姉(行正り香)

”ソロモン流”に姉がでます!!

今週日曜日(6月23日)に放送される“ソロモン流” に姉がでます!!

(テレビ東京・夜9時54分~

http://www.tv-tokyo.co.jp/solomon/index.html

(行正 り香:お料理やインテリアの本などを出版しています。)

お時間あったら、ぜひご覧くださいませ。。。

 

まさか、姉が“ソロモン流“に出演できるとは、家族一同、驚きでしかありません(笑)

姉がはじめて、お料理の本を出版したのが、かれこれ15年前。

姉から初めて、「今度 お料理の本をだすよ。」と聞いた時、私たち家族は、 会社の広報誌か社内新聞かそのあたりに(当時、姉は電通に勤めていました。) 姉のレシピがチョロチョロっと載った”ミニミニクッキング・別冊“くらいの形ででるのだろう、と、思っていました。

(なので、実際、本屋さんに並んだ姉の本をみた時は、家族みんなで“うお~~っ!!”。

思わずうなり、卒倒しそうでした<笑>)

 

あれから長い年月を経てもなお、姉はお料理やお菓子、インテリアにまで幅をひろげて、たくさんの本を出版しています。

(最近では、“なるほどエージェント”を立ち上げ、

<こちらです。http://www.naruhodoagent.com/anime/

“子供のお料理アプリ”も、ただ今考え中です。)

 

姉は言います。

「ちはるちゃん。

 りか(姉のこと)の仕事は華やかにみえるかもしれないけど、

実際は、とっても地味なんだよ。」。

 

確かに、出版された本をみると、どのお料理も美しくピカンと光輝いて、とっても優雅。

けれど、ここに至るまでの舞台裏では、きっといろんなことがあったはずです。

レシピを頭をひねって考えて、よいしょよいしょと重たい荷物をかかえ買い物して、試作。

試行錯誤しながらも1つ1つのお料理を完成させて、盛り付けを考えて。

そのお料理のためのエッセイも書きそえて。

確かにくり返し、これをずっと続けて行くことは並大抵ではなかったと思います。

この作業を続けて行く間、姉は結婚、出産、育児。

子育ても、いちばん手のかかる大変な時期とも重なります。

姉の子供(女の子が二人います。)は(容赦なく)泣いたり機嫌が悪かったり風邪をひいたり熱をだしたり病気になったりしたこともあったはずです。

でも、そんなこんな中でもがんばって続けてきた先に、この“ソロモン流“。

 

広島での撮影の際は、私も遊びに行きました。

とっても素敵なディレクターとカメラマンの方にもお会いできて、番組がどんな作品に仕上がっているのか、とーっても楽しみです!!

もしお時間があったら、ぜひどうぞ。。。

 

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広島アンデルセン

広島アンデルセンへ行きました。

“広島アンデルセン”は、こちら。

http://www.andersen.co.jp/hiroshima/

なんと、広島アンデルセンにて催されたの姉(行正り香:料理研究家、、、と、いわれています。)の”トーク&ランチ会”に初・参加。

と~っても楽しい時間をすごしました!!

 

いつか一度、どんな風なのか行ってみたいな、と思っていましたが、思いがけず急きょ、(姉から誘われ)行けることになりました。

今回は、姉が最近出版したインテリアの本(“行正り香のインテリア 心地よく暮らすためのルールとアイデア”・講談社)の紹介をまじえながら、

姉が一人で約一時間、リフォームする時のポイント(壁の色、床の色、照明の選び方etc・・・)などなどペラペラペラペラとおしゃべり。

そのあと、姉のレシピをもとにつくられたお料理のコースランチをいただく、というものでした。

 

姉の、舌も滑らか~な、流れるように続くトーク(実は姉、意外と家では、それほどいっぱいはしゃべりません。)に、ひたすら感心感心。

すごいなあ。

緊張などしている様子はみじんもなく、終始リラックスしてしゃべりまくる姉に驚きながらも、次に続く美味しいランチに舌づつみ。

しあわせ~な ひと時。

 

中でも印象的だったのは、姉のトーク&ランチ会に参加してくださっていた方たち!!

