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2012年2月

飄々と

なっちゃん(長女・8歳)は、女の子ながら、とてもクール。

声も低めだし、目の前のことにいちいち一喜一憂するでもなく、なんだか飄々としている感じ。

目が合えば笑うタイプ、ではもちろんなく、それどころか、面白いことがなければ笑えないタイプ。

パパに言わせれば、

「女子校に行ったら、もてるタイプやね~。」。

 

それは言えた!

私でさえも、時々、そんな長女をみて、“ん~ かっこいい~。”と思ってしまうくらいだから。

そう、たとえば、インフルエンザの検査をする時。。。

 

この間、長女、発熱。

念のためということで、インフルエンザの検査をすることに。

(綿棒のようなものを鼻の奥まで突っ込む、あの検査。)

病院の先生が、さあ、これから検査するという時、

「はい。

 では、今から検査しま~す。

の方向いて~ 動かないでくださ~い。」。

 

すると、長女、背筋をしゃんとしたまま、なんの迷いもなくスッとななめ45度上の壁側に目を向け、クッとあごをもちあげる。

さてさて、綿棒のような棒が、どんどん長女の鼻に入っていく。

その棒は、もう行き止まりだな、と思ったところから、いつも、さらに奥へとねじ込まれる。

それを横で見ていると、

“そうそう、、、。

そこからが、ものすご~く痛いんだよね~っ!!“

なぜか私の方が、隣でみていて力が入ってしまうのだれど、当の本人は表情一つ変えずに、シャーシャーとしたもの。

(これ、毎回。)

そして、いつも、看護婦さんから

「まあ・・・。

 すごいわね。。。。」。

 

長女は、診察室から出て待合室に移動しても、“何一つ 変わったことはなかった。“という風で特に何をしゃべるでもなく無言。

堂々としている。

そんな長女にすりよって、私は、思わず言ってしまう。

「ねえねえ、なっちゃん。

 なっちゃんさあ、あの検査、痛くないの????」。

すると、長女、これまた一つも表情を変えず、近くの本棚からとってきた本を読んだまま目をそらさず、

「痛いさ、そりゃ。」。

ただ、それだけ。

 

あんまり涼しい顔をしているので、

「ねーねー。

なっちゃん、余裕だね~!

 なっちゃんなら、5回続けてあの検査するって言われても平気なんじゃない? 」

思わずそう言うと、長女、まだまだ本を読みながら、

「5回・・・?

 んっ まあ、そのくらいなら平気だね。」。

 

すごい!

なーんか、かっこいい!!

 

そういえば、長女、保育園の頃、水いぼが体にバーッと、たくさんできたときがあった。

病院へ行くと、ここまでできたら、もう、ピンセットで水いぼの中のシンを一つずつつまんで取っていくしかない、と言われ、とることに。

「でも、こんなに数あるし、痛いから、何回かに分けてやらなきゃいけないなあ・・・?」

そう先生はいったけれど、先生、ピンセット片手にいざ始めてみると、長女の我慢強いこと我慢強いこと!!

 

うつ伏せでベットにしがみついたまま、「あー」でもなければ「うー」でもない。

とにかく、ただただじーっと石のように身を固めていた。

先生も、途中から、手元軽やかにテンポにのってきて、ピンセットがすすむ、すすむ。

結局、一回でぜ~んぶ取りきることに。

「まあ、、、。

 すごい!

 よく頑張ったね。

 痛かったでしょうに、えらいわ~!!」

と、看護婦さんにほめらたっけ。

その時も、長女、特に何事もあった風ではなく、スーッと爽やかに診察室を後にし、淡々としていた。

なーんか、どこか男気あります。

 

その上、寝る時も、ストンと寝たら、翌朝までノンストップ。

夜中、頻繁にあるそうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)の(大音量の)寝言も、次男(6歳)の喘息になった時のひどい咳も、

長女、隣で寝ているにもかかわらず、いまだかつて一度も聞いたことがない、と言うから驚きです。

ちょっと大型犬の気風あり、です。。。

 

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もてなしの心

前回のブログ(“そうちゃん・受験終わる”)で、そうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)がとても落ち着いて、いつもの自分を見失くことなく試験を終えることができたことを書いたけれど、

どうして、こんなにスムーズに事が運んだのかなあ・・・???

