お知らせ

今日は、姉(行正り香)がつくった”行正り香とダッシー7(セブン)”の紹介です。

                                                             

これは、味の素レシピ大百科のホームページに、和食の作り方を紹介したものなのですが、単にレシピの紹介ではないので、ぜひ見てみてくださ~い!

動画あり、歌あり、そして、かわいいキャラクターの登場ありですよ~。

                                                              

そして、主題歌の「ラララ 和食にしよう」の作曲は、、、じゃじゃじゃーん、、、私がしました。

(編曲は、きたはらゆきひこ さん。)

で、作詞は姉。

歌っているのも、姉です。

                                                              

そのほか、キャラクターの声は、すべて姉がしています。

姉は、一人何役もしていて、大活躍。

なんともオールマイティーな感じです。

                                                              

<行正り香とダッシー7>                                              

http://www.ajinomoto.co.jp/recipe/yukimasa/  

 ”料理動画”というところをクリックして、”歌「ラララ 和食にしよう」”というところをクリックすると、歌と動画がながれてきます。 

                                                          

”キャラクターとレシピ”のところをクリックすると、かわいいキャラクターたちがいっぱいでてきます。 

(ちなみに、そうちゃんと私は、ミソッパ。  

 長女は、七ちゃん。 

 次男は、倍八ちゃんのファンです。。) 

                                                            

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くるくる寿司に行く ~その2(完)

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”外食に行く”という、日常の、なんてことのないことでも、ひとたびそこに”そうちゃん(長男・11歳・知的障害アリ)”が加わると、ドラマティックになる。

私たちの思いとそうちゃんのベクトルが一致することがなかなか難しい中、そうちゃんとくるくる寿司に一緒に行けたことは、スゴイことなのだ。

私とパパは、も~うれしくてうれしくて、「えーっ?! また、今日もくるくる? 好きね~!」と、母・よしこがあきれるほど、週末になるたびに、家の近くの”くるくる寿司”へ通った。

                                                             

そういえば、この間、、、。

家族でドライブをしていた時、「今日の夜、ごはん、なににしようか、、。」と話していたら、偶然、向こうの方に、”くるくる寿司”の看板が見えてきた。

「じゃ、また、、、今日も行っちゃう??」ということになり、またまたその日もくるくる寿司へ。。。

ただ、今回は、今まで行っていた家の近くのお店ではなく、郊外の私たちも初めて行く、くるくる寿司。

「そうちゃん、もう何回も、くるくる寿司に行ったから、くるくる寿司は慣れたよね?

まー、どういう感じかっていうのはわかっただろうから、新しいお店でも大丈夫だよね??」という事で、私たちは、初めて行く、くるくる寿司へゴー。

                                                             

中に入ると、いつも行っているくるくる寿司屋さんと同じく、たくさんのお寿司がくるくる回っていた。

でも、早い時間とはいえ、お客さんはほとんどいない。

そのガランと広い店内には、あっちに4人、こっちに4人、向こうにも4人、、、という感じで、なぜだか店員さんがものすごくいっぱいいて、みんな、兵隊のように微動だにせず並んでいた。

、、、なんとなーく、いつも行っているくるくる寿司とは違う空気が流れているような、、、。

                                                              

私たちはテーブル席を案内された。

イスがやたらと狭かったため、今回は、私と長女(4歳)と次男(2歳)がおりかさなるように座り、向かいに、パパとそうちゃんが、これまた窮屈そうに座る。

で、今回は、長女とパパが、くるくるくるくる回っている側を陣取った。

お手ふきで、手をふきふきして、子供たちにエプロンをして、、、「さあ、、、とろうか、、、。」。

「さあ、とろう、、、。」

「さあ、、、。」

「さあ!! さあ!!」

、、、と思ってはいるものの、なかなか、くるくる回ってくるお寿司に手がのびない私。。

                                                              

”くるくる寿司は、100円均一ではないこと”は、前に、学習済みなのだが、それにしても、、、。

まずは、そうちゃんの胃袋を満足させようと、まぐろを狙うも、さっきから回ってくるのは、いつもの赤い色のマグロとはちがい、大トロばかり!!

しかも、ご丁寧に、”大トロ ○○○円”とお寿司の前に札まではってある。

こっ、、、これは、いくらなんでも高すぎる!!

なんたって、そうちゃんは、マグロオンリーの男なのだ。

こんな立派なマグロをお腹いっぱい食べられたら、たまったもんじゃない。

                                                              

マグロだけ高いならまだしも、長女が手を伸ばして今日もまたハリキッて取りつづけるであろう、”ウニ””いくら”も、”△△産 ウニ ○○○円” ”◇◇産 いくら ○○○円”と書いてあるではないか!!

これも、、、たっ、、高すぎる!!

とにかく、私は、さっきからかなり長い時間、くるくる台(お寿司がまわっている台)を凝視しているにもかかわらず、くるお寿司、くるお寿司、あまりにも立派な値段がついていて、私は、サッと手を出そう出そうとしながらも、出せずにいるのだ。

                                                              

私は、「ねえ、、、ここ、くるくる寿司だよね~?」と、パパにワケのわからないことを確認しながらも、横に座っている長女に、「あのねー、このお寿司ね、ものすごーく高いの。 だから、取らないでね。」と、ちゃっかり言った。

それでも、いつものようにウニといくらを狙って手を伸ばそうとする長女の手をサッと引っ込めながら、ウニといくらが目の前のくるくる台を通過するたびにドキドキしながら、「とったらダメよ~!!」 「ダメ、ダメ~。 とったらダメだからね~!!」と警戒。

                                                          

そして、とりあえず、急いで、手元にあるメニュー表を確認する。

ホッ。。

なーんだ、メニュー表にありました、ありました、、、安い方の、赤いマグロが!!

お手ごろ価格のお寿司は、どうも、このメニュー表をみて、そこに待機している店員さんに別注文するシステムの模様。

おっと、、、待ち時間なしで食べられる点が最大の魅力であるくるくる寿司なのに、、、。

なんたって、こちらは、そうちゃんを待たせるわけにはいかぬのだー!!

急いで注文せねばー!!

                                                            

私は少し慌てながら、まずは、「このマグロを、、、7、、8、、いや、10皿お願いします。」と、そうちゃん用のお寿司をオーダー。

そうちゃんは、いつものシステムと違うので、少し混乱したようだったが、あまり待つことなく、店員さんがマグロをもって来てくれた。

が、イスと同様、テーブルも窮屈なほど小さかったため、マグロの10皿が並ぶような余裕はなかった。

仕方なく、折り重ねるようにして、お皿を工夫して重ねながら、、、テーブルはマグロでいっぱいになった。

                                                            

大好きなウニといくらを禁止された長女はというと、それはそれは、たいそう不服そうな顔をして「じゃあさー、ママ。 なんだったら取っていいの~?!」と、私をキッと、にらんだ。

(そりゃそうだ。

いつものお店では、ウニといくらだけをサッサッサッサッとって、それは楽しそうにうれしそうに食べているのだから。。)

なんだったらっていいのって、、、そんなこと言われたって、、、そんなこと、聞きたいのは、私の方だった。

だって、”くるくる寿司”は、なんたって”安い!!”というのが醍醐味。

少なくとも、そういう風にすりこまれてしまった私には、今、この場においては、私の横で素通りして行くお寿司たちを、なんともいえない気持ちでにらみつけるより仕方なかった。

                                                             

にらみつけているうちに、私の目に留まったのは、プリンやわらびもち。

こりゃ、さすがに安い!

