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2012年1月

「じゅうぶんっっ!!」

そうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)の口からでてくる言葉で好きなのは、「しあわせ~。」。

そして、今一番好きな言葉は、「じゅうぶんっっ!!」。。。

 

大好きな鶏のから揚げを食べる時など、そうちゃんは、「しあわせ~。」、 そして、「じゅうぶんっっ!!」を連呼。

う~ん 、鶏のから揚げごときに、こ~んな身に余る言葉をいただけるなんて・・・!!

感激っ!!

 

思わず、

“そうちゃん、どうもありがとうね~。

これからますます精進いたしま~す!!”

と、そうちゃんに向かってなーんか自然に手を合わせたくなるような、、、

とにかくとってもありがた~い気持ちになる。

 

で、そうちゃん、なぜか、ことあることに、

「ママ、じゅうぶんっっ!!」

「なつ(長女のこと)、じゅうぶんっっ!!」

「はっくん(次男のこと)、じゅうぶんっっ!!」

を連呼する。

(そういえば、、、。

「パパ、じゅうぶんっっ!!」、、、、とは、聞いたこと、、、ないような・・・。

なんでだろ・・・<笑>?)

 

“じゅうぶん“っていう言葉、なんて満たされたあたたかい言葉なんだろう。。。

そうちゃんから「じゅうぶんっっ!!」って言われると、

“もう精一杯がんばってるよ~。”

と言われているような、

“大丈夫、大丈夫。

バッチリ大丈夫だからね~!!“

と言われているような、

“精一杯 これ以上ないくらいに満たされてるよ~っ!!”

と言われているような、、、。

最上級の褒め言葉だな、これは。

 

そしてまた、今のこの状況を、自分の置かれたこの環境を「じゅうぶんっっ!!」と(そうちゃんのように)言い切れる人は、なんて強く、なんて美しいのだろう、と思う。

日々いろいろあっても、「じゅうぶんっっ!!」 「しあわせ!!」。

そうちゃんみたいにスッキリと言える人でありたいな。。。

 

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御無沙汰しておりました(笑)

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そうちゃんと説教

そうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)は、日常のちょっとしたことで、怖がったり嫌がったり怒ったりすることが多々ある。

たとえば、耳そうじ。。。

 

そうちゃんの耳そうじをしようと思って、私が綿棒とベビーオイル片手にそうちゃんに何気に近寄って行くと、そうちゃんは、まるで私のことを“オオカミがきたーーーーっ!!“とでも叫ばんばかりの驚きをもって見る。

そして、

「いや~!

いやっ いやっ いやっ!

(耳そうじを)しな~い! しな~い!!」

と、大きく動揺しながら、後ずさりする。

 

まあさっ、、、、

耳そうじなんて、しなくったって、どーなるわけじゃないし、、、。

そんなに嫌がるなら、まっ いっか・・・。

、、、、と、たいていは、私はそこで、あっさり撤退。

ただ、“今日は、ものすごく汚れてる!!”とか、なんとなーく“今日は、耳そうじの日だ!!”と勝手に思った日に限っては、

「ちょっとだけだからさ~。」 と、できるだけやさしい声(?)で安心させながらそうちゃんに近づき、だましだまし、そうちゃんの耳そうじをする。

 

ただ、最初こそ、なんとなくだまされながら、まあまあそこそこ素直にしているそうちゃんも、間もなく、”がまんならん!! いやだ!! やめろ~!!”という状態に。

しかも、そうちゃんのその動揺は、以前にも増し、激しくなる。

やんややんやと、そうちゃんが騒ぎたて、とっても面倒なことになってしまうことがある。

 

こんな時は、真向から、そうちゃんに何を言ってもムリ。

かえって興奮するだけで効果なし。

そこで思いついたのが、、、、お説教。

これが、驚くほど効果あり!!

ここでのポイントは、あくまでも爽やかな、歯切れのよい説教。

決して、うだうだと文句を言うような調子ではいけない。

 

まずは、私は、突然に仕切り直し、背筋をシャンとする。

そして、興奮してのけぞったり、体をくねらしたり、顔を険しくしているそうちゃんの横に、静かに正座をして座り、一呼吸おく。

そして、こんな風なことを、できるだけ平静に、でもちょっとおおげさに、そして、リズム感をもって言う。

 

「そうちゃん。

 よ~く聞きなさい。

 (決して怒らず、遠くの方をみる視線で。)

 あのね~、前々からずーっと言おう言おうと思ってたんだけど、今日、言います。 

 たかだが耳そうじくらいで ビクビクしてもらっちゃー 困ります、正直。

 

男はねえ、もっとドーンとかまえて~。

 そうちゃんは、小さい小さい!!