 

それを考えたとき、行きついたのは、学校の先生方の“もてなしの心”。

きっと、これに尽きると思う。

 

当日、学校玄関の入り口で受け付けをする時から、すでにその“もてなしの心”は笑顔という形ではじまっていた。

靴をぬいで、控室にすすむ廊下には、まるで花道のように高等部の先生方がずらりと並ぶ。

そして、ちょっと緊張気味のそうちゃんに、先生たちが口々に、

「おはよう。」

 「おはよう、そうた(そうちゃんの名前です。)くん。」。

そして、

「だいじょうぶだよ~。」。

 

先生たちは、固くなったそうちゃんの気持ちをやわらげられるよう、あたたかなやわらかい笑顔でそうちゃんをフワリと包み込む。

これは、最初から最後まで一貫していて、最後、そうちゃんが試験を終え、靴をはいて帰るときは、見送りの先生が、さりげなく、

「そうたくん。

 今日は、一日、がんばったね~。」。

 

その一つ一つが、大げさでなく、むしろ、静かで控えめで、、、、

だから、どうしてこの場がこんなに心地よいのか、すぐにその場ではわからないけれど、それは上質であるがゆえに、

風にのって運ばれた、どこの家の庭から香ってきているのかわからない金木犀のほのかな香りのように、いつまでもいつまでも心に心地よい余韻を残す。

 

どの子にとっても、節目のこの日(受験の日)。

どうか、その子その子にとって、ベストな形で終えたい。

そして、付き添いのお母さん、お父さんにも、気持ちよく帰ってもらいたい。

そんな気持ち(心意気)が、“なんだかよくわからないけれど、思いがけず、感動の一日”になったのだと思う。

 

そういえば、そうちゃんが通っていた幼稚園(知的障害のある子供たちが通う幼稚園)も、その“もてなしの心”は、徹底していた。

幼稚園の先生方はみな、 「子供たちが“今日一日、楽しかった~!!”と思えるような幼稚園でありたい。」 と思っていたと思う。

口では言わないけれど、先生たちをみていると、伝わってきた。

 

朝、幼稚園の駐車場に通園バスが入ってくるとき。

一日が終わり、通園バスが駐車場から出ていくとき。

 

先生たちは、一人残らず、通園バスのもとへ駆け寄る。

そして、朝は、通園バスから、ぎこちない足取りでタラップから降りてくる子供たち一人一人に、

「おはよう!!」

 「おはよう!!」

新鮮なほほえみとともに、声をかえる。

 

そして、帰りは、

「さようなら!!」

 「バイバイ!!」

と、ニコニコ笑顔とともに、一段一段タラップをゆっくりとのぼっていく子供たちに、声をかける。

「また明日ね~。」。

 

気持ちが安定せず、バスに乗ろうとしない子供たちには、 “早くのりなさい!” なんて、野暮なことは言わない。

ただただ、ひたすらにその子の気持ちに寄り添って、静かに、そして、あたたかく見守る。

待つ。

その子の心が動くまで、ゆっくりと、ただひたすらに待つ。

そして、通園バスが出発するまでの間中、バスの外から子供たちに手をふり、バスが出発して姿がみえなくなるまでバスに手を振り続けていた先生たち。

そうちゃんたちは、言葉を話すことや、理解する力は恵まれていないけれど、こういう先生たちのあたたかい気持ちややさしさやまなざしは、そうちゃんたちにも、ちゃーんと伝わる。

 

障害があって、言葉も自由でなく、こだわりがあって、不安が強くて、とてもわかりづらい子供たちだけれど、でも、だからこそ、

もっとわかりたい。

もっと知りたい。

もっとその子の心の近づきたい。

もっと支えたい。

 

“もてなしの心”って、きっとここから生まれてくるものなんだろうなあ・・・。

すべてを受け入れてくれて、心から歓迎してくれる気持ち。

それは、障害があったってなくったって、子供だって大人だって、こんな心地よいことはないものなあ。

“もてなしの心”をもてる大人になりたい。。。

 

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そうちゃん・受験終わる

そうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)の受験(?)、無事終了しました!!