「あ~、ねーねー、プッチンプリンが回ってきたよ~、これ、おいしそうだねー!! これだったらとっていいよ~。」

「あっ、、、わらびもちだってー。 おいしそうだねー。 これもとっていいよ~。」と、長女をごまかしながら、私は、「でも、これじゃー、”ごはん”にならない。。。 困った、、、どれだったら とっていいことにしよう。。。」と、くるくる台をみつめながら、マジに考え込んでいた。

                                                             

、、、と、そうちゃんはといえば。。。

マグロを次々口に運びながら、さっきから一皿食べ終えるごとに、そうちゃんは、席をガタガタっとして立ったかと思うと、店員さんに向かって手をあげ、「すーみーまーせーーーーん!!」と、大声をはりあげる。

どうやら、そうちゃん、このくるくる寿司屋さんは、いつものくるくる寿司屋さんとは違うシステムであることを察知した模様。

マグロにありつくには、(いつも、そうちゃんが食べたのを見はからって私が次のマグロを一皿、くるくる台からサッとゲットするので)店員さんに、いちいちたのんで持ってきてもらわないといけないと思ったようだ。

                                                             

私は、とりあえず、手元にあるメニューからカジュアルな値段のお寿司をパッパッパッと注文した。

で、お寿司はやってきた。

が、だいたい、さっきオーダーしたそうちゃんのマグロでさえもテーブルにのりきれないのに、そのうえ、また新たに注文したもんだから、テーブルの上は、スゴイことになってしまい、重なったお皿の上に、また重ね、、、、。

なんだか、くるくる寿司に来て、のびのびできないなんて、この上なく物悲しい状態になってしまった。

                                                            

途中、悲しすぎて、逆に、”たまには、こういうのも食べてみた~い~!!”気持ちになり、私の横を無言で素通りしていこうとする”高いお寿司”を気まぐれにつまんでは、口にしたりしたが、次の瞬間、ハッと我に返り、”たかがくるくるごときで、こんな高価なものがあっては、ならん! ん~、ならん!! ならん!!!”と、さらに、私を意固地にさせた。

                                                              

パパは、途中、「まっ、こういうこともあるさっ。 今日は仕方ない。 だいたい、くるくる台からお寿司をとらないなんて、これじゃあ、ぜんぜん、くるくる寿司の意味がないじゃん。」と、開き直り、くるくる台に頻繁に手をのばしはじめた。

が、依然、私は、「これじゃーさー、立派なお寿司屋さんのカウンターで食べてるようなもんだよ。 

あのね~、ここは、あくまでも、くるくるなんだよー。」と言って、監視の目を緩めなかった。

                                                              

くるくる寿司を出た頃には、私は、すっかり、くたびれていた。

いや~、どうりで、お客さんが少なかったわけだ。。

                                                             

さあさ、そうちゃん連れて、”くるくる”の次はどこへ行こうかなあ。。。

                                                              

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くるくる寿司に行く ~その1

ここ数年、そうちゃん(長男・11歳・知的障害アリ)を連れて外食に行く機会は、激減していた。

(そうちゃんの大好きなハンバーガーを食べに、”サッと出てきて、スッと食べられ、パッと帰れるマクドナルド”へは、ちょこちょこ行っていたけれど、、、。)

                                                              

外食が遠のいたのはいつからか、、、を厳密に言えば、あのうどん屋さんへ行って以来のこと。

あの日以来、私とパパの間では、”外食は、しばらく、もういいね、、、。”ということになったのだ。

もともと、”待つ”ということが苦手なそうちゃん。

そう、あの日も、注文したうどんがでてくるまでの短い時間も、落ちついて待つことが難しく、席からはなれようはなれようとして騒いでいたっけ。

そんなそうちゃんをなんとかなだめながら、席につかせ、、、ようやくうどんが運ばれてきた。

                                                             

”そうちゃんがギリギリ待てるのは、うどん屋さんまでだね~。”と、パパと話しながら美味しくうどんを食べていたその時、そうちゃんは突如、”へックショーーン!!”。

、、、と、その大きな大きな”くしゃみ”とともに、そうちゃんの口いっぱいに”もぐもぐしていたうどん”は、そのままものすごい勢いでピューンとすっ飛び、テーブルに、それはそれは派手に散乱。

まあ、家族だけで食べていたとしたなら、なんてことのない風景。

でも、その時は、あいにく、店が混みあっていたため、相席。

そうちゃんの向かいの席には、知らないオジさんが、ズルズルっズルズルっと、うどんを食べていたのだ!!

                                                           

幸い、幅の広いテーブルだったため、オジさんのうどんの丼の中に、そうちゃんのうどんは届かなかった(と、願いたい。。。)ので、ギリギリセーフ(と、願いたい。。。)だったけれど、あれ以来、”そうちゃんと一緒の時は、ゆっくりお家で食べるのが一番!!”ということに私とパパの意見は落ち着いた。

                                                             

、、、ということで、手抜きしたい時は、外食でなく、出前。

そうちゃんのおかげで、出前のレパートリーも増え、美味しいお寿司やうなぎとも出会い、それはそれで、なかなか満足だった。

けれど、いつか、やっぱり、そうちゃんと一緒に外食を楽しめたら、、、という夢は、もちつづけていた。

                                                             

そして、ついに、この夏、ようやく下の子供たち(長女・3歳 次男・2歳)が、外食に行っても、それなりに落ちついて食べれるようになったのを機に、そろそろ、”そうちゃんも連れての外食にチャレンジしてみよう!!”ということになった。

で、行ったのが、くるくる寿司。

そうちゃんは、お寿司が大好き。

お寿司といっても、そうちゃんは、マグロ一筋。

マグロを食べて食べて食べつくす。

私も、意外なことに、くるくる寿司へは、どういうわけか、この歳になるまで、行ったことがなかったので、今回、晴れて、そうちゃんもいっしょに家族みんなで食べに行った日は、ドキドキ。

                                                             

まだお客さんの少ない夕方早く、私たちは、くるくる寿司へゴー。

お店の入口の看板には、”一皿 100円!!”と大きな太い文字でうたっている。

くるくる寿司のお店に入ると、テーブル席に案内される。

そうちゃんが”ごちそうさま”した瞬間に、私たちは速攻、店を去らないといけない計算になっているため、テーブル席に案内される途中から、私は、くるくるくるくる回っているお寿司を見ながら、”これ食べよう!!” ”あっ、、、これも!!”と、狙いを定める。

私と次男(2歳)が座り、向かいに、長女(3歳)とパパとそうちゃんが座る。

私と長女は、くるくるくるくる回っている側の席を陣取った。

                                                              

さあ、ここからは時間との勝負!!

まずは、今回、久々の外食、、、そうちゃんを満足させることなく、成功は、ありえない。

、、、ということで、そうちゃんの好きなマグロを、常にそうちゃんの目の前にちらつかせる状態を保つべく、私が、そうちゃんの食べるペースを見ながら、絶妙のタイミングで向こうから回ってくるマグロをゲット!

、、、と同時に自分の食べるお寿司と次男の好きそうなお寿司もゲット!

パパも、そうちゃんのマグロにお醤油をつけて食べさせながら、もう片方の手をビューンとのばし、お寿司を次々ゲット!

長女は、「ママ、楽しいね~!」 「楽しいよね~!」を連発しながら、ウニ、いくら、ウニ、いくら、ウニ、、、という、驚くほど規則正しい順番でテンポよくお寿司をゲット!

                                                              

私たち家族は、手と口を最大限むだなく動かしながら、まるで早食い競争でもしているかの勢いで、黙々と食べる。

途中、会話をする間もおしみ、食べる事にいそしんでいたが、くるくる寿司へ初めて行った私は、感動。

パパに、「ここ、いいね~!!」 「最高だね~!!」 「すごいよね~!!」を連発。

そんな私をみて、パパは、多少ぽかんとした節はあったが、私は気にしなかった。

けれど、私が、「いや~、ウニもいくらも穴子も、みーんな100円だなんて、信じられないよね~!」と口にしたとたん、パパは、かなりびっくりしていた。

「本当に、くるくる寿司行ったことないと? 一皿100円からってことで、全部が100円じゃないよ、、、。 お皿の色で値段が分類されとうとよ。」。

                                                              

ガガーン、、、くるくる寿司は、100円均一じゃないのかあ!!