 ママはねえ、そうちゃんには、もっと大きな男になってほしいの。

 もっともっと大~きな大~きな男に。

 (ここで、大げさに手を広げてジェスチャー。)

 わかった~ そうちゃん?

 

だいたいね~、男がそんなにケソケソしてたんじゃー つまりません!

 も~それはねえ、障害があるとかないとか、そんなことは関係ないのっ。

 障害があるからってね~、そうちゃん。

なんでもかんでもゆるされる、ってことにはなりません。

わかる~ そうちゃん?

 

 だから~、耳そうじくらいで、そーんなにビクビクしてちゃ~ いけません!

 困ります!

小さなことでいちいち騒がない。

いいねっ?!

わかった~ そうちゃん??」。

、、、、と、こんな風。

 

で、こんな風な説教を唐突に始められると、はじめ、そうちゃんは、いつもの私とはまったくちがうので、一瞬驚き、”??????”

でも、次の瞬間、そうちゃんのツボにはまり、なぜかニヤニヤしだす。

そして、信じられないことに、さっきまであんなに怒って興奮していたのに、私の説教の“わかった~ そうちゃん?”とか、“いいねっ?!”とか “わかる~ そうちゃん?”と、私が言うたびにそうちゃんは、

「はいっ!!!」

 「わかった~ はいっ!!!」

 「いいよ~!!」

と、絶妙なタイミングで、しかも、ものすごくシャッキリと返事(合いの手)をしてくる。

これは、本当におどろくほど。

 

そして、お説教が終わったころには、なぜか、そうちゃん、上機嫌になる始末。

いったい、、、なにゆえに????

 

P.S.

実は、そうちゃん、寄席も大好き。

あのリズムのある独特の語り口が気に入っているよう。

寄席をテレビでみていたら、ケラケラケラケラ笑いっぱなしです。。。

 

P.S.

りりこさん、コメントをありがとうございます!!

次男くん、もうすぐ1歳になるんですね。

育てる側としては(特に赤ちゃんの時期は)、一人増えると、倍どころか、その何乗にもなって大変になるイメージがありますが、ある程度育ってしまうと、兄弟で遊んでくれるし、子供は子供同士で勝手に世界を広げてくれるので、かえって楽になってくるイメージがあります(笑)

 

それでは、“りりこさん選“ブログをどうぞ。

1:はっくんの和式トイレ  

 http://chi-ha-ru.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-3337.html

2:不毛地帯  

 http://chi-ha-ru.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_f5f2.html

3:紅の豚  

 http://chi-ha-ru.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-cb7e.html

 

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お年玉

お正月といえば、お年玉。

子供の頃、お正月になるともらえるお年玉がとても楽しみだった。。。

 

私の父も母も、それぞれに兄弟が多いので、私には叔父や叔母がたくさん。

だから、叔父や叔母から、そして、歳のはなれた従妹から、私は毎年お年玉をいっぱいもらった。

 

中には、遠方にいる母の親戚から郵便で送られてくるものもあった。

母・よしこは、お年玉の入った封筒を開きながら、

「まあ・・・・。

 わざわざ、ちはる(私のこと)とりか(姉のこと)にお年玉送ってくれて、、、。

 悪いわねえ~!!」。

 

そう言ったかと思うと、もう次の瞬間、手に電話の受話器をもっていた。

そして、もう一方の手でヒョイヒョイと私たちに手招きしながら、

「さっ、お礼の電話をしましょ!

 ちはるもりかも、電話でお礼を言ってちょうだい!」。

、、、ということで、私たちは、お礼の電話を、よくした。

 

あちらこちらからもらったお年玉袋がそろったところで、お金をかぞえると、、、、。

すっ、、、すごい!!

日ごろ、10円玉か50円玉しか縁のない私たちの目の前に、お札がザクザク。

私は、あんまりうれしくて、暇さえあれば、「1、2、3、、、、。」と声をだしながらお金を勘定するのが大好きだった。

ところがっ!!

 

お正月もすぎ、1週間がすぎるころになると、なんとなーく不吉な空気が家に漂う。

そして、それは必ず現実のものとなった。。。

 

、、、そう、ツカツカツカと、よしこの足音が近づいたかと思うと、ふと、私たち姉妹の前でその足は止まる。

そして、よしこは、仁王立ちしたかと思うと、おもむろにこう言うのだった。

「さっ、ちはる、りか。

 お年玉、だしてちょうだい。」。

 

毎年のことではあるけれど、なーんか納得いかない。

さんざん、おばちゃんやおじちゃんにだって、お礼だって言ってきたじゃないか~。

なので一度は必ず私も言った。

「これ、ちはるが持っとく~。

 だって、ちはるがもらったんだも~ん。」。

 

けれど、よしこは少しも迷う(ひるむ)ことなく、

「ダメダメ!!