 

当日は、いつもとはまったく違う雰囲気。

この“変化”というものに、限りなく弱い(苦手な)そうちゃんは、いったいどうなってしまうのか、、、、、???

ひどく取り乱すやら、はたまた、その場(空気)に馴染めずドタバタするやら、まったく予想がつきませんでしたが、結論から言うと、そうちゃんの受験(態度)、点数で評価するなら120点!!

満点以上のできです。

思いがけず、そうちゃん、立派にやってのけましたっ(涙)!!

 

そうちゃん、当日は、終始ニコニコ。

先生の指示にも穏やかに従うこともできたし、“ここで待っていてくださいね。”と言われた控室でも、ちゃーんと待つこともできました。

、、、で、なんといっても、この日の目玉は、私も同伴だった面接試験。。。

 

面接の試験は、学校の教室でありました。

教室に入ると、試験官(?)が二人。

一人は、そうちゃんの特別支援学校の校長先生で、もう一人は、女の先生。

先生からの質問は、私が3つ、そうちゃんは、8つくらいだったでしょうか。

 

まあ、そこは、さすが、そうちゃん。

面接後半の質問は、トンチンカンなことを言っておりました。

どんな質問にも(“修学旅行は、何が楽しかったですか?” “高等部になったら、何をがんばりたいですか?”、など)

そうちゃん、ウフフフフ~、とニコニコ笑ながら、

「うん!おおた先生。 

おおた先生よ~。」

と、現在の担任の先生の名前を連呼。

ひたすらに、そう答えて、きりぬけておりました<笑>

まあ、後半は、そうちゃんらしいといえば、らしく、そのまんまです。

ところが!!

 

前半(3~4こ)は、そうちゃん、なぜか、、、カンペキ!!

私の方がびっくり。

驚きました。

 

まずは、先生の初めの質問、

「お名前をお願いします。」

という問いには、不明瞭な発音ながら、フルネームで答え・・・。

「住所はどこですか?」

には、

「○○1丁目!!」

と、ちゃーんと答えたではありませんか!!

(きっと学校で練習はしていたとは思いますが。)

 

そして、

「何が好きですか?」

の問いには、なんと、

「なつ(長女・8歳のこと)とはっくん(次男・6歳のこと)。

 なつとはっくん、すき~。」。

そう、はっきり言いました。

 

私は、こんな風にそうちゃんが答える(答えられる)とは、夢にも思っていなかったので、瞬間、バクバクっと心臓が高なり、のけぞりました。

えっ・・・・?、、、と、思わず、そうちゃんの横顔をのぞきこみ、不覚にも、なっ、、、涙が!!

高等部の受験面接で泣いている場合じゃないのですが・・・。

きっとそんな人、そうそういやしません。

でも、そう答えたそうちゃんの顔が、まるで七福神のようで、なーんか、やさしくって、あんまり穏やかな顔だったので、

“こ、、、これが、うちのそうちゃん???“

と、なーんか狐につままれたような不思議な感覚がしました。

いつのまに、こんなに立派(?)に成長したんだろう・・・。

(まっ、親ばかもいいとこです。)

 

私は、きっと受験の日は、そうちゃんが取り乱すこと必須で、大変な1日になるにちがいないね、と、どこかで思っていました。

だから、私の予想に反して、あまりにも立派なそうちゃんをみせつけられて、なんだかもう、私は、校長先生と手を取り合ってオイオイと泣きたい気持ちにさえなっておりました(笑)

“何が好き?”と聞かれて、即座に、”妹と弟だ、と答えてくれたことが、そう思っていてくれることが、これ以上ないくらいにうれしかったなあ。。。

 

次の質問は、

「どんな食べ物が好きですか?」。

この質問には、迷うことなく、そうちゃん、

「ハム!!

 ハム、すき~。」

と、これまた即答でした。

 

高校受験で、“ハムが好き~”、と答えるそうちゃん。

無邪気・・・。

これまた、なんて平和で、かわいくて、、、、

いったいどこまでチャーミングな人なのか、、、。

 

、、、、というわけで、思いがけず、そうちゃんの成長と魅力に、あらためて遭遇。

(なぜか)感動しきりの高校受験となりました。

 

ちなみに、そうちゃんががんばったご褒美は、マクドナルドのチーズハンバーガー。

家に帰って、チーズハンバーガーとポテトを頬張りながら、そうちゃん、

「おいし~ね~!!