努めて、高そうなネタから順に食べていた私は、それを知った時、さすがにさっきまでの気持ちは、ちょっとさめたが、このくるくる寿司、どちらにしても、”安いこと”には変わりなかった。

そうちゃんも、大好きなマグロを好きなだけ食べられるとあって、ニコニコ笑顔でご満悦。

途中、気まぐれに席を立つこともなく、かくして、久々の”家族みんなで行く夢の外食(第1回目)”は、大成功に終わったのだった。

                                                          

次回へつづく

                                                              

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焼肉

ジュ~ ジュ~ ジュ~

美味しいお肉が、お野菜が、鉄板の上で焼けていく。

目・耳・鼻、、、これほどまでに五感が、ここぞとばかりにそろって働くことは、そう多くはないと思う。

う~ん、焼肉、たまらない。。

                                                              

元旦、ダンナさんの実家へ行くと、夕食は、どうやら焼肉らしかった。

お正月とあって、和室の座卓には、お雑煮やお刺身や数の子や筑前煮、きんとん、黒豆、マカロニサラダ、、、たくさんの義母手作りのお料理が、所狭しと並んでいた。

でも、メインは、あくまで、焼肉らしかった。

座卓の中央に置いてある焼肉の鉄板は、今日が初めてのデビュー。

今日、この日のために、大きな鉄板(卓上焼肉用)を義母は用意。

                                                             

キッチンへ行くと、あとは、焼肉の準備(大皿に、これから焼くお肉や野菜を並べる)をするのみ、、、というところだった。

義母は、いただきものの、”米沢牛の味噌漬け”の桶を大切にあけ、大皿に盛った。

どうやら今夜は、これをジュ~ジュ~するらしい。

キッチンには、私と義母と、そして、義兄。

”米沢牛の味噌漬け”の桶からは、1、、、2、、、3、、、全部で6枚の牛肉が登場した。

最後の6枚目が大皿に置かれた瞬間、義母は言った。

「も~、焼き肉するの、今日が初めてやけん、、、。 

ん~、何を焼こうか、、、よくわからなーいわ~。」。

                                                              

ふと、テーブルを見ると、ざるに入った大量のブロッコリー。

どうやら今夜は、これもジュ~ジュ~するらしい。

私の記憶の中で、焼肉の時、ブロッコリーがしゃしゃりでたことはないけれど、、、う~ん、これもいいかも。

そして、ふと、テーブルを見ると、なぜか、すでにゆであがった鶏肉。

どうやら今夜は、これもジュ~ジュ~するらしい。

せっかくこれから”焼こう!!”というのに、もうすでにゆでられているというのは、鶏肉にとっては、なんとも納得のいかないところではあるかもしれないけれど、、、う~ん、これもいいかも。

(そうそう、大皿には、義父の目に入れてもいたくないほど愛しんで育てた、大きな大きなかさの椎茸もあった。)

                                                              

何を焼こうか、、、。

義母ならではの斬新な発想は、その後も続く。。

「おふくろ、他に野菜は何がある? なに焼く?」と義兄に問われた義母は、間髪いれずに、こう言った。

「ん~、レタス!!」。

それを聞いた義兄は、一瞬、ビックリした表情をした後、プーッとふきだしながら、「レタス~??? レタスは焼かんやろー。。」。

そして、「他に何がある?」と、再び義兄に問われた義母は、間髪いれずに、こう言った。

「ん~、白菜!!」。

それを聞いた義兄は、一瞬、固まりながらも、「白菜、、、、。 白菜は焼かんやろー。。」。

、、、ということで、急きょ、大皿に登場することになったのは、山芋だった。。

本日、鉄板の上にあがる野菜たちは、なんとか、そういう風にしてメンバーをそろえたのであった。

(その野菜たち、スポーツでいうと、”レギュラー”からは、ちょっとはなれた、”控え選手”といったところの顔ぶれ。)

                                                             

次に、義母は、「なにつけて食べる~?」。

義母のこの言葉を聞いた時、またもやこれから、なにがしかの”斬新なタレ”が登場するのではないかという期待で、私の胸は高鳴った。

冷蔵庫から真っ先に登場したのは、”エバラ 焼肉のタレ”。

けれど、米沢牛にはすでに味がついているのだし、野菜を焼肉のタレでは食べるまい、、、ということになり、却下。

で、次に登場したのは、”キューピー ごまだれドレッシング”。

けれど、これは、あくまでドレッシングだろう、、、ということになり、義母の提案は、次々と却下となり、結局は、塩・コショーとポン酢醤油、、、ということに落ち着いた。

                                                              

義母のお料理の素材の自由な組み合わせ(たとえば、お味噌汁にいれる具など)には、時々、”アーーッ!!”と驚かされることがある。

(ダンナさんも、小さい頃から、「これに、、、、これを、、、組み合わせるの?! で、これ、何て名前の料理??」という作品を数限りなく見てきたという。)

けれど、それは、いつも、私の中にある小さな固定観念を打ち破ってくれる瞬間で、なんだかとっても新鮮で、楽しかったりする。。

                                                              

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P。S。

みほさん・ciao!さん・レミさん・いづみさん・母親歴2年さん・つきこさん・さとみさん・あんずママさん・ぱるさん・こころさん・みほさん・sa-yu-riママさん、コメントをどうもありがとうございました!!

私のブログを見てくださっている方は、みなさんが寄せてくださるコメントを楽しみにしているんではないかと思います。

私の方こそ、いろんなお話を聞かせていただき、とても楽しいです。

これからも、いろんなエピソード、紹介してくださ~い!

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姉の本

姉が料理の本を出版してから、かれこれ8年くらいたつ。

”だれか来る日のメニュー”(文化出版局)という本が、姉が初めて出版した本なのだけれど、最初に、本屋さんで、あの本を目の前にした時のドキドキ、そして驚きは、今も忘れられない。

                                                              

”姉が本をだす”という話を聞いたのは、姉からではなく、母・よしこの口からだった。

ある日、よしこが私の家に遊びに来て、いっしょにお茶していた時のこと。

よしこは、「あっ、そうそう、ちはる(私のこと)ちゃん。」と言って、”そーいえば、思い出した”という風に、”姉が本をだすらしいこと”を私にきりだした。

その時のよしこの言い方が、あまりにも緊張感がなかったのも手伝って、私がよしこに言ったのは、「、、、えっ? ママ、”ほん”って、なーに?」という気の抜けるようなひと言。。

”姉”と”本をだす”という事が、あまりにも結びつかなかった。

すると、よしこは、「いやー、り香(姉のこと)がねー、そう言うのよ。 ママにも、どういうことだか、さっぱりわかんないんだけど。。」。

続いて私がよしこに言ったのは、「ママ、、、、”本”って、何の本??」。

私には、どんなジャンルの本かさえも、想像がつかなかった。

すると、よしこは、「う~ん、なんか、お料理だとかなんとか言ってたわよ。」。

(二人、顔を見合わせ、しばし沈黙。。)

私とよしこの会話は、こんな感じだった。

                                                                  

小さい頃から寝ても覚めてもマンガを書くのが好きで、漫画家になり、マンガ本をだす。

小さい頃から写真を撮るのが好きで、フォトグラファーになり、写真集をだす。

そういう順序を経て、本というものは書店に並んでいる、、、というイメージが強かった私は、姉が本を出すときいても、書店に並ぶような本のことだとは、その頃、想像もしていなかった。

もちろん、姉は、お料理を作るのは好きだったけれど、姉の仕事は、お料理とは関係のない、広告代理店。

だから、ますますピンとこなかった。

                                                             

で、その時、よしこと二人、首をひねりひねりして、考えた結果。。

”姉が、本をだす”ということは、おそらくこういう事だろう、、、と、予想した。

”おそらく、姉は、会社内の新聞かなんかに、「ミニミニクッキング」のようなものを投稿しているんじゃないか。。

それが、なかなか好評で、小さな冊子にまとめられる事になったんじゃないか。。。”。

おそらくは、そういう類の本なんだろう、、、というもの。

姉は、当時、会社の方を家に招いて、手料理を作っては、ワイワイしていたので、それがもとで、そういうことに発展したんではないか、、、という私たちの読み。

                                                          

