人間ドック ~その2

精密検査が終わり、無事、何事もないと確認するまでは、”まさか、そんなことはないだろう。。。”という思いと、”もしかしたら、ひ ょっとするかもしれない。。。”という思いが交差した。

そして、検査の日が近づくにつれ、次第に後者の方が強くなっていった。

けれど、それよりも増して、つのる思い。

それは、”わたしゃ 死ぬわけにはいかない。”という、漠然とした強い思いだった。

                                                 

私の両親より先に死ぬなんて親不孝は、あってはならないし、

そうちゃん(長男・13歳・知的障害アリ)や長女(6歳)や次男(4歳)を残して、、、と思うと、いたたまれない。

考えただけで、ゾッとする。

そうちゃんは、いずれ、施設にお世話になる日がくるけれど、週末になったら、家に帰ってくるだろう。

きっと、そうちゃんは、家に帰る日を、今日か今日かと楽しみにして待つにちがいない。

だから、私もそうちゃんが家に帰ってくるのを楽しみに待って、そうちゃんの大好きなハンバーグやマグロのお寿司やギョーザや鶏のから 揚げをせっせとつくって、出迎えてあげたい。

そして、何より、自分の力だけでは生きていくことのできないそうちゃんを、どんな形であれ、支えたい。

見守りたい。

長女や次男だって、せめて成人する時までは最低、生きていたい。

どんだけステキな(?)女性になり、どんだけスマートな(?)男性に成長するのか、この目でしっかり確かめなくっちゃいけない。

欲をいえば、孫とだって、遊んでみたい。

そんなこんな思いが私の心の奥底からこみあげてきた。

                                                 

けれど、ふと、思った。

こんな思いをあきらめなければならなかった人が、確実にいる。

そんな人々は、どんな気持ちで命を終え(自分の人生に区切りをつけ)、残った家族に、どんな思いを馳せたのだろう、、、と。

                                                 

そうちゃんのお友達のお母さんは、数年前、病気で亡くなった。

お父さんも、お母さんが亡くなる数日前に亡くなった。

そのお友達には、弟さんもいた。

障害のある子供と小さな子供を残して、自分は去っていかなければならなくなった時、いったい何を思ったのだろうか。

                                                  

私が小学校3年生くらいの時、私より1つか2つ年下のかわいい女の子がいた。

髪はショートで、すこしくせっ毛。

物静かに、はにかみながら微笑む。

私たちは、昼休みになると、みんな思い思いに校庭へ出た。

その頃は、クラスのお友達と遊ぶというよりも、まずは、自分が遊びたい遊具のところへ突進。

その遊具で遊ぼうと集まってきた子たちと一緒に遊んでいた記憶がある。

一時期、”タイヤとび”が私の中でマイブームだった。

そのタイヤとびで一緒に遊んでいたのが、その、くせっ毛の女の子。

最初は、それぞれに、タイヤとびをしたり、タイヤを囲んでおしゃべりしたり、みんなバラバラに遊ぶ。

けれど、ある程度人数がそろったら、誰からともなく、2列にならんだタイヤの後ろに整列。

2グループに分かれて競争した。

その女の子とは、特に会話をかわした記憶はないのだけれど、私がタイヤとびの遊具で遊ぶ時は、いつもそこにいた。

そして、目が合うと、静かに笑ってくれた。

でも、しばらくたった頃、パタリとその女の子は、タイヤとびの遊具に現れなくなった。

そのことに私は気づいていたけれど、特段、気にはしていなかった。

そして、ずいぶん後になってから、

”そういえば、タイヤとびでいっしょにあそんでいた、あのかわいい女の子ね、病気でしんでしまったらしいよ 。”

と、友達から聞いた。

確か、脳腫瘍だったと思う。

                                           