 おいし~ね~!!」。

 

そうちゃんを育てることは大変だけれど、こうやって時折、たまらないかわいさがあるのは、本当にホントです。

そうちゃん、ありがとうね~。。。

 

1か月後にある合格発表には、デジカメもって、張り切って参ります!!

 

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そうちゃんの面接練習

今週ある、そうちゃんの受験に向けて、そうちゃん、学校で“面接の練習”をしてもらっているらしい。

まずは、椅子に座る前に、

「よろしくおねがいしま~す。」。

学校の連絡帳によると、そうちゃんは、はっきりとは発音できないものの、この挨拶は、ちゃんとできているらしい。

 

そして、先生の

「兄弟は、いますか?」

という問いに、そうちゃん、なんと、

「三人兄弟です。」

と答えたというではありませんかっ!!

 

、、、が、しかし、、、。

ん、、、、???

怪しい。

信じられない(笑)。。。。

 

、、、ということで、家でもさっそく、ぬきうち(?)面接、してみました。

すると。。。

 

私が、

「兄弟は、いますか?」

と聞くと、そうちゃんは、ニコニコ(いや、もうゲラゲラ状態)と、なぜか笑いながら、

「いませんっっっ!!」。

何回聞いても、絶対に、

「いませんっっっ!!」。

(これには、横で聞いている長女<8歳>と次男<6歳>も、ポカーンと口を開けたままあきれながら、

「も~ そうちゃ~~ん!!

しっかりしてよぉ~~~(笑)!!

ここに いるやな~い!!」。)

 

そして、

「兄弟のお名前を言ってください。」

と私が聞くと、そうちゃん、また笑いながら、

「○○くん、、、、△△ちゃん、、、□□くん、、、。」。

そうちゃんの口から出るのは、クラスのお友達の名前ばかり・・・。

 

う~ん、、、、

やっぱりねっ!!

大笑いの面接練習でした。。。

 

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そうちゃん・受験迫る

そうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)の受験が迫ってきた。

迫ってきたからといって、どう、ということはないのだけれど、 来週の金曜日、いよいよだ。

なんといっても100パーセント合格を約束されている、幸せこの上ないそうちゃんの受験。

なので、るんるんるん、らんらんらん。

私は、もうすでに大船にのりまくっている気分なのだけれど、この幸せな受験にも、なんにも心配がないわけでもない。。。

(そうちゃんの受験について書いた以前のブログはこちら。

“そうちゃんは受験生”

http://chi-ha-ru.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-13d3.html

 

テストの日は、終日(お昼すぎに終わる予定)、保護者同伴しなきゃいけない。

そして、そうちゃん、合格は約束されているのに、なぜだか、ちゃーんとテスト(?)があるのだ。

(しかも、どんな問題がでるのかは中学部の先生でさえわからない、というミステリアスぶり。)

なんでも、学力テストのようなものと運動能力テスト(数分間ほどの持久走もあるらしい。)、そして、保護者同席の面接まであるらしい。

 

まあ、普通の受験だったなら、

テストでいい点がとれるかな?

緊張せずに、今持っている力を存分に発揮できるかな?

が焦点になるけれど、そうちゃんたちの場合、受験の心配は、まったくちがうところにある。

 

一番の心配は、いつもとちがうので、子供が何かの拍子に混乱して、ひどく取り乱すんじゃないか?、ということ。

そうちゃんの学校のほとんどのお友達は、普段とは違うスケジュールを過ごすことが苦手。

不安いっぱいで困惑してしまう。

(運動会や授業参観でさえも、強いストレスになる。)

受験の日、いつもは学校にいるはずのないお母さん(お父さん)が朝から学校にいて、自分と一緒にずっといるという、こんななんでもないことが、そうちゃんたちにとっては、目玉が飛びでるくらい、ビックリ、ドッキリなことなのだ。

何のためにこんなことをするのかがさっぱりわからない子供たちは、きっと混乱すること、間違いなし!

 

それに加えて、

ちゃんと朝、起きて、試験当日、遅刻せずに学校へ向かえるのか?