私は、それまでにも、何度となく、姉には驚かされたり、泣かされたりしてきた。

たとえば、、、。

姉は、いつも突然にきりだす。

「ねえ、ちはる(私のこと)ちゃん。 りか、海外青年協力隊に参加することにしたから。 もう、決めたから。」。

とか、アメリカ留学中も、「ちはる(私のこと)ちゃん、、、。よくきいて。 もう、り香、日本に住むことはないと思う。 おそらく、こっちに永住する事になると思うよ。。結婚も、国際結婚だね、きっと。。 でもね、アメリカと日本は、飛行機乗れば、なんて距離じゃないから、いつでも会おうと思えば会えるんだから。 心配しないで、ちはるちゃん。 大丈夫よ。」。

(海外青年協力隊の話を聞いた時は、「り、、、りかちゃん、、、、なんでまた、、、。」と、私は、茶の間で呆然と立ち尽くしたものだ。

だって、この時、私は、のん気にテレビを見ていた。

そんな無防備な私の横で、姉が、何の前置きもなく、こんな事をいうものだから、驚いたなんてもんじゃなかった。。

アメリカ永住宣言をされた時は、なんとか考え直してくれないか、、、と、私は、涙を、、、鼻水までだして、受話器を片手に号泣したものだった。)

                                                                   

が、そうキッパリ宣言したにもかかわらず、姉は、海外青年協力隊になることも、アメリカ永住することもなかった。

ちゃっかり日本にいた。

それどころか、私が、「り香ちゃん、、、。 そういえば、ちはる、あの時は、り香ちゃんが、あんな事言うもんだから、ビックリしたよ~!!」と言っても、姉は、ハッハッハー。

豪快に笑い、「そんなこと言ったっけ??? ちはるちゃーーん!!」とのけぞり、どうやら、言った記憶さえなくなっているらしかった。

                                                               

だから、”本を出版する”と聞いた時も、どこまでが”ホントのこと”で、どこからが、”単なる姉の希望”なのか、そのへんが私の中で、ぼやけた。

それは、家族も一緒で、父までも、「り香の言うことだから、、、。 この先、どうなるか、わからんな。。」と、妙に落ち着いていた。

きっと、”家族の誰かが本を出版する”なんてことになったら、飲めや歌えやの大騒ぎで、大盛り上がり、、、になりそうだけれど、そういう背景(姉の過去の言動)も手伝って、なぜか、”一人盛り上がる姉”を囲む家族は、意外にも、ひっそりとしたものだった。

かなり懐疑的だったといってもいい。

                                                             

あれから、8年。。

姉は、お菓子・ワインと枠を広げながら、気がつけばたくさんの本を出版した。

そして、気がつけば、私も、毎回、姉の本を楽しみにしている一人。

                                                           

私は、本屋さんが好きで、暇がある時は、本をゆっくり手にとって見たりするけれど、今だに、”お料理の本コーナー”へ行くときは、胸がドキドキする。

で、姉の本のコーナーに行くと、家にも同じ本があるにもかかわらず、必ず手にとって、あらためてサササッと読んだりする。

本屋さんで読むと、”姉の本”という感じがしなくて、またまた新鮮だったりするのだ。

で、姉の本の中に”そうちゃん”がでてくると、コリもせず、毎回、「そうちゃんって、、、うちの、あの、そうちゃん??」と、ドキッ!

”お料理の本コーナー”で、姉の本を手にとってる人がいたりすると、ドクドクと、なぜか胸の鼓動は高鳴る。

この間、行った本屋さんでは、「行正 り香」の名札が逆さになっていたので、なんか、”余計なお世話”な気もしたけれど、サッと名札をぬいて、ちゃんと正したり、、、と、なかなか健気な妹でもある。

                                                                

もし、本屋さんで、姉の本を手にした時、背後からヌーッと、何気に現れる女性がいたとしたら、、、。

それは、私かもしれません。。

                                                                 

P.S.

「おいしい??」にコメントを、どうもありがとうございました。

ここで、よしこの名誉のために言っておきましょー。

よしこのお料理は、ホント~に美味しいです!

一度、「”砂糖”と”塩”を勘違いした時の”すき焼き”」を口にした時は、驚きのあまり、イスから飛び上がりましたが、そういうドジがない限り、サイコーです。

やっぱり、”おふくろの味”は、私の作るお料理の原点になっています。。

                                                              

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バイキングと私<後編>

前回ブログのつづき

                                                           

私たち(私とダンナさん)が行ったのは、なかなか美味しいと近所で評判のお寿司屋さん。

その日は、ただお寿司が食べたかったので、ふらりと行ったのだが、店内に入ると、”一定料金払えば、にぎり寿司食べ放題”というメニューもあるようで、それがどうやら人気をよんでいるらしく、隣の席の人も、そのメニューをオーダー。

、、、、ということで、私たちも、それにしてみることにした。

”にぎり寿司食べ放題”の醍醐味は、きっと、自分の好きなネタを好きなだけ、安心して、いくらでも食べられるところにあるのだろう。

だから、好きなだけ食べられたら、ホントは、それでいいのだ、、、十分、目的を果たしたといえる。

が、、、。

                                                       

私は、その、”にぎり寿司食べ放題”で、自分の好きなお寿司を食べ、満足満足、、、けっこうお腹もいっぱいになってきたなあ、、、という頃、ふと、壁にかけてあるメニューを見て、愕然とした。

私は、メニューを指差しながら、「、、、、ねー、、、、上寿司で、あの値段でしょ、、、、。 、、、、ってことは、今、これとこれとこれと食べて、、、、。 げっ、まだ半分にもならないよっ! これじゃあ、これからよっぽど食べないと、元とれないじゃないっ!!」

二人の間で、シーン、、、しばし、沈黙の時。。

で、次の瞬間、サッとダンナさんの顔色が変わったかと思うと、みるみる気合がみなぎった。

「たのもうぜー。 頑張って、どんどん食べようぜー!」

そのかけ声とともに、それからは、”制限時間”を見据えながら(バイキングには制限時間があった。)、二人、無言で、ただただひらすらにモクモクと食べる事に専念。

しゃべっている暇はなかった。

頭の中で、そろばんをはじきながら、好む好まざるに関係なく、ネタの高い順から注文して食べた私たち。

お寿司を一貫ずつ口にほおばった後にでる私たちの会話は、いつの間にか、「美味しいねー。」から、「まだ、食べれるよね?!」へと、変化していった。

もう、最後の方では、上にのっかっているネタの違いも、ほとんど感じる(味わう)ことはなく、「なんだ、、、、お寿司って、結局は、酢飯なんだね、、、、。」と、ただため息をつくばかり。

二人で、「このごはんさえはずせたら、もう少し食べれるのにねー、、、。」と悔しがり、シャリが邪魔で邪魔で、憎らしく思えたほどだった。

                                                          

その帰り、車に乗って帰る途中、さすがに二人して、気持ち悪くなった。

「お寿司の食べ放題になんて、行くもんじゃないね、、、。 ごはんが、ほら、ここ、頭の上までつまってる感じがする。。」

「あー 気持ち悪い~!」

、、、ということで、”バイキングは、もういい。 もうたくさん!”と、意見は一致。

もう、こりごりだった。

以来、その日を境に、私たちは、完全にバイキング嫌いとなり、もう、バイキングに出かけることはなくなった。

                                                                         

もう一生行くまいと思っていた。。。

が、下の子供が生まれてからは、なかなか、子供連れで気兼ねなく行けるお店がない中、バイキングは、小さい子供もウェルカムとあって、またまた、最近、バイキング流行が、長い沈黙を破って復活!

