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特別なセンサー

「そうちゃんのお友達って、すごいよね~!!

(長女のいう“お友達”というのは、漠然と“知的障害をもっている子供たちのこと”です。)」

と、長女(9歳)が言う。

 

“なにがすごいのか”というと、なんでも、長女曰く、

「朝ね、学校行くとき、そうちゃん(長男・16歳・知的障害アリ)の学校の制服を着たお友達によく会うの。

 よくバスが一緒なのね。

 で、そのお友達ね、バスにのってる間じゅう、ブツブツブツブツひとりごと言って、突然、大きな声でハッハッハーとか、キャッキャッキャッって 笑ったりするの。

 私ね、そのお友達みてると、いつも

 “大丈夫かな~?

ゃんと決まったバス停で降りられるのかなあ~?“

 って心配になるの。

 でもね、それがね、ぜんぜん大丈夫なのよ!

 ちゃーんと決まったバス停がくると、そのお友達、スーッと降りていくんだよ~。

 私、いつも感心しちゃう!」。

 

「あとさあ、いっつも私、思うんだけど、そうちゃんのお友達って、よく(よくぞ)車に

はねられないよね~!」。

なんでも、そうちゃんのお友達は、道路でうれしそうにピョンピョン跳ねていたり、

なぜか、クルクルクルクルとその場で回転しながら歩いていたり、

まっすぐには歩かずに、小刻みに方向を突如あっちこっち変えながら前に進んだり、

信号が青になった瞬間、ダダダダーっと猛ダッシュで横断歩道をわたって行ったりするのだという。

だから、長女は、ちゃんと無事に学校へたどりつくか、案じているらしい。

それを聞いていた次男(7歳)も、横で大きく大きくうなづく。

そして、次男が言う。

「ね~ ママ。

 そうちゃんのお友達ってさー、ホント、よく交通事故にあわないよね~!」。

 

私から見ても危なっかしいそうちゃんのお友達。

けれど、確かに、交通事故にあった、という話は、長い学校生活を振り返っても、聞いたことがない。

一度も!!

 

合わせて、

“ちょっと目をなはしたスキに行方不明に。

 数時間、各方面に協力を求め捜索。

 も~ 生きた心地がしなかった!!“

という話は何度も聞くけれど、 そのまま見つからなかった、という話は、一度も聞いたことがない!

(あるお友達は、行方不明の末、大捜索。

結果、パトカーにのって家に帰ってきたらしい。

お母さんは、もちろん、みつかるまで心配で心配で生きた心地がしなかったけれど、

子供の方は、憧れのパトカーに乗れて(そのお友達、パトカー大好き!!)、大感激!

ご満悦。

これまで見たことがないくらいにうれしそうに幸せそうな顔をして大ハシャギ。

パトカーの後部座席にのった、そんなわが子を車のガラス越しにみた時は、、、、

お母さん、もー 腰が抜けそうになったらしい。。。。)

 

こんな感じで、そうちゃんの仲間たちは、みんなの心配をよそに、あくまでマイペースを貫く。

そして、結果的には、とても安全に(?)行動しています。

これは、、、、

なにか特別なオーラを放っているからでしょうか?

(ちょっと行動・動きが珍しいので、確かに、人目、ひきます。)

けれど、実は、中身は、ものすごくしっかりしているのだろう、と私は思います。

いろんな情報を言葉などの表面的なものからインプットするのでなく、あくまでも、自分の経験や体の感覚に基づいて覚えこんでいるからかもしれません。

“動物的なカン”みたいなものが、とても鋭くて、“危ないか危なくないか”を、

そういう研ぎ澄まされたセンサーみたいので感知しているのかもしれません。。。

あっぱれ!!

 

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