(朝、サッと起きるのが苦手で、ぎりぎりにならないと起きられないお友達もいる。)

当日は、学校につくと、体操服に着替えて試験にのぞむことになるらしいけれど、子供がその体操服をちゃんとスムーズに着てくれるのか?

(こだわりがあるお友達もいるので、普段、着なれない洋服は、苦手。)

面接のとき、うろうろせずにちゃんと座っていられるのか?

(ま~、座っていられるか以前に、教室にちゃんと入って、とどまっていられるのかどうかも・・・?)

 

、、、、と、ちょっと想像つきにくいと思うけれど、そうちゃんたち場合、心配の“ジャンル”が、かな~り違う。

ママだけの付き添いではちょっと心配なので、パパがお仕事返上。

お休みをとって、受験には両親そろって臨む、というお友達もいるくらいなので、イベントとしては、なかなか大がかりになる。

 

案の定、うちのパパは忙しいらしいので、当日は私のみがそうちゃんの付き添い。

まっ、面接もあることだし、ちょっとおしゃれなスーツでも着て、、、。

、、、といきたいところだけれど、あまりにもいつもと違う一日に、そうちゃんがいつ、なんどき、どんな行動にでるのかまったくつかめない。

なので、いつでも“ハンター”となって そうちゃんを追いかけられるよう、当日は、軽快なパンツルックで行こうっと。

そうちゃん、どうぞ、おてやわらかに!!

 

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「まさか!!」

この間、トンカツを食べに行った。

テーブル席には私、私の左横に次男(6歳)。

そして、私の向かいに父、その隣に母・よしこが座った。

 

ベラベラとおしゃべりしながら、私たちは美味しいトンカツを食べていた。

、、、と、突然思い出して、私は言った。

「そうそう。

そういえばさあ、この間のりかちゃん(行正り香:私の姉のこと・一応、料理研究家と呼ばれています。)の朝日新聞の記事、すごかったよね~!

 なにがすごいってさ~、りかちゃんの記事の下に鳩山さん(衆院議員の鳩山邦夫さん)が載ってる、ってところがすごいよね~!!」。

 

<この会話の解説>

先日(1月19日)、朝日新聞(13面)に“オレは聞いてないぞ!”というテーマで(組織のどこに問題があるのか?という問いかけ)各方面の(三方の)意見が載っていました。

その一人が、姉。

そして、残る二人は、鳩山さんと、投資会社を起業されているという本田さんという方。

ちなみに、姉の記事は、紙面の右上に、鳩山さんは右下、本田さんは左真ん中、という位置。

<解説・おわり>

 

で、また、美味しいヒレトンカツをキャベツといっしょに口にほうばった。

そして、何気に隣のテーブルに目がいった。

 

、、、、ん、、、、???

そして、、、まさかっ!!!!

 

なっ、、、なっ、、、なんと!!!

隣のテーブル席には、なんと、はっ、はっ、はっ、はっ、、、鳩山さんが!!

母・よしこの右隣に(50cmとあいていない隣のテーブル席です。)、鳩山さんが座っているではありませんか!!!

トンカツを口にいれたまま、よほど私も目を見開いて驚いていたのか、2秒くらいの間、鳩山さんと目がバチーーッと、あったような、、、??

 

私は、さっそく、目を見開いたまま、手で口を隠しながら、向かいに座っていた父にささやた。

「パパ、、、

 鳩山さん、、、、鳩山さんだ。」

 

父は、一瞬、そんなばかなという顔をして

「えっ、、、そんなこと、、、。」

と言ったのち、素直に、私の視線の先を追う。

そして、ちょっと身を前にしてソッとのぞきこみながら、

「、、、、ん、、、

 そうかね、、、?」。

 

よしこにも言うと、よしこもあごを引きながら自分の右隣をソッとのぞいて、

「あら、、、、

 そうだわね、、、、。

 まあ、、、」。

スーツには、大きくて分厚いバッチが、、、、

間違いない!!

 

それから、テーブルの中心に身を寄せ合うようにして、ヒソヒソと声をひそめての私たちの会談がはじまった。

私たちは、トンカツをほぼ食べ終わっていた頃だったが、鳩山さんは、まだオーダーしたばかりなのか、トンカツがくるのを待っているところだった。

なので、父が、

「ママ(よしこのこと)、、、

 ちょっと、、、。

 声かけてみたら?