実家に、姉家族と私の家族が集まった時などは、小さい子供が多い事もあり、最近、「行く? バイキング?」というのが、”合言葉”になりつつある。

ゾロゾロとベビーカーを率いた集団が、大きなテーブルを占領。

私は、今では、あの時の教訓から、好きなものを好きなだけ適量食べる術をきっちり身につけた。

(私以外の家族もまた、私たちとそっくり同じ”まわり道”をして痛い目にあい、皆、ここに至った。。)

だから、もう、以前のようにガツガツしていないので、、私たちのテーブルは、上品で整然とした雰囲気にあふれ、、、、。

、、、、、と言いたいところだが、そうはいかない。

私たちのまわりで食べる小さい子供たち(姉の子供2人と私の下の子供2人)の、なんと激しい口の動きよ!!

4人が4人とも、そばで見ていて恐ろしくなるほどの大食漢。

で、しかも、その4人みんな、3歳以下なので、たいてい、バイキングに行くと、料金はフリー、、、つまりタダ。

                                                            

その子供たちの食べっぷりを目を細めて見ながら、私たちのテーブルでは、私・姉・母よしこが、「ねー、すごくない? これだけ食べて、子供はタダっていうの。。」

「バイキングって、いーよね~!」

「まー、なんだか、お店に申し訳ないようだわね~。」

「しっかし、こんな小さな体で、よくこんなに食べられるよねー、どこに入っていくのかねー?」

「ねーねー、お店の人、驚いてるんじゃない?」などと、”元をとりまくったこと”に大満足! 大興奮!!

で、こんな会話で盛り上がっていると、ここでたいてい、いつも冷静な父が、「こういう状況は、想定内なんだから。。 そのぶんは、大人のバイキング料金に上乗せされているんだから、べつに、”得してる”ってことはない。」と、ボソッ。

それをとりまとめるかのように、私のダンナさんが、「そーですね~。 そのへん、どーなんでしょうかね~。」

で、これといった結論がでないまま毎回お開きとなるので、私たちは、毎回、バイキングにいくたびに同じ会話を繰り返すこととなる。。。

                                                           

ところで、私の父のこの、”得してるってことはない”発言は、はっきり言って、正しい。

だって、結局、こうやって大人数でバイキングへ行った時、”ありがとね~” ”ごちそうさま~”と、軽く一声かけてもらったのとひきかえに、レジでお金を払うのは、他でもない、この父なのだから。

どんなに孫たちが元をとりまくったとしても、父が得する事は、ありえない。

                                                             

<P。S。>

そういえば、母・よしこがカキにあたったときのことを思い出しました。。

「もー、ママ、カキにあたって、さっきまで、タイヘンだったのよ~! こんなこと、初めてよー。 上から下から、でるものは全てでたって感じよ~!」と、ある日の深夜、電話がかかってきた。

次の日、私が、よしこの様子が気になって電話したら、留守電。

どこに行ったのかなあ、、、病院かなあ、、、。

しばらくして、よしこから電話がかかってきたのだが、それは、意外な言葉から始まった。

「ねー、今日ねー、バイキングに行ってきたのよ~! 美味しかったわよ~! もう、お腹がすっきり、すっからかんになっちゃったでしょ~、ほら、昨日のカキで。

だから、今日は、こんなに食べれるのっていうくらい、すごい量、食べちゃったわよー!!」

カキにあたった人の話は、今までいくらでも聞いたことがあった。

でも、カキにあたった次の日に、バイキングに行って、前日のものを取り返すかのように、たらふく食べた人の話は、さすがに、よしこが初めてだった。。。

よしこ、根っからのバイキングファン。。

                                                            

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バイキングと私<前編>

バイキング(食べ放題)は、楽しい。

いろんな美味しそうな料理が並んでいるのを見たときの、あのドキドキ。

私は、かつて、バイキング、大好きだった。

で、ある時期、いったん嫌いになり、そしてまた、最近好きに。。

今日は、その辺のお話を。。。

                                                               

まずは、さかのぼって、私が結婚する前。

それまでは、私の家族の間で、”バイキング”が、特に流行ったことはなかった。

けれど、一度、家族みんなで、ホテルのバイキングに行った時のこと。

それまで、バイキングに馴染みのなかった私は、その時、母・よしこから、”バイキングたるや、、、。”の手ほどきを受けることとなった。

                                                             

そこは、ホテル最上階にある、並ぶほど人気のある洋食バイキングのお店。

エレベーターをおりると、そこにはグルリと長蛇の列。

かなりの時間待たされた後、店内に案内されると、周りの人たちはみんな、バックをイスに置くやいなや、サーッ。

ものすごい勢いで、いろんな料理が立ち並ぶコーナーへと散っていった。

そこには、サラダ・前菜から、肉料理・魚料理、、、が並び、ところどころで、シェフがローストビーフを切っていたり、ステーキを焼いていたり、、、。

デザートやドリンクも所狭しといろいろ並んでいた。

                                                          

私たちは、お店のお客さんの勢いに圧倒されながらも、各々、料理をとりに。。

私は、とりあえず、パーッと、どんな料理があるか見渡した後、一番手前のサラダコーナーから順路通りに歩き、好きなものをゲット。

帰ってくると、私の父と姉は、すでに席にもどっていて、プレートをのぞくと、私とはちょこっとずつメインが違うくらいで、”前菜・サラダ・メイン料理”と、似たような感じで、バランスよく盛り付けてあった。

私たち三人は、テーブルで、「なんか、ここ、すごい人気だねー。 こんなにいっぱい美味しそうな食べ物があったら、なにから食べていいか、迷っちゃうね。。」という話をしながら、まだ料理をとりに行ったままもどって来ないよしこを待った。

                                                          

しばらくして、てんこ盛りに盛られたプレートを、大切そうに両手で持って、テーブルにもどって来たよしこは、「おまたせー。」

そして、私たちのプレートを見るなり、目をクリクリしながら言った。

「あらー、、、、どうしてー?

どうして、そんな、レタスやトマトなんて、家でいくらでも食べられるようなものをとってくるの?

そんなのバリバリ食べてたら、お腹いっぱいになっちゃって、他のもの、食べられなくなっちゃうわよー。

そんな、サラダなんて、とらないで、バイキングっていうのは、普段食べられない、こういうのをとるものなのよ~!!」

よしこは、自分のプレートを指差しながら言った。

見ると、よしこのプレートには、サラダなんてのは、葉っぱ1枚なく、”すべてがメイン料理”となっていた。

そして、よしこは、そのあとも、足繁く、食べてはおかわりに行き、最後のデザートなんて、私たちが横で見ているだけでも気分が悪くなりそうなほどの、たくさんの色とりどりのケーキをプレートに盛ってニッコニコ。

「ママ、不思議だわー。 おいしいケーキだったら、いっくらでも食べられるんだからー。。」

                                                           

もし、私がバイキングの経営者なら、きっと、よしこのプレートを見て、ギョッとするだろう。

そう、、、、要するに、私はこの時、よしこから、”バイキングたるや、いかにして、元をとるか、、、。”ということの教えをすり込まれたのだった。

最初は、よしこの食べっぷりに、ただただ驚いていた私も、いつしか、その辺の駆け引きを楽しむようになり、よしこの教えは、素直に私の中に浸透していった。

                                                          

すっかりバイキングファンになった私は、結婚してからしばらくは、空前の”バイキングブーム”。

なぜか、お給料日前になると、ダンナさんと二人で、”焼肉食べ放題” ”バイキング”、、、という看板に誘われては、よく足を運んだ。

それを知っていたよしこは、たまに私の家に遊びに来た時など、「これで、栄養つけてきて。」と言っては、私たちにお小遣いをくれた。

私たちは、そのお金を片手に、”しゃぶしゃぶ食べ放題”のお店へ直行。

たらふく食べたものだ。

が、回数を重ねるうちに、どうしても、”食べ過ぎて、おなかいっぱいになりすぎる”という問題が発生。

食べた後、お腹が膨張して不快になり、後悔、、、という日が何回か続いた。

魅力的だった”バイキング”に影がさしかかってきたある日、私たちはお寿司屋さんへ。

そのお寿司屋さんへ行ったのを境に、私は、一時期、”バイキングは、もーたくさん!”とバイキングには、こりることとなる。。

                                                         

次回へつづく。

                                                          

P.S.

