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赤ちゃん

昔、まだ私が結婚していない頃、知り合いから、昔つきあっていた彼女の話を聞きました。。。

 

“その彼女は、生まれつき重い心臓病を患っていて、医師から、将来結婚することになっても、赤ちゃんを産むことは、体にとても負担がかかるので無理だ、と言われていた。

その後、いろいろあって、結局(その彼女と)結婚にはいきつかなかった。

けれど、それから数年後、街で偶然彼女の姿をみる。

彼女が結婚したという話は風のたよりに聞いていたのだけれど、驚いたことに彼女は、その手でしっかりと赤ちゃんを抱いて、幸せそうに笑っていた。。。“

 

その姿をみたときの衝撃はものすごいものだったそうです。

金縛りにあったようで、彼女にしゃべりかけるどころか、体がかたまってしまって身動きさえできなかった、と言っていました。

 

本来、女の人が赤ちゃんを産むか産まないかは、とても個人的な問題で、それによってまわりの人が影響をうけるということはないと思いますが、その知り合いの気持ち、今なら私、とてもよくわかります。

私も昔、まだ子供はそうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)だけだったころ、同じような驚きと、気の遠くなるほどの“すごいなあ・・・・。“という思いをいだいた時期がありました。

上の子供が障害があるのに、次の子供を産み、育てている女性に対してです。

 

その頃、私はまだまだそうちゃんで手一杯のところがあり、その上、もう一人赤ちゃんを、というのはなかなか思い切れない時でした。

ところが、あるとき、友人(二人目に障害のある子供をもち、三人目を産んだ友人)は言いました。

「まあねっ、(赤ちゃんが健康にうまれてくるかどうか)心配は心配だけどさあ、も~ね~、ここまでくるとね~、イチかバチかよ~!!」。

そう言いながら、ハハハハっと楽しそうに笑いました。

 

その時、すごい!!

これか!!

、、、、と思い、私の中のモヤモヤがぶっ飛んだのを覚えています。

 

産むか産まないか。

そこには、大きく高く重い“ベルリンの壁”のようなものが立ちはだかっているイメージが私の中にはあったのですが、 なーんだ、“イチかバチか”なのか、、、。

ほっほう、そうだったのか!!

じゃあ、私もいっちょ、勝負師にでもなった気持ちでおもいきっちゃうかー、 と、一気に気楽になり、ポンと背中を後押しされた思いでした。

 

とても大きな決断のように思えることも、実際は、こんなもんなのかもしれません。

イチかバチか、と思えるほんのちょびっとの勇気があれば。。。

 

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