 この間、朝日新聞よみました、って。」

すると、さすが、よしこ!!

ちょっと照れながらも、声をかけてみる気、満々。

「そうね、、、。

 で、その新聞に娘(姉のこと)も載ってました、って言ってみる?」。

 

お店の中で、鳩山さんを鳩山さんだと気付いている人は、私たちをおいて他にいなかったし、こんな小さなお店で、わざわざ声をかけて騒ぎ立てては失礼かな、とも思ったけれど、鳩山さんがトンカツを食べているならともかく、タイミングのよいことに、まだトンカツはやってきていなかったので、お食事前にちょこっとご挨拶するくらいならよかろう、という結論が私たちの中ででた。

 

しかーし!!

鳩山さんは、政治家だ。

藪から棒に、“この間、朝日新聞よみました。”と、トンカツ屋で、口にソースをつけたまま、歯に千切りキャベツがはさまっているやもしれない私たちに唐突に言われても、“えっ なに?? なんのこと言ってるの?? どの記事よ??”と、困惑するにちがいない。

それは、失礼だ。

だから、もっと具体的に声かけした方がいいね、という話になった。

 

そうだ、、、、

確か、あれは、1月19日の記事だった、ということは、私が何となく覚えていた。

姉は、その記事で、

オレは聞いてない、というのは日本特有で、アメリカでは、仕事のはじめにたくさんの契約をかわして責任をはっきりさせるから、そんなことはありえない、、、、みたいなことを書いていたっけ。

けれど、、、、。

あらためて考えると、、、、。

「いったい、あの記事のテーマは、なんだったんだっけ?」。

 

私をはじめ、母も、???

ところが、まさか、ちゃんと把握していると思って疑わなかった父までもがおろおろしだした。

「いや~、、、

 なんやったかなあ、、、。」。

あの文章はよく書けていた、と、さっきまで姉を称賛していた父もその後は首をかしげるばかり、、、。

こんなことでは、、、、

すぐそこにいる鳩山さんに、声をかけることができないではないか、、、。

 

、、、、と、そのうちに、

「お待たせしました~。」

とうとう、鳩山さんのトンカツがやってきてしまった。

有名人とはいえ、鳩山さんも、忙しい時間をぬって、美味しいトンカツを食べるのを楽しみに、このお店に足をはこんだにちがいない。

そして、ようやく、今ここに、アツアツのトンカツを食べる幸せな時間がやってきたのだ。

「あっ、、、 トンカツ、きちゃったね、、、。

 せっかくのトンカツだから、話しかけるの、わるいよね。」

ということで、私たちは、後ろ髪ひかれながらトンカツ屋を後にしたのだった。

 

それにしても、、、、。

なんとツメのアマイ私たち!!

姉から、よく、

「私の本、よく読んでないでしょ~。」

とか、

「とにかくね~、いちばん関心がないの、間違いなく、ちはるちゃんたちよ!」

とか言われては、

「そんなことないってば~!

 よくいうよ~。」

「いつも真剣に読んでるってばぁ~!!」

と、言ってきたけれど、

確かに、、、、どこかちょっとアマイかもしれない。。。

 

ちなみに、家に帰ってから、新聞の記事のテーマを確認すると、“オレは聞いてないぞ!!”であることが判明。

なーんだ、、、そのまんまじゃん。。。

 

、、、ということで、せっかくなのに、お話できずに、ちょっと残念でした。

しかし、こんな偶然があるなんて!!

鳩山さん、テレビで拝見するよりずっとスリムで、そして、ダンディでいらっしゃいました。。。

 

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早起き

この間、パパが私に言った。

「ね~ね~、オレが朝早く、そうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)から起こされようの、知っとう~?」。

 

なんでも、早朝4時~4時半くらいの間に、きまって そうちゃんが「パパ~」と声をかけ、その後、「トイレ~。」と言うらしい。

(そうちゃん、トイレに行くときは、介助が必要。)

なので、パパは(仕方なく起きて、)そうちゃんをトイレに連れて行った後、また寝るそうだ。

 

私が、

「ときどき?」

と聞くと、パパは、目をパチパチさせながら、ちょっとムキになって、

「ちょっと~ なん言いよ~とぉ~?!?!