それが、私が身近な人の死を感じた最初だったと思う。

この間まで一緒に、タイヤをとんで楽しそうに遊んでいた女の子が、もういない。

この間まで確かに私の目の前に存在していた人が、今はもう存在しない。

なんともいえない不思議さと、寂しさと、空虚な気持ちが、ドッと一度に押し寄せてきたのを覚えている。

あの女の子は、これからどんな未来があるのか、”さあ、これから”という時に、自分の人生を終えなければならなかったのだ。

あの子は、どんな気持ちで自分の人生を生きたのだろう。

もう、忘れたはずのくせっ毛の女の子が、鮮明に思い出された。

次回につづく

                                                     

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お久しぶりです。。。

みなさま、こんにちは。

久しぶりの更新です。

、、、と、気がつけば、前回ブログをアップしたのは、、、なんと、9月!!

あれから、3ヶ月もすぎてしまったことになります。

こんなことで、”いったいこれが、ブログと呼べるのか、、、??”という問題はありますが、思い立ったが吉日。

今日からまた、ぼちぼち、更新していきたいと思います。

ま~、この3ヶ月を振り返りますに、特段、何があったからブログを書けなかった、、、ということもないのですが、ただ書かなかったら 3ヶ月がすぎておりました。

                                                    

ただ、よ~く考えると、この秋は、いろんな事があったにはありました。

私の”乳がん疑惑”にはじまり、お次は、”新型インフルエンザの来襲”<三人衆(そうちゃん・長女・次男)が同時に襲われる。>。

はたまた、そうちゃん(長男・13歳・知的障害アリ)の”足骨折事件”(車イス生活のはじまりはじまり~)。

                                                  

、、、と、ここまで書いたところで、今日は今から、そうちゃんを整形外科につれていかなければなりません。

また、この続きは、またの日のお楽しみです。

では、失礼いたします~。

                                               

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次男的・和式トイレの使い方

この間、近所の美味しいカレー屋さんへ行った。

で、食後、カレー屋さんを出ると、長女(6歳)と次男(4歳)がトイレへ行きたいと言うので、雑居ビルにあるトイレへと向かった。

二人とも、そろって、”大”の方だというので、足早に。。。

                                                

で、そこは、最近では珍しく、全てのトイレが、和式トイレだった。

長女は、和式トイレでは、”小”の方は、これまでに何回か経験していたけれど、”大”の方は、この日が初めてだった。

だから、長女は、事前に”どういう風にすればいいのか。”という説明を私に求めた。

長女は、カギこそ閉めなかったけれど(いまだに、家でも外でも、カギを閉めてするのは、こわいようです。)、その説明通りにちゃーん とできた。

が、次男は。。。

                                                    

次男は、ちょっと困惑した様子だった長女とは対照的で、

「はっくん(次男のこと)は、じぶんでできるから、ママ、ここでまってて~。」

と、余裕しゃくしゃく。

さっさとトイレに入り、

「はずかしいから、ドア、しめとくよ。」

と言って、トイレのドアをパタンと閉めた。

カギを閉めたかったようで、しばらくガチャガチャしていたけれど、ちょっと固かったのか、それは断念した模様。

、、、、、、と、長女の”大”が完了し、しばらくしても、次男がトイレから出てこない。

”???”と思い、次男の入っているトイレのドアを開けると、、、。

そこには、驚きの次男が!!

                                                  

そのトイレ、ドアを開けると、一段、段差があり、その上に和式便器があった。

和式便器は、たて向きに設置されているので、ドアを開けると、まずは、次男のお尻がいきなり私の視界に飛び込んできた。

そして、次に視界に入ってきたのは、次男の奇妙な姿。。。

                                                  

まずは、帽子をぬぎ、次男、ご丁寧にも、ズボンとパンツをすっかり脱いで、トイレの右端、タイルの床上ににきれいにたたんで置いていた。

そして、段差があったため、靴をぬがなければいけないと思ったのか、段差手前にちゃんと靴をそろえて脱ぎ、、、。

靴下のまま、とてもきれいとはいえない和式便器(周辺)をまたいでいたのだった。

そして、和式便器のアーチの部分に手をガバッとつっこむ形でしがみ付き、さらに、便器に頬をべったりとくっつけ、お尻をはね上げ、も のすごい勢いでふんばっていた。

そして、

「ママ~、このトイレは、つかれるね~っ!!」

と言いながら、足を右・左・右・左・・・と盛んに動かし、足踏みしているではないか、、、 !!