ステキな方ばかりで驚きました!!

姉のために、わざわざ遠方から(飛行機や新幹線にのって)きてくださっていたり、

「今日で(参加するのは)三回目!」という方がいらしたり。

幼なじみのお友達同士でいつもきている、、という方や、ママ友のこれまた仲良しさん同士で、という方も。

姉の友人もわざわざ足をはこんでくださっていたり。

年齢層も幅広く、50名近い方たちが姉のために集結!

本当にみなさん、ステキな方ばかりで、いっしょにしゃべると楽しくて!!

こんなにもたくさん、こんなにも愛情深く姉のことを応援してくださる方が大勢いらっしゃるなんて!

びっくりすると同時に、感激してしまいました。

 

初めてお会いするのに、これがどうして、昔から知っているような親近感。

私以上にみなさんも姉のことや私たち家族のことを知っていらして、

もしかして、これって、(姉・幹事の)同窓会??

、、、というような奇妙な錯覚にも途中、(勝手に)陥ったりしていました(笑)

私のこのブログも読んでくださっている方もいらしたり(ありがとうございます!!)、、、

なんだか とっても楽しくって楽しくって楽しかった!!一日でした。

仲間にいれてくださって、どうもありがとうございました!

またいつか、遊びに行きたいなあ、広島アンデルセン!!

 

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環境

どうやら姉は今、タイ行っているようです。

(姉:行正 り香:お料理の本など出版しています。)

姉は仕事柄、海外へ行くことがありますが、それも特に珍しいことではなく、結構頻繁です。

こうたびたびのこととなると、、、。

姉が今、タイにいる、

北欧にいる、

アメリカにいる、

という情報を得るのは、意外にも姉のブログ

(姉のブログはこちら。

http://ameblo.jp/rikayukimasa/

だったりします。

 

姉は結婚しており、子供もいるので(小学4年生と1年生の女の子)、こうたびたび、しかも2~3日では帰ってこない時もしばしば(1週間とか10日とか)、、、となると、

“(姉の)子供たちは、さぞかし寂しい思いをしているんじゃーないか?”

と、私でさえも思ったりします。

ところが、、、それがどーして!

そんなこと全然ナッシングなのですっ!!

 

今年のお正月、姪っ子(姉の子供)に聞きました。

「ねえねえ、りかちゃん(姉のこと)さー、よく仕事で何日もいないじゃない?

 寂しくな~い?」。

すると、、、!!

最初こそ、4年生の姪っ子、

「うん、、、。

ちょっと、、、さびし~。」

と、ひとこと、口にしましたが、、、、たったそのひとことだけ。

あとは、

「ね~ね~

ちはるちゃーん(私のこと)。

 ぜったい言わないでよ~~!」

という前置きのあと、

「ママがいない方がいいに 決まってるじゃーーーん!!!

 も~ ママが家にいると、うるさくってさー!

 怒ってばっかいるから、いないほうがいい!!!」

と、姉妹二人の意見は、強力に(?)一致。

 

それを聞いた私、なぜか、ホッ。

安堵いたしました!!

そして、それを姉に伝えると、姉もなぜか、ホッ。

安堵しておりました!!

 

そうです、これは、”環境”がなせる業。

姉は、姪っ子が赤ちゃんの頃から、こういう生活スタイルだったので、子供もそんなの、慣れっこです。

“こういうものだ”と、もう刷り込まれているのです。

刷り込まれてしまえば、しめたもの。

もう、強いです!

そういう意味では、子供を育てるものは、もしかすると、すべて“環境“なんじゃないか?

と思います。

 

そういえば、うちの長女(9歳)と次男(7歳)。

長女と次男が生まれた時には、そうちゃん(長男・16歳・知的障害アリ)がもうすでに存在していました。

そういう環境。

だから、長女と次男は、そうちゃんの障害を“ただ それがフツウのこと(そうちゃん、という人の、普通の状態)”として、特別なにも意識することなく、自然に受け止めているなあ、と思います。

 

この間、私がふと、

「そうちゃんも、、、、16歳かあ!!

