ。。 。

 

そうちゃん(長男・17歳・知的障害アリ)が幼稚園(障害がある子供が通う幼稚園)を卒園して、もう、10年以上たつけれど、そのお楽しみ会を企画してくれるのは、なんと、その時の幼稚園の先生。

(当時は、大学卒業したての、若くてかわいい先生だった。)

先生の弟さんには知的障害があり、かわいい弟であるけれど、同時に、複雑で大変に感じた時期もあったらしい。

そういう経験から、“兄弟の会”(の、ようなもの。)を立ち上げ、いろんなお楽しみを企画しては、誘ってくださるようになった。

 

“(障害のある兄弟姉妹のことで)なにか困ったり悩んだりした時は、一人じゃないんだよ。

 ここにいる仲間や私に相談してごらん。“

という先生の思いは根っこの部分に感じられるものの、堅苦しいことは一切なし。

ただ、たくさん思いっきり遊ぶ(遊んでもらう)こと!!

(現に、長女と次男も、その会を“お兄さんとお姉さんいっぱいに遊んでもらえるお楽しみ会”、としか思っていない模様。

昨日まで、先生に障害のある弟さんがいることさえ知らなかったらしい。)

 

参加の条件は、親は着いて行かないこと。

集合場所まで子供を連れて行くと、3歳くらいの小さい子供でも、ボランティアのお兄さんやお姉さんに子供をあずけて、お母さんとはお迎えの時間までさようなら。

子供の年齢にかかわらず、ボランティアのお兄さんお姉さんが、子供一人一人にマンツーマンでつく。

 

かつてはそうちゃんのクラスの担任の先生だった、先生。

そうちゃんとは今は直接のかかわりはない。

なのに、ぜんぜん関係ない(?)長女と次男の方が、今は先生とガッツリつながっている。

二人は、先生のこと大すき!!

先生からお誘いのお知らせがちょっと途絶えると、

「最近、連絡ないよね~。

 そろそろ、どこか連れて行ってくれるころかな~?」

と、二人は心待ちにしている。

そこでしか会えない友達がほとんどなので、そのお友達と一緒に遊べることも楽しみでしょうがないらしい。

 

自分の大切な時間とエネルギーを人に分け与えることがどれだけ大変なことか。

けれど、それをサラリとできる人がいます。

子供にとっても私にとっても、とても大切な存在です。。。

 

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子育て

男のようでいて 女のようでもあり、

野菜のようでいて 果物でもある。

平凡なようでいて マイノリティーでもあり、

単純なようでいて 複雑でもある。

 

障害をもつ子供(そうちゃん・17さい・知的障害アリ)と同時に、健康な子供(長女・9歳 次男・8歳)を育てることは、ざっと、こんな風。

似ているようで全く違う。

(でも、これがまた、全く違うようでいて、本質的には、とても似ている、、、

という、なんとも複雑な構造。)

 

そしてまた、そうちゃんを育てていて壁にぶち当たった時は、長女と次男が私の最大の癒しであり、

長女と次男を育てていて、

「んっっ! 健康な子供を育てるのも、大変だねっ!!」

と思った時は、そうちゃんが私のこの上なき癒しとなる。

 

ママ友とのおしゃべりやつきあいも、そうちゃんのママ友と長女や次男のママ友とでは、話す内容も楽しみも悩みも、何もかもが全く別のものとなる。

だから、人生、一度でありながら、二度生きているような、ちょっと不思議な気持ち。

(毛虫→ちょうちょ→毛虫→ちょうちょ をくりかえしている、くらいな気もしないでもないような、、、。

個体としては同じなんだけど、まったく違う、、、というような??)

 

共通なのは、障害をもつ子供を育てることも、健康な子供を育てることも、どちらも結局は、私自身を育ててもらっているんだなあ、ためされてるなあ、と思うこと。

とても貴重で、ありがたいことであります(笑)

 

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♪ねんねんころりよ♪

「あはは・・・。

 そうちゃんって、のんきだねえ~。」

と、思わず笑いながら言った長女(9歳)。

 

耳を澄ますと、そうちゃん(長男・17歳・知的障害アリ)、聴き慣れない唄を歌ってる。

(実際は、歌詞は唄えないので、“ふ~ふ~ふ~ ふふ~ん・・・”、というハミングです。)

そうちゃん、どうやら、“ねんねんころりよ”を唄っている模様!!

 

♪ねんねんころりよ♪  

     「ねんねん ころりよ おころりよ  

         ぼうやはよい子だ ねんねしな~」

 

しかも、そうちゃん、“ぼうやはよい子だ”“ぼうや”の部分だけ替え歌。

自分の名前をちゃっかり入れて、そこだけハッキリと発音しているっ(驚)!