                                                 

き、、、汚い、、、。

汚すぎる、、、。

せめて、、、せめて、私は、早く、、、とりあえず、そこから出てきてほしいが一心で、

「はっくん、早く終わって!」

「早く終わりなさい!」

と叫んでいたが、

「いや~、、、。 もうちょっとでる~、、、。」

と言って、しばらく、そのままの体勢でふんばっていた次男、、、。

長女もその姿を見て、

「ひえ~~~~っっ! そんな姿、みたくな~い~っ!」

と言いながら笑いころげていたが、、、。

同じく、私も、できることなら見たくなかった。。。

                                          

いや~、それにしても、一事が万事。

長女は、何にしても、疑問に思ったら、”なぜ” ”どういう風に”と、まずは頭で理解したいタイプ。

一方、次男は、何にしても、疑問に思う前に、自ら研究、そのまま実践してしまうタイプ。

おもしろい。

                                             

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次男からの手紙

次男(4歳)から、初めて手紙をもらった。

今日は、その手紙を。。。

                                                       

ママへ。

『ママ おむかえ ありがとう。 

 いつも ごはん ありがとう。

 いっしょにあそんでくれて ありがとう。

 いっしょにてれびみてくれて ありがとう。  

 ほん よんでくれて ありがとう。』  

                                                  

パパへ。(こちらは、パパ宛の手紙)

『いつも みんなに やさしくしてくれて ありがとう。 

 パパ いつも うれしかったから ありがとう。  

 ごはん ありがとう。 

 かいしゃ がんばってね。  

 いつも あそんでくれて ありがとう 。

 パパ いつも ありがとう。』   

                                                          

次男は、白い画用紙に私とパパとそれぞれに絵を描いてくれた。

で、まだ字が書けない次男は、パパのところにその画用紙を持って行って、言ったらしい。

「はっくん(次男のこと)しゃー、パパとママにお手紙かいてあげたいんだけど、まだ字が書けないで しょ。

だからしゃー、今から、はっくんがいったことを、パパ、はっくんが描いてあげたこの絵のよこに書い て。」

そう言って、えんぴつと画用紙をわたしたらしい。

で、パパが書き留めたのが、この(上の)文章。

                                                  

なんだか、、、うれしかった。

私は、”その瞬間は、リアルタイムで楽しむ派”なので、普段から、めったに写真もとらないし、今の時代、珍 しく、ビデオをとらない。

(よって、家にビデオというものが、存在せず。)

昔、何かのコピーで、「思い出は、記録より記憶。」

、、、というのがあった気がするけれど、私は、まさにそっち。

でも、そんな私でも、この手紙は、ラミネートして、記念にずーっととっておこうと思いました。

こんな瞬間があるから、子育ても、すてたもんじゃありません。。。

                                                        

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お久しぶりです。

久しぶりに、こちらもよろしくお願いします!!

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長女の絵

最近、長女(6歳)が描く絵が、かわいい。

女の子の顔は、片目をウィンクしていたり、足には、アミタイツ。

ヒールの高い靴をはいていたりする。

頭にはティアラがのっかっている。

(長女は、これを、”かんむり”と言っていますが。。)

青い空に、太陽がキラキラ。

とってもカラフルで、かわいらしい。

                                                             

で、中でも私が好きなのは、長女の描く、花や木。

長女が描く花や木の下には、必ず、たくさんの黒い点々がある。

私は、初め、この点が何なのか、よくわからなかった。
「だんごむし、、、?」、、、かも、とも思っていた。
(長女と次男は、なぜか”だんごむし”が大好き。

よく、道端で拾い上げては、”かわいい~ かわいい~”と、キャッツキャ笑っている。)

けれど、だんごむしではなかった。

                                                    

「これはねー、たくさんの種よ~。

もし、このお花が(木が)かれても、たくさん、下のほうに種があるから、だいじょうぶ。

この種から、どんどんどんどん、お花がさくとよー。

だから、このお花は、ずーっとさき続けられると。」。

                                                          

自然界では当たり前のことだけれど、それをあえて絵に描くというところが、長女らしい。

う~ん、ニクイ!!

