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ビビりのそうちゃん

そうちゃん(長男・17歳・知的障害アリ)、意外にも、困った人をほっておけない人(?)らしい。。。

 

そうちゃん、障害の程度としては、最高ランク(重い)にいるけれど、意外にも気は細やか。

そして、誰よりも小心者。

たとえば、長女(10歳)や次男(8歳)が私から怒られるとき。

 

だれよりも一番(怒られている人よりはるかに)その雰囲気にビビり、身を固め、息を止めたように動きがすっかり止まるのは、そうちゃん。

私があーだらこーだら、長女や次男に言いはじめると、そうちゃんはいてもたってもいられないらしく、まずはスックと立ち上がる。

そして、壁にペッタリ背中を付け、そこにすっかり張り付いた状態。

動かない。

(まさに、たこが電線にひっかかった、、、そんな状態です。)

よほど私が怖いのか、私がそうちゃんの前を通っただけで、“オバケ“か何か、この世のものとは思えないほど恐ろしい生き物をみるかのように私をみて、一瞬息がとまっているかのようなかたまった表情。

すっかり腰が引けている。

 

そうちゃんには関係ないのに、、、

と、いつも思うけれど、だれよりもその場の空気に凍りつき固まるのは、他でもない、そうちゃん。

そうだ。

この間、次男が追い出された時。

(夜8時をまわっても、宿題も日々の決まったお手伝いも、いっさいやる気配なし。

ダラダラして何一つ進まず、私が早くやってしまうよう促しても、ああいえばこういう。

こういえばああいう次男にシビレをきらせ、

「もうね~、そんな態度なら、家、出て行ってもらおうか~?」。

そう私が言ったら、次男、

「はい、そうします。

じゃ、出て行きます。」。

あっさりとパジャマ姿のまま、自ら玄関へ向かい出て行った次男。

 

その時、そうちゃんは、玄関横の部屋で、すっかり寝ていたはず。

なのに、しばらくして次男がドアの新聞入れのパタパタするところから、

「そうちゃ~~~ん。

 たすけて~~~。

 そうちゃ~~~ん。

 ドア、あけて~~~。」

というか細い声に起こされたのか、気が付いた時には、ドアの鍵は開いていて、次男、靴箱の前に立っていた。

 

「どうやって鍵、あけたの??

、、、そうちゃん??」

と言って、(またもや壁にはりついているそうちゃんの気配を背後に感じ)そうちゃんをキッとみた私に、そうちゃんは、ドッ、、、ドキッ!!

その後、そうちゃんは私に、 「そうちゃん。 鍵、開けたらダメだからね!!」と念をおされ、次男は、(私のうながしにより)再び外に出されたのであった。

 

が、また、しばらくすると、ドアノブを“カチャカチャ”。

次男、そろそろ鍵が開いたころじゃないかと、定期的にチェックしに、現れる。

すると、そうちゃん、その”カチャカチャ“が、気になってしかたないらしい。

私に鍵をあけたらダメ、といわれたものの、いてもたってもいられないのは、そうちゃん。

(ちなみに、長女なんて、なーーーんにも気にもしません。)

 

“カチャカチャ“といってドアノブが動くたびに、

「は、、、はっくん(次男のこと)!!」

 「ママ、はっくん!!」

と言っては、これ以上ないくらい困った顔をして私に“どうにかして!”と訴えるそうちゃん。

ようやくお許しがでて、次男、家に入ってきた時も、いちばんホッとした顔をしたのは、次男よりも断然、そうちゃんだった。

 

そうちゃんって根がやさしいなあ、、、、と感じることが日々の暮らしの中にあることは、とてもありがたいことです。

こういうやさしさは、みんなの心に残るから。。。

 

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そうちゃん」カテゴリの記事

コメント

そうちゃん、優しいですね。うちの小4息子も似ているなぁと可笑しくなりました。夏に初めての子どもキャンプに行った時の感想が、お友だちが変なあだ名で呼ばれてて嫌だった!!とそれはそれはご立腹で…(^^ゞ 海水浴とかキャンプファイアーとかのお話しはま~ったくなしです。おーっと、そこがツボだったのね~と(笑)

でも、わたしもそんな息子の優しさが大好きです(*^_^*)

投稿: みほ | 2013年10月 4日 (金) 06時00分

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