 

お布団の上に寝転がって、ニコニコと幸せそうな顔をして、自らに子守り歌を唄いながら、今にも寝てしまいそうな、そうちゃん。

まだ夕食が終わって間もない8時半。

長女は、これから宿題をしようか?、という時間に、兄弟で最年長にもかかわらず、いつも誰よりも早く寝る。

「そうちゃんは いいよね~。

 フツウの17歳だったら、今頃タイヘンでしょ??

 勉強したり 部活したりさー。

 そうちゃんって、なんか幸せそうだね~。

 なんか平和~。」

と、ちょっぴりうらやましい、長女。

 

それもそのはず。

そうちゃんは、テレビみ放題。

宿題なし。

日の出とともに起きて、

日暮れとともに眠くなったら寝る。

そこだけみたら、も~うらやむばかりの最高!!の生活です。)

 

こちらの側からみると、障害ゆえの生きにくさや、言葉という伝達手段をもてないそうちゃんのハンディを“大変だなあ~。”と思うことは多い。

けれど、いったん、そうちゃんという船に乗り込んでみると、あら不思議。

あちら側で起きている日々のあれこれが、とてもくだらな~く思えてくる。

、、、というか、あちら側も十分大変だ!!

のんびりとする時間をもたず、なにかにいつも忙しく急いでいて、 だれかと比較してみたり、目先のことで時間に追われたり。 。。

 

そうちゃんがこうやってのんびり子守り歌をうたっている時間にも、

早く洗濯物をたたんで!

宿題終わった?

ここ、ちゃんと片づけて!

ゲームは30分まで!

早く寝なさい!

と、毎日同じことをくりかえしている、まるで九官鳥のような自分も、“大変だなあ~。”と思えてくる。

そうちゃんの船にのりこむと、そんなこんなは“対岸の火事。”

ドッタンバッタンしている割には、収穫がない。

無駄なところにエネルギーをつかっていることがあまりにも多いことに気付く。

 

よりシンプルで、よりハッピーで、より心地よく。

大切なことは、自分の目の前にはなくて、目に見えるものの中にもない。

そうちゃんと一緒にいると、そういうことが漠然とわかってくる。

そうちゃんを朝、学校に送っていくと、先生が

「あ~ おはよ~、そうちゃん!!」

と言って、そうちゃんにガバッと抱きつくようにして、

「あ~っ、そうちゃんは、私の癒しです~!!」

と言ってくださるのだけれど、 こんなにすったもんだ、なかなか一筋縄にはいかず振り回されことが多い私でさえも、そうちゃんは癒しだったりする。

フシギのそうちゃん。

今夜もまた、そうちゃんの唄う子守り歌を聴きたいな(笑)。

 

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そうちゃんの存在感

そうちゃん不在も二日目ともなると、長女(8歳)と次男(7歳)に次第に“変化”があらわれる。。。。

 

初日こそ、

「そうちゃんいないと 静かでいいよね~!

 さ~いこ~~っ!!

 たまには いいね~っ!!」

と、テンション高く大喜び。

ところが、時間がたつにつれ、だんだんとその気持ちにも陰りが、、、。

 

昨夜も、次男が、

「なーんか今日 つかれた~~~。

 な~ぜだか今日 つかれる~~~。」

と言ったのを皮切りに、

「そうちゃんがいないと、家がしずかだよね~。

 だけどさあ、しずかすぎて なーんか落ち着かない。」

と言い出す。

 

確かに、、、。

日頃、ノンストップで同じことを繰り返ししゃべったり、ゲラゲラ笑ったり、テレビのチャンネルをめまぐるしく変えながらずーっとみたり、 CDを楽しそうに(大好きな曲は、ヘビメタみたいに首をガンガンふりながら、一人大盛り上がり。

クラッシックを聴いて、よくそんなにノレルもんだと、いつも感心しております。。。)

聴いたり、、、。

(もちろん、ひどく怒ったり機嫌が悪かったりすることも、多々ございます。)

そんなそうちゃんがいないと、“シーーーーーーーーーーーーン”。

会話と会話の間に、こんなにも静かな時が流れているものなのか????