ハートをギュッとつかまれてしまった。

なんか、子供の絵は、ステキなことがたくさんつまっているんだよね。。。

                                         

その、長女が描く種の数たるや、ものすごい。

地下に奥深い深さから黒い種が描かれている。

どうかすると、地上の花や木の高さより、地下の種の方が深い。

で、その地下の種からは、なぜか、ものすごいエネルギーを感じる。

さっ、私も、この絵を励みに、一つでもたくさん、種をまいておきたいものです。。。

                                             

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東京~その2

そういえば、この間、東京へ行ったとき。。。

                                                        

羽田空港をでて、私たちは、ディズニーシーまでリムジンバスで行くことに。

、、、と、ディズニーシー行きのバス停の前でバスを待っていた時、ふと、お隣のバス停の行き先に目が留まり、ハッとした。

それは、東京郊外。

昔、私が住んでいたところ方面に行くバス停だった。

それを見た瞬間、意外なことに、

「、、、、、。

行ってみたいな、、、。」

という気持ちが、ジワリジワリとしみだしてきた。。。 

                                                      

私は、ダンナさんの転勤で、東京には4年ほど住んでいた。

東京へ引越しして、すぐに妊娠。

長かったつわり。

それが終わってようやく、初めての自分のかわいい赤ちゃんの誕生!!

、、、のハズだった。

けれど、生まれてきたそうちゃん(長男・13歳・知的障害アリ)は、生まれて早々(出産した翌朝)、救急車で大学病院へ運ばれた。

そして、生後半年の時に、告げられた障害。

衝撃、不安、そして絶望。

”あの土地での数年、私は、どんな風にやりすごしていたんだろう???”

と、今でも思う。

そのくらい、悲しい気持ちとやりきれない気持ちが渦巻いていた。

                                                    

だから、またダンナさんの転勤で、東京のその土地をはなれることになった時は、なんだか不思議と気持ちが軽くなる思いがした。

これで、いろんな思いを、この土地にそっくりそのまま残し、気持ちを清算できる気がした。

これで、ハッピーな出産を夢見て選んだ、食事がおいしいと評判だった、かわいい水色の屋根の産婦人科の病院を目にすることもなくなる 。

(この病院をみるたびに、私の胸は痛んだ。)

リビングからみえる、すぐ目の前にある栗の木と、栗の木のにおい。

そばを走る京王線のガタンガタンガタガタガタ、という音。

(この変わらない風景をボーっと見ながら、そうちゃんのこと、将来のことを、あ~でもない、こ~でもないと想像した。)

いつも定期的に通っていた大学病院。

(検診の日、病院に近づくだけで、おなかが痛くなったっけ。)

そうちゃんが通っていた療育園。

(そうちゃんには障害があることを、まっすぐに目をむけなければならない場所だった。)

実にいろんな気持ちと葛藤した日々をこれで断ち切れるのだ。

「あ~、もー、エライ目にあった。

もう、私は二度と、ここに来ることはないと、自信をもって言いきれる。

東京には来ることがあっても、ここには絶対、一生涯、来たいとは思わない。」。

と、引越しの日、私たちが去るとき、今まで住んでいたマンションを前に、あの日、私は、ダンナさんに大きな声で宣言した。

                                                      