コメントを、あたたかい言葉をたくさん、どうもありがとうございました!

すっかり、元気になりました。

今頃になって、「ママ、もう治った~?」 「大丈夫~?」と声をかけてくる子供たち。。

やー、もう、オソイです。。。

                                                        

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| | コメント (1)

友情出演・・・姉・り香

姉のり香(行正 り香・お料理やお菓子の本を出版しています)より、私のブログへ、メッセージ&簡単レシピが、メールにて送られてきました。

今日は、姉のメールをそのまま、ブログにのせますね。

                                                              

ちはるちゃんのブログを見てくださっている方々へ

姉のり香です。

妹のブログ、見てくださって本当にありがとうございます。

家族一同、昔のアルバムを見るように妹の書くブログを見て楽しんでおりますが、家族以外の方にも楽しんでいただけている様子。

なんだかうれしい気分です。

                                                      

さて、小児病棟弁当の”豚肉の梅しそ巻き”。

簡単なので、レシピお送りします。

(と言っても、届けた本人、記憶ございません。)

よく覚えていることは、妹の義理の母が、私と入れ替わりに病院から帰った時のこと。

10分以上たって、ガラガラとドアが開き、帰ったはずのお母さんがひょっこり現れます。

「いやあ~ スリッパのまま帰っとった~。 これやけん、田舎モンはいかんねー。

地下鉄の階段下りようと思ったら、スリッパやけん、もー、下りきれんやった~。」

(しゃべるスピードは、普通の方の1,5倍とお考えください。)

お母さんは、靴に履き替え、何事もなかったかのように出て行かれました。

スリッパをはいて道路を歩くのは、田舎モンでも珍しいとは思うけど、なんとも楽しいお母さんです。

                                                        

その後も、台所で妹がネギを切っているだけで、「すごかー、ちはるさん。」

私がキャベツを千切りしていると、「天才やねー、り香さん。」

そうちゃんが立って歩くと、「すごかー、一人で立って、すごかー。」

数を数えられるようになると、「数えられるって すごかー。」

(それも、心から本当に言ってくださっているようであり、拍手までしてくださるので、会うたびに、みんな、ちょっといい気分になってしまいます。)

                                                        

さてさて、本題の、豚肉の梅しそ巻き。

これは、焼いてもよし、蒸してもよし、揚げてもよし、時間がない時は、レンジでチンしてもよしのラクラクレシピです。

何も思いつかない時の献立のひとつにいかがですか?

私は、焼く・蒸すなら豚バラが好きですが、油が気になる方は、薄切りロース肉もおすすめ。

揚げる時は、ロースがいいかな。

                                                              

基本は、豚薄切り肉を広げて、軽く塩・コショウをふり、(少々小麦粉をはたいておくと、しそもはがれにくい。 でも、なしでもよい。 こういうステップを省くと料理は楽になります。 完璧でなくても、手作りが食べられたら、それで十分。)

練り梅を塗り(梅からスプーンでこそぎ落とし、酒を混ぜて伸ばすと扱いやすい)、青しそをのせます。

たっぷり二枚のせてもよい。

そして、手前から、くるくると巻きます。

この時、なるだけ隙間を作らないように巻くのがコツ。

フライパンにごま油を少々入れて焼いたり(必ず端を下にして巻き始める)、小麦粉をまぶして、とき卵、パン粉の順につけて油で揚げる、天ぷら粉をつけて天ぷらにする、急ぐ時は、お皿に酒少々と巻いたお肉をのせて、レンジでチンする、トースターで焼くなど、いろいろ変化を楽しめます。

巻くのも大変なら、重ねて蒸しても(チンでも)油が落ちて、いい感じです。

                                                        

付け合せは、ニラをさっとゆでて、海苔とごま油、少々の卵黄を混ぜて、しょうゆで味付けしたものや、トマトを薄切りして、その上に薄切りして塩もみしてゆすいだ玉ねぎをたっぷりのせ、市販のフレンチドレッシングをかけたもの、ごはんに味噌汁など、いかかでしょう?

                                                        

それでは、みなさん、さようなら。

あ、ブログランキングのクリックも ありがとう!                                                                                 

ここ! ここ! この下!

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妹をよろしくお願いしまーす!

姉・り香より

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心にしみた豚肉の梅しそ巻き

そうちゃん(長男・10歳・知的障害アリ)は、生まれた次の日、呼吸が苦しくなったため、救急車で大学病院に運ばれ、約1ヶ月半、入院する事となったのだが、その時の病院での話。

                                                           

そうちゃんは、NICUに20日ほど入院し、その後いったんは家に帰ってきたが、また、その数日後、呼吸が苦しくしくなり、発熱したので、再び大学病院へ。

それから、1ヶ月ちょっとの間、小児病棟に入院した。

感染症にかかっていたため、部屋は個室となったのだが、まー、その病棟・病室の古かったこと! 古かったこと!!

なんでも、戦前からの建物らしく、まわりが焼け野原になってしまった中、この病棟は、大丈夫だったらしい。

古いだけならよいのだけれど、そこには、健康な人をも、”どーにかして、病気にしてやるぞ~!”というほどの、スゴミのある陰気さがあった。

昼間でも十分、コワイのだけれど、夜になると、もう、それはそれは、、、!

パリパリにはがれた、ねずみ色の壁。

うす暗い廊下の蛍光灯、、、。

病室を出て、トイレに行くのさえ、かなりの勇気がいった。

幸い、そうちゃんの病室は、ナースステーションの目の前だったので、消灯になっても、そこから明かりがもれ、いつも、看護婦さんがバタバタと出入りしていたから、まだよかったけれど、あれが、隅っこの部屋だったりしたら、、、ヒャーっ、考えただけでも恐ろしい。。。

                                                         

そうちゃんは、東京で生まれた。

ちょうど、姉も東京に住んでいるので、里帰り出産ではなく、母・よしこが私のところに手伝いに来てくれた。

よしこは、お産前から来てくれ、そうちゃんが入院してからも、ずっと私に付き添ってくれた。

でも、これからどのくらい、この入院生活が長引くのか、検討もつかなかったので、よしこは、いったん実家へもどることになり、代わりに、今度は、義母が手伝いに来てくれた。

病室には、24時間、必ず誰かがいなくてはいけない事になっており、私と義母は、毎日交代で病院に泊まった。

                                                           

よしこが、今日、実家に帰るという日、「ちはる(私のこと)ちゃん。 ごはんだけは、しっかり食べてちょうだいね。 それだけは約束してちょうだい。」と、よしこは、涙ながらに私に言った。

私は、「うん、わかった。」とは言ったものの。。。

なにしろ、”24時間付き添い”なので、部屋を出れるのは、トイレか売店に行く時くらい。

(それでさえ、わざわざナースステーションに、ひとこと言ってから行かなくてはならなかった。)

                                                        

病院のまわりには、けっこういろんな飲食店があったけれど、そういうわけで、のこのこと食事にいける環境ではなかったし、そういう気分にもならなかったので、ごはんの時間になると、仕方なく、トボトボ売店へ。

よしこの心配そうな顔がチラチラと浮かぶので、「さっ、お弁当! お弁当!」と、とりあえず向かうものの、さびれた、活気のない売店には、食欲をふるいたたせてくれるような食べ物は、何ひとつなく、私は、おにぎりすら食べる気持ちになれなかった。

                                                            