 

長女も、

「次は、なにしようかなあ・・・。

 なーんか、そうちゃんがいないと、、、なーんにもする気になれない。」

「そうちゃんが家にいると、家があかる~い感じがするけど、いないと、いつもとぜんぜんちがうね。」

 

「そうちゃんがいないと さびしいね~。」。

 

 

ちなみに、

「そうちゃん、あと何泊ならしてもいい?」

と私が聞くと、長女、次男ともに

「あと二回~。」。

それ以上は、なーんかものたりなくてダメだそうだ。

 

ん~~

そうちゃんの存在感、ここにピカリ。

確かに、独特な存在感であります。

意外にそうちゃんって、(しっかり)頼られているんだなあ(笑)。。。

 

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そうちゃん・ご不在

昨日今日と、そうちゃん(長男・16歳・知的障害アリ)、お泊りへ。

“そうちゃん月一(月一回)お泊りシステム(?)”を導入してから、かれこれ2年。。。

 

そうちゃんは、月に一回、車で片道1時間走らせたところにある施設のショートステイを利用。

そして、(月に一度)週末だったら1泊、長期のお休みの時は2泊させることに決めている。

障害のあるそうちゃんを育てて16年。

そうちゃんとの生活も慣れた。

すっかり慣れた。

、、、のだけれども、そうちゃんがそうやってお泊りに行くたびに、

“ん~~~ 

(そうちゃんがいない生活は)こんなに自由だったのか????”

という驚きと感動を、毎回(飽きもせず、まことに新鮮に)思う。

 

そうちゃんがご不在のこの時、私たち家族はそれぞれに、存分に、それぞれの自由をかみしめる。

そして、ここぞとばかりに私たち家族は、チャッチャと計画して旅行に行ったり、外食に行ったり、プラーッと夕方から買い物にでかけたり、映画をみに行ったり遊びに行ったり、ただひたすらボーーーーとしたりする。

まあ、これはすべて、世間一般には“いたって普通のこと”なのだけれど、ここにそうちゃんというお人が一人加わったとたん、ぜんぜん普通のことではなくなるのだから、そうちゃんって人は、、、、

ん~、あらためてスゴイ人だ。

(そうちゃんは、フラリとでかける、ということがとても苦手です。

なので、学校や習い事やおばちゃんの家など、決まったところにしか行けません。)

 

そして、なんといっても、日頃、どこかでそうちゃんにリズムを合わせて暮らしている長女(7歳)と次男(6歳)が、の~びのびと自由にできる時間を設けるために、このそうちゃんご不在の時(そうちゃんのお泊り)はぜひとも必要なのだ。

この時とばかり、日頃行けないところに行ったり、そうちゃんヌキの時間を味わったりと、長女と次男のやりたいこと、やってみたかったことを叶える貴重な時間でもある。

長女と次男には、まちがっても、大きくなってから、

“そうちゃんがいたから、がまんばかりさせられた~。”

だの、

“そうちゃんがいたから、いろいろやりたいことができなかった~。”

、、、なーんてことを言わせないために(?)とった、私の作戦でもあります<笑>

 

ちなみに、そうちゃん、ほぼ毎週、日曜日は、10時~17時までデイケアに預けるため、これまたご不在です。

そうちゃんは、このデイケアにでかけるのことが大・大・大好きで、毎週喜んで行っています。

そしてまた、私たち家族もみんな、自由にできる日曜日が大・大・大好きです(笑)

 

家族みんなが楽しく暮らすには、やっぱり、だれかばっかりがガマンしない暮らしが大切だなあ、と、つくづく思います。。。

 

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次男と黄色い傘

この間、朝、スクールバスのバス停にそうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)を送りに行こうと 家をでると、大雨。

横なぐりの雨。

強い風もふいていて、傘をさすとかえって危ないので(バスの時間もギリギリ! こっちも危ない。 急がねば!!)、そうちゃんと次男(6歳)は、傘はささずレインコートのみで、バス停へ向かわせることに。

 

けれど、風が横からふきつけるので、バス停までたった5分といえど、私たちは、あっという間にず ぶ濡れ。

「こんな雨だったら、傘なんて、さしてもささなくっても、ぜんぜん変わらないよね~。

ママ、傘さしてるけど、ほらね、、、ぜんぜん意味ないもん。」。

    

ところが、そうちゃんは洋服がぬれるのが気になるのか、さっきから歩きながらずっと、

「ぬれた~。

ほら(ズボンを指差しながら)!!

ぬれた~。」

と、眉をへの字にまげ、言い続けている。

「ほんとだ~、ぬれたね~。

でも、大丈夫 大丈夫!!