 子供がこーんな大金、持つものじゃないわ~。

 さっ、ママが預かって、ちゃーんと銀行に持っていくから、早く出してちょうだい。」。

そういうと、よしこは、ササササッと私たちのお年玉袋を回収するのだった。

 

で、その銀行とやらに預けたら最後、そのお金は、二度と私たちの前に姿を現すことはなかった。

う~~~ん・・・・。

今をもって、あのお金がどこへ行ってしまったのか、、、、、真相は闇の中。

(いやいや~ だいたい察しはついておりますがねっ、、、?!)

 

今なら、“こども商品券”という、子供の味方ともいうべき便利なものがあるので(おもちゃとかにかえられる商品券)、これを指定できるのに。

まったく残念な時代でした(笑)

 

P.S.

Kokoroさん、ベルギー特派員のChikaさん、お久しぶりです!!

Kokoroさんのそうちゃんも大きくなったことでしょうね。。。

ベルギー特派員のChikaさん、私の背中には、今ももちろん、貼るカイロがはり付いております(笑)

コメントをどうもありがとうございます!!

 

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あけましておめでとうございます!!

昨年は、クリスマスイブの、

“さあ、クリスマス、クリスマス。

さあさあこれから、みんなでごはんを食べよ~!“

というくらいの夕暮れ時になって、長女(8歳)が風邪でダウン。

それから4~5日、熱が上がったり下がったりだったので、思いがけず、家に缶詰となってしまった年の暮れ。

 

そして、毎年クリスマスが終わると里帰りする姉家族が、今年は帰ってこなかったため、いつもの年の年末年始とはちがい、家族とどっぷり一緒にすごす、久々にのんびりゆったりとした年末年始となりました。。。

 

日々、昨日・今日・明日・・・と時間におわれ、バタバタの毎日。

でも、せっかくのこの機会に、そんなバタバタも一時停止。

こんなにのんびりゆったりとした時間があると、ふと、空を見上げてボーーっ。

 

空はのびやかで、広くてゆったりとしていて、白や銀色やグレーの濃淡のある雲があちらこちらに散らばっています。

このひとときをかみしめるようにして、私の前をゆっくりと通り過ぎていきます。

さっきからみていると、ティラノサウルスやエビフライの形の雲が私の前を通過。

そうかと思うと、お次は、懐かしの“ジョーズ”のような、ぱっかりと口をあけたままのサメの形の雲が私の目の前に現れたり。

 

雲は、ところどころ光がさして輝いている部分もあれば、どんよりとしたグレーの部分もあり、 白色で輪郭がはっきりとふちどられた雲もあれば、隣の雲との境がはっきりとせず、なんとなーくくっついているものもあったり、、、。

そして、どの雲も、だんだんに左へちょっとづつ移動していくのをジーッと眺めていられるのもつかの間、いつしかどこかへ消えて、なくなってしまいます。

なんだか、つくづく、、、、

雲って不思議だあー。。。

 

でも、実は、私たちの目に映るものすべては、この雲と同じように、形があってないような、形はないけど存在するような、、、、

色も境界線もはっきりあるような、ぜんぜんないような、そんな感じなんだろうなあ、と思ったりします。

家族の形もまた、この雲のように、刻々と変わって行くものなのかもしれません。

 

そうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)が、この春、高校入学。

次男(6歳)も、いよいよ小学校入学。

うれしい!!!

待ってました~~~っ!!

 

、、、と思う反面、きっと、この調子だと、そうちゃん、入学したと思ったら あっという間に3年たっちゃいそうだな・・・。

高校卒業する日も遠い日ではなさそうです。

そうしたら、そうちゃん、家を出て、施設で暮らすことになるかもしれません。

 

だとすると、長女(8歳)も次男(6歳)も、そうちゃんも、お互いどっぷり兄弟同士一緒にすごせる時間は、ほんのちょっとです。

思えば、私は二人姉妹ですが、一学年ちがいの姉と一緒に暮らしたのは、たったの16年くらいです。

(姉は、高校の時にアメリカに留学しました。)

姉とは、自分の中では、いつも一緒にいて、ケンカして、遊んで、同じ時間と空間を長いこと共有してきた気がしますが、それでも実際は、16年。

意外に短いことに、いまさらながらびっくりします。

 

そう思うと、家族べったりいっしょに過ごせるのは、ごく限られた時間です。

だから、家族で美味しいものを食べて美味しいねえ、と言ったり、

一緒にくだらないテレビをみてガハガハ笑ったり、

どうでもいいことでケンカしてみたり、

一人一人の成長をそれぞれに発見しあったり、、、

そんな一つ一つを愛おしんで、今年はすごしていきたいなあ、と思います。

今年もどうぞよろしくおねがいします!!

 

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