私は小さい頃から、父の仕事の関係で、何回も引越しした。

だから、何回も家が変わった。

学校も変わった。

友達もガラリと変わった。

けれど、引越しのたびに、いつも思った。

「また、いつか、ここに遊びに来たいなあ~っ!!」。

「絶対、遊びにくるからね~っ!!」。

そして実際、昔、住んでいたところに立ち寄った時なんか、

「うわ~~~っ 懐かしい~~~~~!!」

と、声を上げずにはいられない。

ノスタルジックな気持ちにつつまれて、なんだか古巣にもどってきたような、とてもあたたかく幸せな気持ちになったものだ。

こういう愛着のある土地が、父の転勤のおかげで、自分には、何箇所もあると思うと、父が転勤族で、私は、”得だよね~!!”と思って いた。

だから、東京を離れる時の、”私は、もう二度とここにはこない。”なんて思いは、私の中では、それが初めてだった。。。

次回へつづく

                                                   

                                                      

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東京

2年ぶりに東京へ行った。

今回は、長女(5歳)と次男(4歳)を連れての2泊3日の旅。

(そうちゃん<長男・13歳・知的障害アリ>とパパは、お留守番。)

今回は、姉(行正り香:お料理の本をだしてます。)家族と合流して、ディズニーシーでたっぷり遊ぶのが目的。

で、残り1日は、姉の家に泊まって、ゆっくりすごす、、、というプラン。

                                                   

2年前にも、同じコースで遊びに行ったけれど、あの時とは雲泥の差!

姉と私の子供たちが成長したぶんだけ、楽しさののりしろは広がった。

ベビーカーを押さずに、だっこもせがまれずに歩けることが、こんなにも楽チンなことか!

レストランでも、とりあえずは、ゆっくり食べられる幸せ。。

姉の子供二人と、こちらの長女と次男は、同年代。

この子供たち、ディズニーシーでも、無事、行方不明者が出ることもなく(快挙!!)、ようやくみんなでいろんな乗り物(アトラクショ ン)にも乗れるようになって、感激っ。

なんといっても、子供の名前を呼べば、とりあえずは、皆、こっちにやって来てくれることの便利さ、そして、ありがたさを痛感したディ ズニーシーだった。

(これは、前回との大きな差。

前回は、子供たちが、本能のまま、あっちこっち自由に歩き、走り回るので、大変だった。

まるで、姉と私は、獲物を追う”ハンター”のようだったっけ。。)

姉と私は、

”子供たちも、やっと、<さるレベル>から<いぬレベル>に昇格したね~!!

 なんて、すばらし~っ!!”

と、互いの子供の成長をたたえ合った。

                                                      

私は、二人姉妹なのだけれど、この歳になって、つくづく、”あ~、おねーちゃんがいて、よかった~!!”と思う。

最近では、姉とは、年に2~3回会うくらいだけれど、会うたびに、”やっぱり姉妹(兄弟)って存在、貴重だなあ。。。”って思う。

友達やパートナーは、その気になれば、出会うことができるけれど、姉妹(兄弟)だけは、どんなに努力したって、自分の力じゃどうにも ならない。

こんなに気をつかわず、楽しめるという関係は、そうはないと思う。

そして、歳を重ねるほど、同じ釜の飯を食った仲間、、、というのか、寝食をともにした同志、、、というのか、たまたま同じ女性(母・ よしこ)から生まれた奇跡、、、というところなのか、、、。

姉とは、なんだか妙な”連帯感”がうまれてきているように思う。

姉とは、ライフスタイルも顔も性格も、ぜんぜん違うんだけれど、なぜか、根っこの部分は、ぶれることなく似ているから、とても不思議 。

                                                      

今、少子化がすすんでいるけれど、たとえ、子供の部屋がなくったって、塾には行けなくったって、大皿料理でおかずのとりあいになったって、、、。

それでもやっぱり、姉妹(兄弟)は、一人でもたくさんいた方がいいなあ、、、と思う。

私も、あともう一人でいいから、姉か兄か弟か妹かいたら、さらによかった、、、かも。

欲をいえば、姉と兄と弟と妹がほしかった。。。

                                                      