 障害がなくってさ~、フツウの高校生だったら、どんな風なお兄ちゃんになってるかね?」

と言ったら長女、

「はあ~~~?

 障害がなくってフツウの高校生~??

 、、、だったらもう、それは“そうちゃん“じゃ なくなるじゃん!

 ちがう人じゃん!!」。

 

そして、長女と次男は、かなり小さい時から、どこへ行くにも、基本、“(親の)送り迎えなし“です。

理由は、単純に、そうちゃんがいるので物理的に難しい。

というのもありますが、それ以上に

“ちゃんと自分で行って帰ってくる能力があるから。” です。

(何もできないそうちゃんを見ていると、長女と次男は、身辺自立ができた段階で、もう天才級です。)

 

最近は、どんな習い事でも、出事でも、そう距離的にも遠くなく(むしろ、すぐそこでも)親が送り迎えをする傾向にありますが、子供は、大人が思っている以上にしっかりしているし、オトナです。

ちゃ~んと一人で行って、ちゃ~んと一人で帰ってこられるものです。

よかれと思って親がしてあげていることの中には、実は、子供の可能性を摘み取っていることも、もしかしたらたくさんあるかもしれないなあ。。。

子供って柔軟性があって、感心、感心!!

 

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やさしさグルグル

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%95%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AB-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E8%A1%8C%E6%AD%A3-%E3%82%8A%E9%A6%99/dp/4167801973#

http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167801977

最近出版された姉(行正 り香)のエッセイ本です。

日々の暮らしのこと・仕事のこと・家族のこと・子育て・思い出・・・・。

そして、ところどころにお料理レシピ(これまで姉が出版した本の中から選抜<?>)が載っています。

手のひらサイズの610円。

ぜひ一度、手に取ってご覧くださいませ~。。。

 

姉とは、一つ違い。

私のブログでもたびたび姉が登場しますが、よーく考えると、たった一つしか歳がはなれていない割には、一緒に暮らした期間は、実は短いのです。

(歳のはなれた兄弟は、同じ屋根の下で暮らした期間が短い人は、たくさんいらっしゃると思いますが。。。)

姉と一緒に暮らしたのは、実際は、14年くらいでしょうか。。。

 

姉は、高校1年か2年の頃、ある日唐突に

「りか、アラスカに行くから!!」

と言い出しました。

たしか、海外青年協力隊かなんかの募集ポスターを指さしていた記憶があります。

(当時の私は、

「はっ、、、 なにそれ・・・? 

 なんかの旅行ツアーかい?」

くらいにしか思っておりませんでした<笑>)

 

でも、それから、どういうわけかアラスカの話はフェイドアウト。

あっさり消えてなくなり、ホッとしたのもつかの間、今度は、

「りか、アメリカに行く!!」

と、これまた唐突に言い出しました。

まっ、私としては、今回もアラスカ同様、消えてなくなる話だと安心しきっていましたが、あっという間に話はトントントン。

あれよあれよと言う間に具体的になり、気がついたら姉、ナップサックを背中にバイバ~イ、ちはるちゃ~ん。

本当にアメリカへ行ってしまったではありませんかっ(驚)!!

、、、で、姉、アメリカへ渡り、“やさしさグルグル”に書いているようないろんなことに遭遇。

現在に至るのですが。。。

 

当時も、そして今もなお、姉は、まるで“寅さん“そのもの。

何事もいつもサッサと自分で決め、余計なことはいっさいそぎおとし、前に前に向かっています。

(常に潔いので、時々、自分に子供がいることすら忘れていることもあるようです。)

綿毛のようにふ~らふら。

思いつくまま突進していきます。

そう、まさに男の中の男!!

