« そうちゃんの成長~その4・完 | トップページ | 線引き »

寝ると忘れる

ちっちさんから、コメントをいただきました。

(子供の障害を受け止めたつもりでいたけれどだんだんと周りの子どもたちと子どもの差に不安や悲しみを感じ始め、頑張ろう!と決めたはずなのに前を見えずなんとも言葉にならない気持ちです。

子どもたちは悪くないかわいいのになのにどうしてこんな気持ちになってしまうのでしょう。)

 

そうちゃん(長男・17歳・知的障害アリ)は、生後6か月の時に、障害があることをはっきり病院の先生から(ソトス症候群であろう、ということ。)言われましたが、私にとっても、自分の子供に障害があることを受け入れること(受容すること)は、とても時間のかかることでした。

どうにか受け入れようとする中、こりゃ自分の力じゃどうにもならないぞ、と思ったことがあります。

それは、“寝ると忘れる“ということ!

(意外なことに思うかもしれせんが、これ、実は一番やっかいです。

”寝ると忘れる“おかげで、受容に(さらに)時間がかかる、ともいえます。)

 

当時、同じマンションには同年代の子供たちがたくさんいて、そんな子供たちに会うにつけ、待ちゆくベビーカーに乗った子供をふっとみるにつけ、そうちゃんとの成長の差に愕然!

(しかも、その差は、ものすごいスピードで加速!)

やはり、ちっちさんと同じく、不安や悲しみを感じました。

けれど、そんな毎日が続くと、ほとほと自分でもこんなウジウジした気持ちが嫌になって、思います。

「も~、こんなんじゃダメだ!

ここはもう、きっぱりと覚悟をきめよう。

明日こそ、新しい気持ちでがんばるぞ!」。

一日の終わり(夜)には、そういう気持ちにまとまり、お布団に入っておやすみなさ~い。

 

ところが、です!!

翌朝、パッと目覚めた瞬間に思うことはいつも同じ。

“、、、ん? これは夢? それとも、、、現実?”

と、これです。

そうちゃんに障害があるということ自体、夢か現か幻か。

ほんの一瞬ですが、まったくわかりません。

そして、“あっ、そっか、、、。そうちゃんに障害があることは、夢じゃないんだよね、、、。”、と思った時の気持ち。

どよ~~ん。

 

あれだけ前の夜”学習”したはずなのに、それさえもきれいさっぱり忘れてしまうこの寝起きの瞬間。

(学校のテスト前にもあったような…

まあ、似ているといえば、似ているような・・・<笑>)

こっちはもう真剣なのに、これ(寝ると忘れること。)が、こりることなく毎日続くことが新鮮な驚きであり、落胆だったように思います。

 

それまでの私は、イヤなことがあっても一晩寝たらケロッと忘れるタイプなので、”寝ると忘れる“ことはよきこと、だとばかり思っていたのですが、裏目に出るとこうでした。

寝起きはまったくの無防備。

せっかく前向きになった昨夜の決意も、そういうわけで毎朝きっちりきれいにリセット。

またふりだしに、無理やりもどされるようで、腑に落ちなかったあの頃でありました。。。

 

<人気ブログランキングに参加しています>

下の“人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ランキングのポイントが上がります。

いつも応援、ありがとうございます!!


人気ブログランキングへ

|

« そうちゃんの成長~その4・完 | トップページ | 線引き »

そうちゃん」カテゴリの記事

コメント

あー、わかります! すごーくわかります!コメントされた方の気持ちもちはるさんの寝たら忘れる厄介さも…。

投稿: はやまま | 2013年12月 9日 (月) 09時21分

ちはるさんお返事?!ありがとうございます。
なんだか、プッと笑ってしまった自分…(笑)うん!大丈夫!私まだまだ頑張れる!と思ってしまいました(笑)
そしてまた悲しむ自分もわかっている…けどきっとまた頑張る
そんな事の繰り返しなんだろうなぁとすでに気付き始めています。生きている限りいろんな事がありますよね…自分の力じゃどうにもならないこと…
でも子どもたちには少しでも幸せを感じてほしいです。
また頑張ってまた泣いて…
ちはるさんこんな私にお返事ありがとうございます。

投稿: ちっち | 2013年12月10日 (火) 22時30分

ちはるさん、そうちゃんの成長を長編で書いてくださって、ありがとうございます。何度も読みました。
息子の宿題を一緒にやっている時、よし子お母さまの「みほちゃん(私のこと)、サボっちゃいなさいよ~。やっても結果がでないと疲れるだけなんだから、もうやらなくていいわよ~~。」の声が、頭の中をぐるぐるまわっています。先日、アンデルセンで生・よし子さまにお会いしたので超・リアルに、です!(笑)

私の息子は小学校で普通クラスに通いながら、放課後等デイサービスや特別学級でのサポートも受けています。算数や文字が非常に苦手ですが、普通の子と同じ宿題が毎日出るんです。これをこなすのがもぉ大変で・・・。若い頃にトライアスロンをやっていたことがあるんですが、まちがいなく宿題の方が何十倍も辛い!

でも、このたびのちはるさんのブログを読んで、ふ、と思いました。「頑張りすぎている、、、もうやめよう。やめたっていいじゃないの。」って・・・。 これまでは、何でも可能性があるんだったら何でもやらせてみよう、とか、頑張らないと、後であきらめがつかない、とか無意識に考えていたのだと気づきました。そういうタイプなんです。

でも、ここで気づいたんだから、ちょっとずつでも変えられるかな、と思っています。嬉しい発見です。 性格が生真面目だから無理、とか、おおらかじゃないから無難しい・・・とかじゃなくて、なんだか楽になった感じです。

長々とすみません、そうちゃんとちはるさんに感謝です。いつか、ちはるさんのステキなブログが本になれば嬉しいなぁ、祈っています☆ありがとうございました。


投稿: みほ | 2013年12月11日 (水) 12時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« そうちゃんの成長~その4・完 | トップページ | 線引き »