P.S.
ディズニーシーに泊まった夜。。

次男は、昼間、生まれて初めて、ジェットコースターみたいのに乗ったり、上から下にドドドドドーと落ちるアトラクションに乗って、どうやら脳が興奮した様子。

夜中2時半すぎても、なかなか寝つけず、、、。

”い~かげん、寝てちょーだい。”と言う私の耳元で、次男は、甘い声でささやいた。

「ママ~。

はっくん、もう寝れないからしゃー(さー)、しょうがないからしゃー(さー)、これからふたりで、おさんぽにでもいこっか?」。

さっ、、、さんぽ?!

、、、ずっこけました。

この次男の影響(次男、それから姉のベッドにもぐりこんだようです。)で、姉は、朝方の4時まで寝れなかったとか。。

(私は、、、、ちゃっかり寝ました。。)

                                                  

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ふしぎワールド

今、長女(5歳)と次男(4歳)のおしゃべりは、かわいくって楽しい。

私がピアノを教えていても、3歳から8歳までくらいの子供との会話が一番楽しい。

そのくらいの歳の子供は、まさに、ふしぎワールド。

                                                   

しっかりしているようでいて、どっぷりとメルヘンの世界に浸っている。

ユーモアもありプッと笑わせたかと思うと、時に詩人のようでもある。

ジーンとさせられたり、ホッと癒されたりもする。

コロコロと変わる表情や一生懸命にしゃべるとがった口をみていると、おかしいやら何やら、、、。

でも、次は何を言いだすのか検討もつかないので、ワクワク。

すっかりこの”ふしぎワールド”に魅了されてしまう。

                                                         

次男(4歳)も、最近は、そうちゃん(長男・13歳・知的障害アリ)のことを不思議に思うらしい。

「どうして、そうちゃんはしゃー(さー)、”○×△◆□♯÷”とかばかりいってしゃー(さー)、じょうずにおしゃべりできないの?」

と、まっすぐに聞いてくる。

長女も、この間、いっしょにお茶していたら、頬づえをつきながら、いつになく大人っぽい表情で私に聞いた。

「ねえ、ママ。

そうちゃんってさあ、いったい、なんの病気?

もしかして、そうちゃんさあ、、、、。」。

私が答えようとした時、長女は、真顔で続けて言った。

「ねえ、ママ。

そうちゃんってさあ、もしかして、、、はくないしょう(白内障)???」。

もう、思わずプププーっと笑ってしまった。

白内障???

どこからそんな病気を知ったんだか。。

私は笑いながら、

「白内障だったらよかったんだけどね~!!

白内障だったら手術すれば治るけど、そうちゃんのは、治んないからさー。

そうちゃんの病気は、”ソトスしょうこうぐん”っていうのよ~。」

と言った。

すると、長女、

「えっ?

なんて?

もっかい(もう一回)いって!!」

と、私に病名を再確認した後、静かにうなずきながら、

「なるほどね~~~~。」

と、妙に納得したように、そして、なぜかうれしそうに言って、風のように去っていった。

                                                       

この間、夕焼けのきれいな夕暮れ時は。。。

長女と次男が空を見上げながら、テラスに二人並んで、ちょこんと座っている。

、、、と、次男が、

「なっちゃん(長女のこと)。

今日の雲は、きれいだね~。」。

すると、長女は、空を指差しながら、

「ほんとにきれいね~。

はっくん(次男のこと)。

この雲はね、ずっと遠くアメリカまでつづくんだよ~。」。

すると、次男、驚きを隠せず、ググッとのけぞりながら、

「えっっ?!

アメリカ????