学校行ったら、お着替えあるから。

着替えればいいから!!」

と、そんなそうちゃんをなだめながら、私、時間を気にしながら、とりあえず、バス停へ向かってズ ンズン歩く。

、、、、と、ふと、振り向くと・・・。

 

びしょびしょにぬれて前髪から水がしたたっている次男が、これまたびしょびしょにぬれて心細そう にしているそうちゃんに、自分の傘をさしてあげている。

小さな男の子が大きな男の子(173cm)に背伸びをしながら、そっと傘を・・・。

 

やさしいなあ。。。

年上だからとか、年下だからとか、、、

障害があるからとか、障害がないからとか、、、

そんなこととはまったく関係なく、ただ目の前にいる人が困っているから、嫌がっている人がいるか ら、なにかしてあげたい、と、自分ができることを手伝う。

子供は、誰かの”困ったなー。”という思いを、ちゃんと感じとる(受けとめる)力をもっている。

 

そして、こんなことしたら失礼なんじゃないか、とか、

かえって迷惑なんじゃないか、、、

なんて、大人のようにまわりこんでつまらないことを考えず、直感で感じたことを即、行動。

ササッと手をさしのべるかっこよさを自然にそなえている。

 

自分の黄色い小さな傘を体を傾け、そうちゃんをそっと包み込むようにさしてあげている、6歳の次男。

そして、傘をさしてヨロヨロしながらも、横断歩道を渡るとき、赤に変わらないうちにわたり終えられるよう、そうちゃんをさりげな くリードしている次男。

その姿は、ザーザー雨がふるどんよりした灰色の空の下、とっても鮮やかで、あたたかだった。

 

子供って、なんてやさしい。

そして、なんてジェントルマン。。。

 

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(物騒な)りカちゃんハウス

長女が、8月に8歳になった。

長女がお誕生日プレゼントに選んだのは、りカちゃんハウス。 。。

 

ん~ なつかしい!!

私も小学生の頃、りカちゃんハウスでどれだけ遊んだことか!!

ケンカしながらも、姉といつもいっしょに遊んだブロック。

そして、これ、りカちゃんハウス。

 

毎回、りカちゃんハウスの中でのストーリーの設定(私と姉のそれぞれが今日はだれ役なのか、どん な場面で、どんな風な会話を繰り広げていくのか)は違ったけれど、お人形たちの口々から出る会話 は、おしなべて、ごくごく平凡であったような・・・?

淡々とした日常を思い描きながら、ひたすら、姉と二人、りカちゃんハウスでお人形さんごっこを楽 しんだ、あの頃。 。。

 

長女がりカちゃんハウスを買ってから、次男(6歳)も、りカちゃん人形たちに興味津々。

二人でりカちゃんハウスを満喫、いっしょに遊ぶようになった。

ところが、、、。

 

(私と姉)女同士で遊ぶりカちゃんハウスと、(長女と次男)男の子もいっしょに遊ぶりカちゃんハウスとでは、なーんか状況が違う。

長女は、かつて私たちがそうだったように、淡々とした、ありふれた日常を設定して楽しみたいらしいけれど、次男 、それでは退屈で退屈で仕方ないらしい。

物足りなすぎる。

なので、次男、いつもとんでもない事件を発生させては(ストーリーの設定をしては)、(せっかく 美味しそうなお料理や食器を並べている)テーブルをガラガラガッシャーンとひっくり返したり、

りカちゃんに”ライダーキ~ック!”と言ってキックしては、りカちゃんをのけぞらせたり、

”ア~ン パーンチ!”と叫んでパンチ。

りカちゃんのパパをなぎ倒したり・・・・

りカちゃんハウスの中では、負傷者(?)続出。

 

そして、次男、なぜか

「フィ~ン フィーン フィ~ン!」

と言っては、唐突に警報を発令。

食事をして家族だんらんして楽しんでいる最中、りカちゃんたちに至急、非難するようよびかけたする。

警報を無視してグズグズして非難しないと、あらかじめ横付けさせていた車(次男のおもちゃの車)に無理やり乗せられ、強制的に連れ去られる始末、、、、。

なんとも落ち着かない。

 

とうとう、そういう状況にたまりかねて、長女が叫ぶ。

「も~~~っ

はっくん(次男のこと)、やめてくれ~ん?!

も~ 乱暴にいろいろさわらん(さわらない)で~!!

あっちに行ってくれ~ん??」。

 

”さあ、これからケンカ勃発か?”

と思われたものの、次男、意外にもあっさりと撤収。

ん?????

ギャッ!!!

 

なんと、次男、おもむろに、おもちゃ箱からプラスチックの銃をもちだしたかと思うと、りカちゃんハウスに向けて狙い撃ち!!

10発乱射!!

