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そうちゃんと引っ越し~その1

思いがけず、引っ越しすることがバタバタと決まった時、みんなが口々に言ったのは、そうちゃん(長男・17歳・知的障害アリ)のこと。

父や母は、

「でも、、、 そうちゃん、引っ越しして大丈夫かしらね???

心配だわ~・・・。」。

学校の先生も、

「きっと、すごく混乱するでしょうねえ。。。」。

姉もまた、

「問題は、そうちゃんだね。」。

 

前回の引っ越しの時も、そうちゃんがガラリと環境がかわって混乱しないか?、と心配したけれど、あの時は拍子抜けするほど、なんでもなかったっけ。

いや、むしろご機嫌にみえた。

けれど、あれはもう10年も前の話。

 

そうちゃんは、成長とともに、できることわかることも少しづつ増えてきた。

けれどその反面、毎日の中での生活のリズムの変化にはむしろ敏感になった。

ちょっとでも予定が変更になったり、時間がかわったりすると、とても混乱してすごく怒ったりする。

そして、それは年を重ねるにつけ、慣れるどころか激しくなっていく。

そしてまた、自分が心地よい空間とそうでない空間を、以前よりいっそうはっきりと感じとり、その自分の主張をなにがなんでも押し通すようにもなった。

(たとえば、以前は、おばあちゃんの家に家族みんなで遊びに行ったり泊りに行ったりしていたけれど、今はできない。

今はそうちゃん、断固として行かない。

激しく泣いたり怒ったり暴れたりしながら、“絶対にボクは行かない!!”ことを主張。

最初は、そんなそうちゃんにまわりも戸惑うばかりだったけれど、いつしかはっきりと私は思った。

きっとそこに、そうちゃんは自分の居場所をみつけられないのかもしれない、と。

自分が言葉という形では話したいことやりたいことを表現できないため、疎外感を感じるのではないか。

大好きなおばあちゃんやおじいちゃんが妹弟たちと楽しそうに笑ったりしゃべったり盛り上がっている姿にジェラシーを感じ、やりきれない思いがするのかもしれない、というのが私の推測。)

 

イヤなことは絶対にイヤだ、とはっきりと示すようになったので、ごまかしはきかない。

久々の引っ越しがそうちゃんにどんなふうに影響するのか、正直ちょっと予想がつかない。

ただ反面、みんなが心配する中、私は“でも、、、きっと大丈夫。。。”とも思っていた。

それは、そうちゃんがキレイなものや新しいものが好きだから。

 

私がお雛様を出した時。

クリスマスツリーを飾った時。

そうちゃんに新しい洋服を買ってあげた時。

お花を飾った時、植えた時。

お風呂そうじをした時。

、、、、そんな時、家族の中の誰よりも先に、そうちゃんが一番にその“変化”をみつけてくれる。

そして満面の笑みを浮かべて本当にうれしそうに何度も言う。

「わあ~~、ママ、きれいね~。

かわい~い!!」 。

 

だから、そうちゃん、新しいマンションもきっと大丈夫。

むしろ、引っ越しを喜ぶはずだ、とも、どこかで強く確信していた。。。

次回へつづく

 

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そうちゃん」カテゴリの記事

コメント

はじめましてlovely
いつも楽しく、そして時に激しく同意し、ホロリweepとしながら読ませていただいてますsign01
我が家にも、重度の知的障害を伴う自閉症の、とってもデカイ、けど可愛い、中学2年の息子がいます。
成長と共に、世界が広がる反面、部分的にとても頑固になってきています。

お引っ越しの影響....
続きがとっても気になります‼︎

バタバタの年度末ですね〜
なかなかあったかくなりませんが、確実に春が近づいているのも感じますcherryblossom
体調を崩しやすい時期でもありますので、ご自愛くださいねshine

投稿: ちいたろう | 2014年3月10日 (月) 12時13分

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