そんな中、私の姉が、夕食時になると、病室に差し入れを持って、よく来てくれた。

仕事帰りに、わざわざ時間をさいては、来てくれた。

「もー、今日は、ごはん、食べなくってもいいかも、、、。」とか思っている時に限って、不思議と、トントン、、、とノックする音。

ガラガラーっとドアが開き、「お弁当 買ってきたよー。」

姉は、デパ地下の美味しいお弁当とデザートと雑誌を、いつもセットで持って来てくれた。

“天むす弁当とシュークリーム”だったり、”おこわ弁当とプリン”だったり。。

”もう、食べ物なんか、のどを通らない、、、。”と思っていても、姉が持ってきてくれたお弁当だったら、パクパクパクパク、、、ぺロっと食べられた。

姉は、いつも、私が、「美味しい。 美味しい。」と言って食べるのを、最後まで見届けた後、「じゃー また来るからねー。」と言って、帰って行った。

姉は、今日会社であった事とか、友達の事とかを私に話してくれ、お弁当とともに、陰気なピーンと張りつめた病室に、外の新鮮な空気を運んでくれた。

                                                         

そんな中、今でも忘れられないのが、姉の手作り弁当。

わざわざ会社帰りに、いったん家にもどり、私のために作ってきてくれたお弁当。

(その頃、姉は、まだ独身で、ワンルームマンションに住んでいた。

そこには、キッチンといえるような所はなく、いつも、卓上コンロを使って、チャチャチャっと料理をしていた。)

私は、その時の、白いタッパーに入ったお弁当を、今でもはっきりと覚えている。

タッパーを開けると、そこには、豚肉の梅しそ巻きと、鶏の五目煮と、玉子焼きと、ゆでアスパラと、おにぎりが入っていた。

仕事で疲れて、その後、会社から離れた病院へ来てくれるだけでも大変なのに、、、。

                                                          

私は、そのお弁当を見たとき、今までガマンしていたものが、グーッとこみ上げてきた。

買ってきてくれたお弁当はパクパク食べられたのに、、、、。

胸がいっぱいになって食べられない。

姉が、「せっかく作ってきたんだからさー、食べてよー。」と言うので、一口、口にいれたら、たっぷりワサビのきいたお寿司を食べた時のように、鼻がつんつんして、涙がポロポロでてきた。

この時のお弁当の味は、忘れられないなあ。

”おいしい”とも、”味がいい”とも違う。

なにか、ただ、ひたすらに、”ありがたい”味だった。

ひびわれた、乾ききった土に、少しずつ水がしみ込んでいくようだった。

そして、私は、それを一つ一つ食べながら、この、小さい四角いタッパーの中に、たくさんの命が入っている事を、今さらながら気付かされた。

豚も鶏もアスパラも、この私のために、命を削って、巻かれたり、ゆでられたりしているのかと思うと、残さず大切に食べなくちゃ、、、という気持ちが沸いてきた。

今、姉(行正 り香)は、料理やお菓子の本をたくさん出版しているけれど、(近々、”ワイン”の本もでます。。)まさか、姉が本を出版する事になるなんて、思ってもいなかった、あの時の、豚肉の梅しそ巻き。。。

忘れられないなあ。。。

                                                                                                                           

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出前・にぎり寿司の食べ方

一人前ずつの桶に盛ってもらい、落ち着いて、ゆっくり、マイペースに味わうのがよいのか。。

それとも、大きな桶に盛ってもらい、わいわいやりながら、みんなで楽しむのがよいのか。。

                                                                  

私の育った家では、”一人前ずつ桶派”だった。

出前のにぎりをとった日は、当然のように、人数分の桶・4つが重なって届けられた。

そして、みんなが楚々と席につくと、私にも配給され、桶が、ポンッ、、、と、目の前に置かれた瞬間、桶の中の、イカもブリもマグロもエビも穴子も、何もかもが、自分の所有物となる。

自分の所有物となった上で、「り香ちゃん(姉のこと)、エビとイカ、かえっこする?」などという、トレードが行われたり、「お腹いっぱいになっちゃったから、これ、あげる。」というような譲渡が行われたりした。

、、、こんな感じで、自分のものを、まずは、白黒はっきりさせる、、、という食べ方が、我が家流。

(白黒はっきりさせる、、、という部分のルーツをひもといてみると、昔、私と姉は、食べ物では、何かと争った仲で、”ひやむぎ”の束に入っている、数本の、赤やグリーンや黄色の、”カラフルひやむぎ”(と、私たちは勝手に呼んでいた。)に至るまで、競いあった。

母・よしこが、お昼どき、「さー 食べるわよー。」と、大きな器に入った、ひやむぎを持ってくるのを見たら、二人で飛んで行った。

「さあ、やらねばっ!」という気持ちが、わいてきたものだ。

それからというもの、カラフルひやむぎを目当てに、お箸で、あっちの角度から、こっちの角度から、カチャカチャと音をたてながら狙い、自分のそばつゆの器に、チュルリンと入っていくのを見届けるまで、まー、それは、大変な騒ぎだった。

どうして、そのくらいの事で、多大なるエネルギーを消費していたのか。。。

今となってはナゾとしか言いようがないが、きっと、子供という生き物は、こんなものなのだろう。。

それにしても、あの、カラフルひやむぎ、、、、どうして、数本しか入っていなかったのだろう。

また、カラフルひやむぎを、入れなければならない理由が、あったのだろうか。

カラフルひやむぎが、もっといっぱい入っていれば、ケンカには、ならなかったし、反対に、いっそ、1本も入っていなければ、それまた、ケンカになんか、ならなかったのに、、、。

悔やまれる。)

                                                                      

                                                         

ダンナさんの実家に遊びに行くと、そうちゃん(息子・9才・♂・知的障害アリ)が、大のマグロ好きなので、いつも、にぎり寿司をとってくれる。

ダンナさんの実家は、”大きな桶派”だ。

大きな桶は、大きな桶で、たくさんのにぎり達が、ワイワイ肩をよせて並んでいるので、一人前の桶のひっそり感とは一転、なんだか、にぎやかで、「さーっ いっぱい食べちゃうぞー!」という気持ちになる。

                                                             

、、、、が、そこからが、ちょっと面白い。

まず、そうちゃんは、にぎりの中でも、マグロと穴子以外は、食べない。

よって、大きな桶の中の、マグロと穴子は、すべて、そうちゃんのものとなる。

長女(2才)は、イクラ大好き。

他のものは食べない。

よって、イクラは、すべて、長女のものとなる。

それだけですめばよいのだが、、、。

                                                           

義母は、いつも、みんなが一斉に、「いただきまーす!」と言うと、「どんどん食べてねー。どれでも、好きなの、ぜーんぶ食べてねー。」と言ってくれる。

が、その後。。。

” ダンナさん「オヤジ。 イカとタコ、ぜーんぶ、食べていいよー。」           

  義父   「お父さんねー、もうー、イカとタコがあったら、なーんにもいらないって

         いうくらい、イカ・タコが好きー!」                         

  ダンナさん「オフクロ。 エビ、ぜーんぶ、食べていいよー。」

  義母    「うわーっ。 お母さん、エビ、だーい好き!」”

、、、、と、この会話は、大きな桶を目の前に、毎回、”舞台台詞”のように、いつも変わることなく、繰り返される。

つまり、この、一連の台詞が終わった時点で、にぎりの桶の中から、マグロ、穴子、イクラ、イカ、タコ、エビ、全ての所有権が失われた事となる。

後に残るは。。。

白身魚のにぎりと、かっぱと、玉子と、巻き寿司、、、。

なんだか、かなり地味な面々となる。

その、華やかさのうすい、にぎり達と目があったとき、一瞬、ガク然とした失望感を感じるのは否めないが、みんなの、それはそれは美味しそうに食べている顔を見るにつれ、「私は、そこまでの域には達していない。イカだって穴子だって、”これ以上ないくらい、オマエが好きだ“っていう人に食べてもらった方が、きっと幸せに違いない。

