一昨日は、次男から風邪(嘔吐・下痢症:文字通り、上からゲー・下からビーの風邪)をうつされ、さんざんだった。
この風邪、いつも突然にやってくる。
”なんかちょっと、調子が悪いかな。”というような前ぶれは全くなく、突然、”おっ、なんかムカムカしてきた、、、。”と思ったとたん、ピークがくるまでに、そう時間はかからない。
カキであたったことはないけれど、突然に上に下にくる、、、というところは、似ているかも。。
で、一昨日の風邪、そのピーク時に、三人衆(そうちゃん・長女・次男)が家にいた事もあり、やーもー そりゃ大変だった。。
初めのうちは、ソファうずくまりながら、「マズイ、、、。」と思いながらも、どうか、次男の風邪がうつってませんように、、、、と、ただただ願ったが、それもむなしく、どんどんピークに向かってまっしぐら。
だんだんと脂汗がでて、あまりの気持ち悪さに、背筋がまっすぐにのびず、猫背のような姿勢でしか歩けなくなった。
そして、だんだんと声をだすことすら苦痛になるほど衰弱。
これはいけない、、、、あの三人衆に、私が体調が悪いという事をわからせねば!!
私は、体をひきずりながら、三人衆のいるリビングへ、トボトボと行き、「ねー、、、ママね、今日、病気なの。 わかる? 病気できついの。 だから、大切にしてねー。。」と、しぼりだすように言った。
すると、長女(2歳)が飛んで来た。
「ママ、病気? 大丈夫? ヨチヨチ(ヨシヨシ)してあげる!」と言って、私の頭をなでてくれた。
気がつかないうちに、長女は、こんなにやさしい娘に成長していたのか、、、、長女だけは、病気の私を気遣ってくれるかもしれない、、、という淡い期待をいだいたのもつかの間、「どーして? ママ、なんで病気なの?」
「ここ? ここが痛いの? かゆいの?」と、あれやこれやの質問攻め。
そして、しまいには、なにやら”お医者さんごっこセット”に入っているクリームを持って来て、私にそれを塗るマネをし、「ねっ、ママ、なおった? なおったでしょ?!」
いや、、、、ぜんぜん、なおらない。
それどころか、どんどんひどくなっていく。。
その後も次々と、やれ、お人形の服を着せてだの、プールバックがなくなっただの、頭にスカーフをまいてだの、、、、普段となんら、変わりはなかった長女。。。
次男(1才)は、だっこ、だっこ!
私が抱き上げるまで、私の足にからみつき、ネバーギブアップ。
そして、本を持ってきては、”よんでー。”とせがむ。
そして、さっきからこの次男、家のコードレス電話を持ち歩いていたのは知っていたが、そのイタズラをとめる気力さえなかった私は、それを放置していた。
しばらくして、次男が私のところに来て、「はーーーーーい。」と電話を渡すので、それを手にとってびっくり、、、。
なんと、その電話、”通話中”となっており、ちょうど、51分経過しているところだった。
この子は、いったい、どこのだれと、今まで話していたのだろうか、、、。
リビングでは、テレビのチャンネル権をめぐって、そうちゃん(長男・10歳・知的障害アリ)と長女が争っている。
この争い、日常の事で、普段、私が仲介に入っても、延々と続くもの。
でも、今日は、長引かせてはならない、、、私の体力消耗にかかわる、、、ということで、テレビの裏のコードに手を伸ばし、スポン!
非常時対策として、私が思いついた”荒業”により、ここは、一件落着~!
そうちゃんは、トイレの前でうなだれる私を見て、「ママー ねむたーい(眠たいの)? だいじょうぶ~?」とやさしい声のひとつは、かけてくれた。
が、後は、長女と何ら変わらず。
「(明日)学校ある?」
「ごはんは?」
「ファイナルアンサーある?」(みのもんたの番組が今日あるか?、、、という質問)
私が、答えられずに首をガックリうなだれていると、そうちゃんは、なぜか、その私の姿がおかしいらしく、私をゆさぶってはケラケラ笑っている。
キャー 鬼~!!
あーダメだ、こりゃダメだ!
せめて、今日は、ダンナさんに早く帰ってきてもらわねば!
今朝、玄関で、今日は会社の懇親会の飲み会があるから、帰りが遅くなるとかなんとか言っていたが、さっそく電話。
「あっ、今、いーい? 私さあ、、、」と、声も絶え絶え言いかけた途端、返ってきた言葉、、、。
それは、「まいった~! オレさー、やられた。 カンペキ、風邪うつされた。 もう、今、気持ち悪くて、吐きそー。」
、、、、という事で、最後の頼みの綱は、あっさり消去。
もう、ここは、なんとか自力でのりきるしかない。
もう、夕食だって、作るどころではなく、”今日は食べた事にしてくれないか、、、。”と、向こうの三人衆を薄目で見ながら、マジで思ったくらいだったが、そういうわけにもいかず、、、。
なんとか、冷凍していたおかずをレンジでチンして寄せ合わせ、形にし、、、。
なんとか、食器を、食器洗い機におさめ、、、。
なんとか、キャーキャーいって、逃げ惑う子供を力なく追いかけ、パジャマを着せ、、、。
そして、なんとか、寝る時間へとこぎつけた。
やっと、この布団にまでたどりついた。
あとは、横になるだけ、、、。
おお神様、今日は、あまりにひどい一日でした、、、。
さあ、電気を消そうと思ったその時、「ねー、ママ。 まねっこピーナッチュ(まねっこピーナッツ)は?」
長女がトドメをさした。
そういえば、うちでは毎晩、お布団で寝る前にすることがあった。。
NHKの子供番組で、”まねっこピーナッツ”というキャラクターがある。
”まねっこピーナッツの歌”を歌い、”まねまねまねっこピーナッツ!”というフレーズにあわせて、ポーズをとる、、、というもの。
それを一人一人順番で回していく。
もちろん、手拍子をとって歌を歌うのは私。
でも、一昨日は、フラフラで、とても、そんなお付き合いのできる余力は残っていなかった。
だから、私は、か細い声で長女に、「今日はね、、、ママ、病気だから、ピーナッツなしよ。。。」と、説き伏せるように言った。
が、長女は、素直に納得するどころか、泣きわめかんばかりに、「ピーナッチュ するの~! ピーナッチュ したい~!」
長女の性格上、無理にねじ伏せるより、ここは、素直に従ったほうが得策とみた私は、仕方なく、いつものように、「オイラと勝負だ~、、、いかしたポーズだ~、、、」と、まねっこピーナッツの歌を、ドーナツ盤のレコードの回転が違ったときのように、ゆーーーーーっくり、小さな声で、ボソッボソッと歌わされたのだった。
もちろん、三人はそれぞれに、自分のポーズできめ、いつもと変わらず楽しそうだった、、、。
一昨日は、嘔吐・下痢症との闘いだったとともに、この三人衆との闘いでもあった。。。
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