 知らんと~???

 オレ、毎日よ!

 毎日、そうちゃんから起こされて、朝、トイレに行きようとよ~!!」。

 

そ、、、それは、知らなんだ。

(ちなみに、私の5分毎にスヌーズ設定した目覚ましアラームが、毎朝ずっと鳴りつづけては消え、また鳴りつづけては消えていることも<パパ・怒り>、ついでに知らなんだが・・・。)

 

ただ・・・。

不思議と、パパがたまに出張、お泊りで家に不在の時、私がそうちゃんに早朝、トイレに起こされたことは、、、

ほぼない。

確かに、早朝、そうちゃんに「ママ~。 ママ~。」と声をかけられ、その後、「トイレ~。」と言われたことは、あるにはある。

 

けれど、そこは早朝。

ものすごーく眠たい早朝。

なので、私はひとこと、お布団の中から、

「そうちゃん・・・

 まだ朝、早いよ・・・。

そうちゃん、まだ、寝るよ~。

 トイレ、あとでね~。」

と、目もあけずにそうちゃんにそう一言だけ言う。

すると、そうちゃんもそれからまたあっさりと、すやすやと寝るのだ。

(ちなみに、そうちゃん、トイレに本当に行きたい時は、「トイレ! トイレ行く!!」と何度も言う。

なので、この早朝の「トイレ~。」は切羽詰まってはいないものと思われます。)

 

「、、、、だからさあ(パパが出張の時の私とそうちゃんのやりとりを説明して)、

パパもさ~、私みたいに、“まだ朝、早いよ~。トイレ、あとでね~。”って言ってみたら?

大丈夫よ~、そうちゃんも、本当にトイレに行きたくて言ってるんじゃないと思うよ~。」

と、私は、パパに親切にアドバイス。

そう言って試してみるようおススメしたけれど、パパは、

「ん~、、、でも、なんかね~・・・。」

と言ったまま気が乗らず、まだまだ毎朝、そうちゃんに起こされてはトイレに行っている模様。

 

そうちゃんも、余程のことがないと動かない人と、ちょっと言えばサッと動いてくれる人を、十分わかったうえで、人を使い分けているようであります。

パパ、フットワークが軽いのは、ここでは(思いっきり)裏目にでて、まあ、よいことだけではないようあります(笑)

 

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続・「じゅうぶんっっ!!」

思えば、家族の中で、なぜかパパだけが、そうちゃんに、「(パパ)、じゅうぶんっっ!!」と言ってもらっていないような・・・。

けれど、こと、“マメさ”にかけては、“パパ、じゅうぶんっっ!!”なのだ。。。

 

パパは、剣道、マラソン、野球、ソフトボール、バレーボール、緑の少年団、そしてラグビー。

、、、と、小さい頃から、スポーツは、いつもパパの身近にあり、常に何かしらやっていたらしい。

小学生の時も、友達と家で遊んだ記憶はなく、遊ぶときはいつも外。

夜は夜で剣道に通っていたため、小さい頃から、家でゆっくりすごしたり、テレビをまったりみたり、という生活とは無縁だったそうだ。

 

おかげ様で、そういうリズムは、大人になった今でも体にしみこんでいるのか、今でも、フットワークは、至極軽い。

だから、お買いものなんかは、大の得意(笑)。

私が買い物リストさえメモに書いて渡せば、パパは、即刻立ち上がる。

そして、嫌な顔ひとつすることなく、いつでも、どこへでも向かってくれる。

(まあ、難を言えば、お料理がまったくできないところ。

ここは、非常に残念なところだけれど・・・。

ちなみに、パパがお料理できないのは、なんでも、“包丁がコワイ。”という奇妙な理由から。

 

けれど、一つ疑問。

パパは、のこぎりやカッターには、なんの抵抗もなく、日常、よーく使っている。

木だってなんだってギコギコと器用に、あんなに楽しそうに切っているではないか。

なのに、何ゆえに、包丁を持つことだけを、かたくなに拒むのか???