成仏できるっていうもんだ。。」と、毎回、心から思う。

にぎりの醍醐味は、いろいろと一通り、食べられるところにあると思っていたが、こういう食べ方もありなのだ。

                                                            

そういえば、私の家族は、ダンナさん曰く、「みんな、ホントに仲がいいけど、よーく見ると、みーんな、一人一人が、違う方向むいてるねー。」という言葉に象徴されるように、持ち味がそれぞれに違う。

たとえば、皆が集まったときでも、家族の誰かが、「さあ、00に行こうかあ。」と言っても、「うん、行こう、行こう。」、、、という人がいると思えば、「えーっ、、、。XXに行こうよー。」と言う人も必ずいて、なかなか意見がまとまらない。

それに対し、ダンナさんの実家は、「さあ、00に行こうかあ。」と、最後まで言い終わらないうちに、みんなが、「そうしよう!そうしよう!そこに行こう!」と全員一致となり、あっさりとすぐに決まってしまう。

なんだか、譲り合いの精神に満ち満ちている。

                                                            

こういった違いも、にぎり寿司の食べ方に、微妙に関わっているのかもしれない。。。

                                                        

                                                                                                                                     <ブログランキングに参加しています。>  人気blogランキングへ

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賞味期限のフシギ

賞味期限、、、書いてあることは、誰が見てもいっしょなのに、人によって、そのうけとめ方がこれほどまでに違う、、、なんてものは、そーはあるまい。。。

                                                            

                                                             

私が会社に勤めていたころ、仕事をしていると、突然大きな声で、同じ課の同期が、「げーっ! んー もう食べれんっ!」(訳:「もう食べれない!」)と言って、コンビニで買ったらしき”おにぎり”をガッと、ゴミ箱に捨てた。

聞けば、賞味期限を20分オーバーしたらしい。

私は、たった20分だから大丈夫だと言ったが、彼は「大丈夫なはずないやない。ほら、見て。”賞味期限O月0日 17時”って書いてあるやろー。ダメよ、ダメ。」と、おにぎりに未練はなかった。

こういう人がいるのか、、、。

                                                       

                                                         

私の母・よしこは、その対極をいっていて、いつも身近でそのよしこを見てきたので、彼の行動は、かなり、カルチャーショックだった。

まー、そもそも、賞味期限っていうのは、"美味しく食べれる期限”って事らしいから、こういう”気にするタイプの人”向けに、”賞味期限0月0日 17時くらいかな。”と、ちょっとファジーに記載すれば、もったいなく捨てられる食べ物も、少しは減るのかもしれない。

                                                            

                                                          

さて、母・よしこはと言うと。。。

賞味期限については、ほぼ、気に留めていない、、、と言っていい。

物によっては、無視しているに近い。

この間遊びに行ったとき、私の娘に「ヤクルトあるから、飲んでいいよ~。」と言った。

じゃ、とってきてあげるね、、、と、私が冷蔵庫を開けると、ビニールが破られたヤクルトが並んでいた。

確か、、、、。

確か、数週間前に遊びに行ったときも、ヤクルトを飲んだ。。。

私たち以外にヤクルトを飲むものは、実家にはいない。。。

、、、とすると。。。

ヤクルトの賞味期限をみると、はるか昔の数字がならんでいた。。

「ママ、、、。これ、賞味期限きれてるよ。。。」と言うと、よしこは、「あらー。 ヤクルトって、賞味期限なんかあるの??」と言う。

そうなのだ、、、もともと、賞味期限を気にしない人というのは、そもそも、食べ物に賞味期限があるってことも、記憶に薄いらしい。

                                                             

                                                         

母・よしこは、さすがに生ものは、一応のチェックはしているようだ。

しかし、食べ物がどんどん乾き物に変化していくにしたがって、おーよそ、賞味期限を気にとめることがなくなり、食べ物が缶に入るやいなや、”永久的に食べられるもの”とよしこの中で、進化していくようだ。

「ちはるちゃん(私のこと)、ホテルのスープいる? ママ、あんまり好きじゃないから。」

と、よしこが言うので、「うん、ちょーだい。ちょーだい。」ともらう。

よく、お歳暮とかにもらう、”00ホテルのポタージュスープ”とか、”シェフのパンプキンスープ”とか、そういう類のものだ。

ひとつ、、、、また、ひとつ、、、食品をストックしている棚に、スープを入れていく。

んっ、、、??

ちょっと、缶がくたびれている、、、??

、、、、と裏返してみると、とんだ賞味期限切れのものだったりする。。

パパにみせると、「それって、西暦じゃないんだよねー??」

そうなのだ、、、もし、西暦なら、この先10数年、飲めるのだが、、、。

平成なら、賞味期限がきれて、もう何年もたっていたこととなる。

よしこに言うと、「あらー そうなのー。でも、缶に入ってるんだから大丈夫じゃないのー?」

そして、しまいには、「ちはるちゃん、神経質ねー。」と、こうくる。

私が神経質なのか、、、そんな問題ではないと思うのだが。。。

確かに、いったい、いつを境に、美味しくいただけなくなるのか、、、。

そして、いつを境に、体に支障がでるほど、キケンな状態になるのか、、、。

その判断はきわめて難しい。

                                                             

                                                              

こういう、よしこみたいな”気にしないタイプの人”向けに、賞味期限も、「美味しく食べられる期限」「ちょっと味はおちるが、食べられる期限」「これ以上は絶対に無理期限」と、段階的に表示してもらえると、みんなにとってもありがたいのだが。。。

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続・じゃんけん戦争 ~その後

<今日の話>前回の、姉(行正 り香・・・料理やお菓子の本を出版中)とのバトル話のつづき。じゃんけん戦争の昔、そして、今。。。

                                                             

                                                            

(行正り香)との、この”じゃんけん戦争”、、、、どちらかが、「今日は好きなの 選んでいいよ。」と、ひとこと言ったなら、終結も早期であったと思うが、むろん、どちらも一歩も譲らなかったので、当然のことながら、長期化した。

じゃんけんなしの生活なんてあり得なかった。

                                                           

                                                              

母・よしこは、この熾烈なじゃんけん戦争をそばで見ては、「こんなはずじゃなかった。。」と言って、私たち姉妹の姿に絶望し、身震いしていた。

姉妹とは、姉は妹をかわいがり、何でも譲り、妹は姉を敬い、言うことを素直に聞く、、、そんな絵を描いていたらしい。

男兄弟の中で育ったよしこは、女の子の姉妹に憧れのようなものを抱いていたようだ。

が、現実は甘くなかった。

                                                         

                                                        

結婚してからも、私の”じゃんけんして選ぶ”という感覚は、体にしみついていた。

ある日、いただいたケーキを前に箱をパカンと開けて、どれにしようか見ていると、パパ(主人)が、「どれがいい?」と言う。

「どれがいい、、、って。。 これかな。。」とケーキを静かに指差すと、サッととって、私のお皿にいれてくれた。

何もせずして、狙いのケーキをゲット!

初めは、”はっはっはっ しめしめ。 これからは私の天下だわ。。”と、歓喜の気持ちが噴出して笑いがでそうだったが、フシギとこういう平和な気持ちは長続きしない。

だんだん回を重ねていくうちに、「パパは、ホントはどれが食べたいの?」と聞かずにはすまなくなってきた。

「俺はどれでもいい。好きなの選んでいいよ。」

、、、、聞けば、パパは、7つ年の離れたお兄さんの二人兄弟なので、この手の事で、トラブルになったことは、皆無だという。 

そんなメデタイ兄弟が存在したとは。。。

                                                          

                                                         

でも、さらりと、どれでもいいと言われると、「じゃ、じゃんけんで決めよう!」と、こちらからふっかけたくなる。

何度もじゃんけんを志願すると、じゃんけんはするが、「じゃ~~んけ~~んぽ~ん~。。」

これだ。

まったくヤル気がなく、緊張感が伝わってこない。

この時点で、かなりムッとしてくる。

もっと真剣に! 真剣に!!