いや、それ以上に男です、、、私の姉。

けれどまた、一方で、とっても繊細でやさしいところもたくさんの姉です。

そんな姉の一つ一つが伝わってくる本です。

 

姉と私は、性格こそちがってはみえますが、この“やさしさグルグル”を読むと、私たち、根っこの部分は、まるで、まるっきし、まったく同じであることにあらためて驚かされます。

価値感というものが、これほどまでに重なる人は、姉をおいて他にはいないなあ、としみじみ思います。

親とも友達ともちがう。

姉妹って、本当に不思議です。

人生の始まりのいちばん大切な部分、ベースになる部分を共有してきた戦友、というのか、仲間というのか、、、。

姉は、まさに同じ釜の飯を食ってきた仲間です。

そんな姉が書いた本、“やさしさグルグル”。

ぜひ、読んでみてください。

笑ったり泣いたりしながらも、読んだ後、なぜかとても心がスッキリします。

それはまるで、いらないものをまとめて全部捨ててしまった時の、あのスッキリ感です(笑)

 

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LEE 4月号

今、発売されている“LEE 4月号”に、私のブログにもよく登場する姉(行正り香)と、そして、なんと、母・よしこまでもが登場しております!!

 

え~ 

126ページを開くと、

“今だから話せること、伝えたいこと、母と娘のストーリー”

という見出しがあり、姉と母・よしこのトークが繰り広げられております。

ちなみに、思い出の写真のコーナーには、私の小さい頃の写真も数枚載っておりますです、ハイ。。。

よかったら、のぞいてみてくださ~い(笑)

 

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スイートポテト

今年は、ことららに”さつまいも”が美味しい気がする。

なんど焼きいもにしてホクホクと食べたことか。。

さつまいもといえば、”舟和の芋ようかん”は、いつ食べてもホッとするし、”ロイヤルのスイートポテト”は、いつ食べても感動。

そうそう、ロイヤルのスイートポテトといえば。。。

 

私の姉(行正り香:お料理の本などを出版しています。)は学生の頃、アメリカに留学していた。

冬休み、姉のホストファミリーを訪ねて私が遊びに行った時のこと。

 

私は、ホストファミリーへのお土産に、ヨックモックとかロイヤルのスイートポテトとか、いくつかお菓子を持って行った。

姉のホストファミリーには、男の子ばかりの兄弟がいるのだけど、私がお菓子を出すごとに、みんな、猛烈な勢いで”ボリボリボリボリ  ボリボリボリボリ”。

さっきまで缶いっぱいに入っていたクッキーやら何やらが瞬く間になくなっていく。

そして、私がテーブルにスイートポテトを出そうとしたその瞬間。

「待って! ちはるちゃん。」

姉の低くうなるような、でもそれでいて、なんらかの強い意志を感じる声が私の横でした。

 

私が”へっ??”と思って姉をみると、姉の顔は真剣そのもの。

姉は、私から静かに、そのスイートポテトのお菓子の箱を奪うようにして小脇にかかえると、まるで忍者のごとく、足をサササササササっと、素早く動かし、カーペットの上をすべるようにして自分の部屋へと向かった。

私は、姉の後をついていき、姉の部屋に入りドアを閉めると、そこには、今までみたことのないような神妙な顔をした姉が立っていた。

 

そして姉は、だれに言うともなくつぶやくように言った。

「もったいない・・・。」。

またもや、”へっ??”と思って姉をみていると、姉は、

「こんなに美味しいもの、ゆっくり味わって食べなくっちゃ。

あんなにバクバクバクバク味わうことなく、ものすごいスピードでいっぺんに食べちゃうんだから、もったいない!!」。

そう言って、姉は、スイートポテトの箱ごと、自分の机の引き出しの中に、大事そうにしまったのだった。。。

 

その夜、お風呂もごはんも終わって、私と姉は、姉の部屋でくつろいでいた。

さあ、一日も終わり。

そろそろ寝ようか、、、という時間になって、姉は、おもむろに引き出しをゆっくりと開ける。

そして、私に

「食べる?」。

私は、とっさに首をふって、

「りかちゃん、それ、全部食べていいよ。

ちはるは、日本に帰ったらいくらでも食べられるから。」。

 

それから、毎夜、夜寝る前になったら、姉は、引き出しをゆっくりと開ける。

そして、それはそれは大事そうにスイートポテトを一つとりだし、眺め、ほお擦りをするようにして大切に食べる。

「あ~~~~~ おいしい~~~~・・・。」

と、かみしめて言いながら。

 