台所の包丁は、パパ曰く、“とんでもないところまで切れそうでコワイ。”らしい。

は~ん、そんなわけのわからない理由、、、さっぱりわからない。

ちょっと理解に苦しむところ。

 

でも、ひょっとすると、これは、パパの作戦なのかもしれない、と思うことはある。

もし、この領域<料理の世界>に自分が一歩踏みいれたら最後、とんでもなく手伝いさせられそうな気がして、それを恐れての苦しい言い訳なんじゃあなかろうか・・・???)

 

で、パパの“マメさ”は、なにも”買い物“に限ったことではなく、生活全般にわたる。

たとえば、お休みの日、“あ~ 極楽極楽。”と、パパ、お昼寝中。

そんな中、次男から、ひとたび、

「ね~ね~、パパ~、昼寝なんてしてないでさ~、サッカーしようよ~。

 いっしょにあそぼ~よ~。

 ね~ね~、公園に行って、サッカーと野球、しようよ~~。」

という声があがろうものなら、パパは、おもむろにヌーッと立ち上がり、あっという間に、サササッとサッカーボールと野球セットを準備。

気が付くと、次男より先に玄関に向かい、もう靴を履いて次男を待っている、という始末。

それが、パパ。

 

お料理はさっぱりできないけれど、ミルクココアだけは、いつでも間違いのない、抜群においしいのを作ってくれるのも、パパ。

(単純に、だいたいの目分量で作る私とちがい、ココアもミルクも分量通~り正確にはかるためだと思われますが、、、、<笑>)

そこで、たとえば、たまたま牛乳をきらしていたとしたら。。。

 

私だったら、

「あっ、牛乳がない、、、。

 まっ、しょうがない。

今日は、牛乳なしのココアね。」

で、あっさり終わるところだけれど、パパは、ちがう。

 

子供たちから、

「え~~~?

 牛乳ないの~~~??

 牛乳の入ったミルクココアが おいしいのに~~~。」

と、ひとたび声が上がったと思ったら、

「あっ、牛乳、牛乳。」。

、、、、と、パパ、次の瞬間、もう玄関へ高速移動。

目の前のセブンイレブンへと向かっている。

 

またある時は、次男が、

「はっくん(次男のこと)さ~、テニスがしてみたいんだよね~。

 なんか楽しそう。」

と、一言いえば、その日に、パパ、

「今日、テニスのラケット見に行ってきたんだけどさあ~・・・。」

・・・という感じ。

 

私なんかは、

「子供が言ったことをいちいち真に受けて、買いに行くことないんじゃな~い?」

とか言ったりするのだけれど、パパは、きっぱり言う。

「いや、はっくんが言うから、じゃなくて、オレがテニス、したいと~。

だから、テニスのラケットがほしいと~。

 ラケットね、いいのみつけた。

だから、買っとこう!!」。

 

・・・そう、パパに言わせれば、たいていは、頼まれたから、ではなく、“オレもしたいと思ってた。”とか、“オレもほしいと思ってた。”ということらしいのだ。

すべてが、なぜかこんな風なので、万事において、とっても重宝、大助かりではある。

 

またある時、子供が

「ママ~、のどかわいた~。」

と言うとする。

それがパパが家にいる休日だったとするならば、その言葉は、間違いなく、私からパパにバトンタッチされる。

「あ~ ほんとほんと~、のどかわいたね~。

 ねえ、パパ~、私たち、のどかわいた~。」。

たった一回、多くて二回。

そう叫びさえすれば、パパは、向こうの部屋にいても、なぜかキッチンへとすいこまれるようにしてやって来てくれる。

 

そして、そうちゃんは、お茶。

長女は、リンゴジュース。

次男は、ミルクココア。

私は、コーヒー。

、、、と、オーダーはバラバラであってでさえも、嫌な顔一つせず、淡々とみんなに持ってきてくれる。

しかも、猫舌の次男には、熱いミルクココアをいったんチルド室で冷まし、適温にした後、はこんでくる、、、という、私では考えられないようなキメの細かさ。

 

、、、なのに・・・。

ちょっと気の毒なので、そうちゃんの代わりに私が言ってあげよう。

「パパ、じゅうぶんっっ(笑)!!」

 

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