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ミラクル~その2

前回ブログのつづき

 

初めは、そうちゃんの障害が治る日がくると思っている、と長女から聞いて、びっくりするばかりだったけれど、話をきいているうちに、なんだかワクワクしてきて、思わず身をのりだした。

う~ん、それからそれから?

知らず知らずのうちに、“固定観念”にとらわれているのは、私の方なのか??

 

でも、まって・・・。

じゃあさあ、もし、本当に、そんなことがあり得たとしてさあ、、、。

これまで、そうちゃんは17年間、知的障害のあるそうちゃん、として生きてきたわけじゃない?

それが突然”フツウの高校生“になるっていうのは、そうちゃんにとっては、どうなんだろう?

幸せなことなのかなあ?

そうちゃんは、知的障害をもっていることも含めてのそうちゃんであって、

障害がなくなったら、もう、それは、“そうちゃん“では、なくなっちゃうんじゃないの?

 

それに対して、長女は、これまた自信をもって言う。

「そうちゃんは、今のままでも幸せだよ。

 でも、“フツウの高校生”になったとしても、そうちゃんは幸せだと思う。

 だって、そうちゃんは、そうちゃんなの。

 基本は、そうちゃんだから、フツウの高校生のそうちゃんも、そうちゃんに変わりはないの。」 。

 

でも、フツウの高校生っていえばさあ、高校2年だよ。

受験勉強でもはじめなきゃいけない時期かもしれないよ。

そしたら、今まで宿題ゼロ。

テレビばっかりみてたそうちゃん、びっくりしないかな?

大変じゃない?

 

すると、長女は、

「ううん、大変じゃないよ。

 だってね、そうちゃん、頭はすごくいいと思うから。

 今でも私ね、本当は、そうちゃん、頭はすごくいいと思う。

 言葉に出せないだけで、いろんなこと、本当はわかってると思う。

だからね、今から受験勉強がんばっても、そうちゃん、ぜんぜん大丈夫だと思う。

案外さあ、そうちゃん、今でも夜中、私たちの知らないところで、こっそり起きてお勉強してたりしてね。」

 

私は、頭の中は、もはや、ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」の世界。

(最高に面白い本です!!

詳しくは、こちら。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%81%AB%E8%8A%B1%E6%9D%9F%E3%82%92

話を聞いているうちに、そうちゃんと物語の主人公のチャーリイ・ゴートンがだぶってしかたなかった。。。

次回につづく

 

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