そうなんだー。

すごいよね~。」。

二人、また静かに、きれいな夕焼け空をジーっと、うっとりしながら眺めていた。

                                                      

ふしぎワールド。

私もぜひ、その世界に踏み入れてみたいです。。。

                                                    

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夏休み・初日

今日から、そうちゃん(長男・13歳・知的障害アリ)、夏休みに突入。

ちょっと前だったら、”この夏、いったい、どうすごそう、、、???”。

気が遠くなる思いで、夏休みの初日を迎えていた。

でも、ここのところ、そうちゃんと私の長い長い夏休みは、格段に変化した。

                                                      

ちょうど長女(5歳)が生まれる頃にはじまった制度で、救世主(ヘルパーさん)が登場!

ヘルパーさんに、そうちゃんの子育てを手伝ってもらえるようになった。

(病院に連れて行ってもらったり、家で留守番をしてもらったり。)

それに加えて、昨年の夏から”放課後支援事業”が、とうとう、そうちゃんの特別支援学校でもはじまった。

(小学校でいう、留守番家庭のようなもの。)

ヘルパーさんと放課後支援の先生方のおかげで、ただただ長く、暑い夏をひたすら耐え忍び、二人、時間がすぎるのをじりじりと待つ生活 から、一転!!

そうちゃんにも、そして、私にも、それぞれに新しい時間が開けた。

おかげで、夏の青空を晴れ晴れした気持ちで見上げることができるようになり、なんだか、”そうちゃんの将来も、ステキに明るい”気が してならない。。。

                                                         

長女(5歳)と次男(4歳)も、気がつけば、そうちゃんとはもう、結構に長いおつきあい。

街中で、障害のある方とすれちがっても、特別だという感覚はないらしい。

ただ、二人とも、

「あっ、ママ! 

今、そうちゃんと同じ病気の方だったね~っ!!」

と、言っては、私に確認・報告する。

でも、一緒に、(そうちゃんの学校の中にある)放課後支援のお部屋に行った時なんかは、ちょっとまだビビッていたりする。

                                                       

そうちゃんの学校のお友達は、障害の特性からか、大きく体をゆすり、手をバシバシたたきながら、ピョンピョンとジャンプして跳ねてい たり、大きな声で何やら叫びながら廊下を猛スピードでダッシュしてたり、、、。

長女や次男の保育園のお友達とは、ちょっと、、、いや、かなり、行動が異なる。

加えて、長女や次男より、ずっとずっと体が大きいので、そんなそうちゃんのお友達が目の前に立ちはだかると、さすがに、長女なんかは 、ビックリした顔をして、ズズズっと後ずさりする。

                                               

、、、と、今朝も、そうだった。

(今朝は、放課後支援にそうちゃんを預けて、それから長女と次男を保育園へ送った。)

だから、そうちゃんを預けた帰りの車の中で、

「ねえ、なっちゃん(長女のこと)。

 なっちゃんはさあ、そうちゃんのお友達、こわ~い?」

と聞いてみた。

すると、長女は、

「う、、、ん、、、。 

そうちゃんはね、こわくないけど、、、。 

そうちゃんは、もう慣れたから。。」。

私が、「そう。」と言うと、続けて長女は、

「だってね、そうちゃんは、家族だから。」

と、付け加えた。

                                               

長女も5歳。

きっと、長女なりに、そうちゃんを理解しようとしているのだと感じる。

長女が”慣れる”という言葉を使ったけれど、私も、まったく同じ思いがする。

”障害を受け入れる”とか”受容する”とかいうけれど、きっと、それは、”障害に慣れる”ということなのだと思う。

今日、長女とも、車で、

”考えてみたらさあ、たとえば、犬だってさー、それまでぜんぜん犬っていう動物を知らなくって、初めて見たと したら、ビックリするだろうね~!!”