なっ、なんとも物騒な、りカちゃんハウス!!

私の時代に 姉とやっていたりカちゃんハウスごっことは、まったく展開がちがう。

 

同性の姉妹もいいけれど、こういうギャップは味わえなかったので、弟のいる長女がちょっぴりうらやましかったりして・・・。

まあ、長女は、りカちゃんハウスに次男が立ち入るのは、迷惑千万のようですが。。。

 

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力関係

長女(7歳)と次男(5歳)が、お手紙交換。

大きな画用紙に、たくさんの絵と、お互いに宛てたメッセージ。。。

 

次男は長女に、

”なっちゃん(長女のこと)。

いつも やさしくしてくれて ありがとう。

またいっしょにあそぼうね。”。

 

そして、長女は次男に、

”はっくん(次男のこと)。

いつも ゆずってくれて ありがとう。

かわいいね。

大好きだよ。”。

 

一見、何の変哲もない”かわいい手紙”だけれど、、、

そこには、二人のゆるぎない”力関係”が!!

 

長女、日ごろから、次男に対して、(とても)威張っている。

私が次男だったら、こんな風に言われたら、きっと、もっとはむかって対抗しそうな気がする。

けれど、そういう場面でも、次男は、けっこうアッサリ。

ほとんどの場面で、最終的には、次男が長女に譲る、という形をとって平和的解決。

(次男、争うと、イヤな気持ちになるらしい。)

 

遊びの中でも、長女が絶対的に支配。

たとえば、二人で、”家族ごっこしよ~。”という時。。。

 

「はっくん、何の役がい~い?」

と長女、次男に希望を(一応)聞くには聞くけれど・・・。

次男が、

”じゃあ、ぼく、小学校1年生の男の子ね!”

と言った途端、長女の顔は、さっそく曇る。

「(けげんそうに)え~~っ、一年生・・・?!」。

そして、

「はっくん、赤ちゃんは、どう?」。

 

次男が

”(ちょっと不満そうに)赤ちゃん・・・??

まっ いいけど~・・・。”

と言った途端、長女、顔がパッと晴れやかに。

「よし! 赤ちゃんに決定ね!!

じゃあ、私、お姉ちゃん。

小学校6年生ね!!」。

 

長女に言われ、赤ちゃんになりきった次男は、

”ねえ、おね~ちゃ~~ん。

あのさ~ ぼくさあ~・・・”

と、赤ちゃんっぽい、たどたどしい口調で長女に話しかける。

すると、間髪入れずに、長女、

「はっく~ん。

赤ちゃんは、そんなに上手にしゃべれんよ。

まだ ”ばーぶー ばーぶー”とかしか言わんよ。」。

 

すると、次男、面白くない顔をしながらも、それ以降は、 ”ばーぶー ばーぶー。”。

さらに、次男が、”ばーぶー ばーぶー”と言いながら、赤ちゃんっぽくヒョコヒョコ歩いていると、長女から、また厳しいひと言(発令 )が!

「はっく~ん。

あのね~、赤ちゃんは、まだ歩かんよ~。

まだハイハイだけね。

それから時々、手と足、バタバタさせるよ。」。

 

すると、驚いたことに、次男、長女の言うとおり、(仕方ないな、という顔はするけれど)さっそくハイハイをはじめ、時おり、ひっくり返って手 と足をバタバタさせているではないか(驚)!!

 

、、、と、一事が万事。

配役も場面設定も、長女の独断と偏見の元、思うがまま。

ほぼ全部、長女が決める。

そのうちに、しびれをきらした次男がちょっとでも逆らおうとすると、

「あっ そう。

な~んかさあ、、、。

もう、家族ごっこ、あきてきた~。

やめよっ!

もう、おしまいね~。

さっ、はっくん。

次、なにして遊ぶ~?!」

とか言っているので驚く。

そこには、明白な姉と弟の力関係がくっきり。

(もちろん、その力関係は、”家族ごっこ”のみにとどまらない。)

 

私は、姉と二人姉妹だったので、異性の兄弟がいることがピンとこない。

けれど、私のまわりの友達をみまわすと、弟というものは、格別にかわいい存在らしい。

少なくとも私のまわりの友達(で弟がいる人)は、皆一同、”弟 かわいい~!!”と口をそろえる。

<その代わりに、”お兄ちゃんが好き!!”という人は、めったにいない。>

弟のいるお姉ちゃんは、どうやら今も尚、弟を”現役のぱしり”として重宝している模様。

そして、そこが一番”かわいい”理由らしい。

あ~ 私も弟がほしかった!!

 

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