私は、その姿を忘れない。

いつも姉の机の後ろにあるソファからみていたけれど、今まで感じたことのない気持がこみあげてきたっけ。

姉は、アメリカに行って、勉強がとても大変なことは知っていた。

とてもよいホストファミリーに恵まれていたけれど、毎日毎日、姉が夕食を作らなければならないことも知っていた。

日本の食べ物が恋しいことも知っていた。

けれど、これほどまでに切実な気持で、手のひらの中の小さなスイートポテトに向かっている姉を見ていたら、なぜかたまらない気持にな り泣けてきた。

 

私と姉は、小さい頃から、食べ物に関しては、いつも両者”ゆずる”ということがなかった。

常に”少しでも多い方” ”少しでも大きい方”を目指し、ジャンケンし、闘ってきた。

(その時の様子は、こちら。

じゃんけん戦争 ~カルピス・ケーキ・クッキー編

http://chi-ha-ru.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_35b8.html

続・じゃんけん戦争 ~その後

http://chi-ha-ru.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_aeee.html

そんな私が、うまれてはじめて、”いくらでもゆずりたい!!”という気持になったのが、このスイートポテト。

 

今も、スイートポテトを食べると、あの時の姉の必死な背中を思い出し、胸がチクリとする。。。

 

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姉の本

姉が料理の本を出版してから、かれこれ8年くらいたつ。

”だれか来る日のメニュー”(文化出版局)という本が、姉が初めて出版した本なのだけれど、最初に、本屋さんで、あの本を目の前にした時のドキドキ、そして驚きは、今も忘れられない。

                                                              

”姉が本をだす”という話を聞いたのは、姉からではなく、母・よしこの口からだった。

ある日、よしこが私の家に遊びに来て、いっしょにお茶していた時のこと。

よしこは、「あっ、そうそう、ちはる(私のこと)ちゃん。」と言って、”そーいえば、思い出した”という風に、”姉が本をだすらしいこと”を私にきりだした。

その時のよしこの言い方が、あまりにも緊張感がなかったのも手伝って、私がよしこに言ったのは、「、、、えっ? ママ、”ほん”って、なーに?」という気の抜けるようなひと言。。

”姉”と”本をだす”という事が、あまりにも結びつかなかった。

すると、よしこは、「いやー、り香(姉のこと)がねー、そう言うのよ。 ママにも、どういうことだか、さっぱりわかんないんだけど。。」。

続いて私がよしこに言ったのは、「ママ、、、、”本”って、何の本??」。

私には、どんなジャンルの本かさえも、想像がつかなかった。

すると、よしこは、「う~ん、なんか、お料理だとかなんとか言ってたわよ。」。

(二人、顔を見合わせ、しばし沈黙。。)

私とよしこの会話は、こんな感じだった。

                                                                  

小さい頃から寝ても覚めてもマンガを書くのが好きで、漫画家になり、マンガ本をだす。

小さい頃から写真を撮るのが好きで、フォトグラファーになり、写真集をだす。

そういう順序を経て、本というものは書店に並んでいる、、、というイメージが強かった私は、姉が本を出すときいても、書店に並ぶような本のことだとは、その頃、想像もしていなかった。

もちろん、姉は、お料理を作るのは好きだったけれど、姉の仕事は、お料理とは関係のない、広告代理店。

だから、ますますピンとこなかった。

                                                             

で、その時、よしこと二人、首をひねりひねりして、考えた結果。。

”姉が、本をだす”ということは、おそらくこういう事だろう、、、と、予想した。

”おそらく、姉は、会社内の新聞かなんかに、「ミニミニクッキング」のようなものを投稿しているんじゃないか。。

それが、なかなか好評で、小さな冊子にまとめられる事になったんじゃないか。。。”。

おそらくは、そういう類の本なんだろう、、、というもの。

姉は、当時、会社の方を家に招いて、手料理を作っては、ワイワイしていたので、それがもとで、そういうことに発展したんではないか、、、という私たちの読み。

                                                          