という話をしたんだけれど。。。

                                                           

《突然、道の角から、4本の足を小刻みに動かして歩いている、体は毛むくじゃらで、お尻の先にシッポまではえている動物が向こうから やって来る。

目が合ったかと思うと突然、その動物は、大きな声で、”ワン!”と吠え、、、。

そして、どういうわけか、その動物は、”ワン”以外の言葉はしゃべらない。

見れば、その動物、遠慮なく道ばたでウンチもして、時々、そのお尻を舌でペロペロなめたりしている、、、。》

                                                          

そんな動物に、生まれて初めて出会ったとしたら、きっと腰をぬかすほどビックリすると思う。

けれど、その動物は”犬”という動物で、”犬という動物は、そういう生き物なんだ”っていうことがわかったら、その時初めて、”コワ イ”という感情は、そこで抜ける。

そして、次に、犬という動物と触れ合って、犬の毛のフワフワと暖かい感触を味わい、犬からシッポをふってもらって心が通じた時、はじ めて、”かわいい”という感情が生まれる。

、、、そう考えると、物事はすべて、”慣れ”、そして、”経験”によって生まれてくるものなのかもしれない。

そして、きっと、そこからしか、学ぶことができないものなのかもしれない。

だから、長女と次男には、そうちゃんのぶんまで、いろんなことを経験してもらおう。

大きな人になってほしいなあ。。。

                                                   

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カラスの毛

この間、ごはんを口いっぱいにほおばりながら、長女(5歳)が、ニコニコして言った。

「ねー、ママ。

わたしの布団にはさあ、カラスの毛がはいってるの?」。

                                                            

そういえば、先日、私が布団をたたんでいる時、長女に、”羽毛布団には、鳥さんの毛がはいってるから、ふわ~っとして、あたたかいんだよー。”というようなことを言ったっけ。

最初は、長女、私がウソを言ってると疑っているようだった。

けれど、それがホントのことだとわかった時の長女の驚いた顔は、印象的だった。

「え、、、っ、、、鳥さんの毛、、、?!」

と、自分の布団をさわりながら、しばし放心状態だった長女。

ちょっと想像つかなかったらしい。

                                                             

けれど、そのことを長女なりに納得して考えたのが、冒頭の”カラス”。

思わず、私は、

「カラス~?! 

カラスじゃないよ~!!」

と笑ってしまったけれど、、、えーっと、なんの鳥だっけ?

グースよね、、、?

そうそう、グースってさあ、、、ガチョウよね?!

、、、、と、笑い飛ばした割には、その後、ドギマギした私だったけれど、、、!!

                                                            

私は、子供のこういうところが好き。

なんていうか、まったく先入観なしにものごとを考えるので、”すごいなあ。。。”と、思ってしまう。

私の中でのカラスは、”頭はいいけど、ずるがしこい。 クラスにいたら、気になる存在ではあるけれど、心底は親しめない。”といった感じの印象。

で、一般的には、カラスは、不吉な鳥。

カラスの羽毛布団につつまれながら寝るなんて、ちょっと、いい夢、みられそうにない。

(個人的には、ハトはどうしても好きになれないので、ハトの羽毛布団も遠慮したいけれど。)

                                                           

私が長女に、

「なっちゃん(長女のこと)さあ、なんで、カラスの毛だと思ったの?」

と聞いたら、長女は、うっとりしながら、

「だってさあ、さわったことはないんだけど、カラスの毛ってやわらかくて、きもちよさそうだも~ん。」

と言っていた。

そのとろけそうな顔をみたら、私まで、”カラスの羽は、なんだか硬そうだけれど、その羽の下には、もしかしたら、ふんわりやわらかなフワフワの最高の毛があるかもしれない。。”と、マジで思ってしまった。

                                                        

そういえば、そうちゃん(長男・13歳・知的障害あり)も、”カ~ラ~ス なぜ鳴くの~?”の歌が大好き。

童謡の中でも、好きな曲の一つで、CDを聴いていると、いつも何回もリピートして、一緒に歌っている。

”嫌われモノ”のイメージが強いカラスだけれど、あの歌の中でも、カラスは、とっても優しい。

”知らず知らずの間に、大人は、先入観に縛られているんだなあ、、、。”と思います。

ああ、いけないいけない。

今度、カラスに会ったら、挨拶でもしときます。

                                              

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