私は、それまでにも、何度となく、姉には驚かされたり、泣かされたりしてきた。

たとえば、、、。

姉は、いつも突然にきりだす。

「ねえ、ちはる(私のこと)ちゃん。 りか、海外青年協力隊に参加することにしたから。 もう、決めたから。」。

とか、アメリカ留学中も、「ちはる(私のこと)ちゃん、、、。よくきいて。 もう、り香、日本に住むことはないと思う。 おそらく、こっちに永住する事になると思うよ。。結婚も、国際結婚だね、きっと。。 でもね、アメリカと日本は、飛行機乗れば、なんて距離じゃないから、いつでも会おうと思えば会えるんだから。 心配しないで、ちはるちゃん。 大丈夫よ。」。

(海外青年協力隊の話を聞いた時は、「り、、、りかちゃん、、、、なんでまた、、、。」と、私は、茶の間で呆然と立ち尽くしたものだ。

だって、この時、私は、のん気にテレビを見ていた。

そんな無防備な私の横で、姉が、何の前置きもなく、こんな事をいうものだから、驚いたなんてもんじゃなかった。。

アメリカ永住宣言をされた時は、なんとか考え直してくれないか、、、と、私は、涙を、、、鼻水までだして、受話器を片手に号泣したものだった。)

                                                                   

が、そうキッパリ宣言したにもかかわらず、姉は、海外青年協力隊になることも、アメリカ永住することもなかった。

ちゃっかり日本にいた。

それどころか、私が、「り香ちゃん、、、。 そういえば、ちはる、あの時は、り香ちゃんが、あんな事言うもんだから、ビックリしたよ~!!」と言っても、姉は、ハッハッハー。

豪快に笑い、「そんなこと言ったっけ??? ちはるちゃーーん!!」とのけぞり、どうやら、言った記憶さえなくなっているらしかった。

                                                               

だから、”本を出版する”と聞いた時も、どこまでが”ホントのこと”で、どこからが、”単なる姉の希望”なのか、そのへんが私の中で、ぼやけた。

それは、家族も一緒で、父までも、「り香の言うことだから、、、。 この先、どうなるか、わからんな。。」と、妙に落ち着いていた。

きっと、”家族の誰かが本を出版する”なんてことになったら、飲めや歌えやの大騒ぎで、大盛り上がり、、、になりそうだけれど、そういう背景(姉の過去の言動)も手伝って、なぜか、”一人盛り上がる姉”を囲む家族は、意外にも、ひっそりとしたものだった。

かなり懐疑的だったといってもいい。

                                                             

あれから、8年。。

姉は、お菓子・ワインと枠を広げながら、気がつけばたくさんの本を出版した。

そして、気がつけば、私も、毎回、姉の本を楽しみにしている一人。

                                                           

私は、本屋さんが好きで、暇がある時は、本をゆっくり手にとって見たりするけれど、今だに、”お料理の本コーナー”へ行くときは、胸がドキドキする。

で、姉の本のコーナーに行くと、家にも同じ本があるにもかかわらず、必ず手にとって、あらためてサササッと読んだりする。

本屋さんで読むと、”姉の本”という感じがしなくて、またまた新鮮だったりするのだ。

で、姉の本の中に”そうちゃん”がでてくると、コリもせず、毎回、「そうちゃんって、、、うちの、あの、そうちゃん??」と、ドキッ!

”お料理の本コーナー”で、姉の本を手にとってる人がいたりすると、ドクドクと、なぜか胸の鼓動は高鳴る。

この間、行った本屋さんでは、「行正 り香」の名札が逆さになっていたので、なんか、”余計なお世話”な気もしたけれど、サッと名札をぬいて、ちゃんと正したり、、、と、なかなか健気な妹でもある。

                                                                

もし、本屋さんで、姉の本を手にした時、背後からヌーッと、何気に現れる女性がいたとしたら、、、。

それは、私かもしれません。。

                                                                 

P.S.

「おいしい??」にコメントを、どうもありがとうございました。

ここで、よしこの名誉のために言っておきましょー。

よしこのお料理は、ホント~に美味しいです!

一度、「”砂糖”と”塩”を勘違いした時の”すき焼き”」を口にした時は、驚きのあまり、イスから飛び上がりましたが、そういうドジがない限り、サイコーです。

やっぱり、”おふくろの味”は、私の作るお料理の原点になっています。。

                                                              

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