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そうちゃん・”障害”を嫌う。

”障害”という言葉。

今は、”害”ということばは決してよい意味をもたない、ということからか、”障がい”と書かれたりもする。

知的障害のある子供をもつ私としては、、、、

実は、あまり(まったく)こだわりはない。

”障害””障がい”も、私が”ちはるちゃん”と呼ばれるか、”ちーちゃん”と呼ばれるかの差と 、そう変わらない。

けれど、そうちゃん(長男・15歳・知的障害アリ)は、”しょうがい”という言葉が、とっても嫌 いらしい。。。

(ちなみに、そうちゃんは、字が読めないので、もちろん、漢字も読めません。

なので、まあ、それ以前の問題として、”障害””障がい”も、そうちゃんにとっては何も変わり ません。)

 

前々から、うすうすは感じていた。

ごはんを食べる時などに、何気なく、長女(8歳)と次男(6歳)と私の中の会話で、

「そうちゃん、障害があるからさあ。。。」。

そう言うと、そうちゃん、左の眉が”ニュッ”と上がって、”なーんか面白くない話題になったなあ 。。。”という顔をしているような気がしていた。

なんとなーく、なんだけれど。

でも、この間、決定的に、それは間違いないことが判明!!

 

長女が、11月から、また新しく習い事をはじめたい、と言う。

その習い事は、夜けっこう遅く終わるので、他の子供たちは、お母さんがお迎えにきてくれる人が多 い模様。

ただ、私が長女をお迎えに行くには、夜バタバタしている忙しい時間帯であり、なにより、うちは、 一人では留守番できないそうちゃんがいるので、その時間にお迎えに行くのはちょっと難しいなあ、

一人で帰って来られるなら、(その習い事を)はじめていいよ、という話を長女にしていた。

 

すると、長女、ちょっと考えた後、

「私ね、大丈夫!

自分でちゃんと帰ってこれるから、

ねえ、11月から(習い事を)はじめていいでしょ?!」

と言う。

まあ、だったらいいよ、ということになったのだけれど、念のため、先生に”障害のある兄がいるの で、お迎えにいくことはむずかしい、ということをメールしておこうか?”、と私。

「うん!

じゃあ、そうして!!」

と、長女が言うので、私と長女、携帯の画面をみながら、いっしょに字をうちこんでいた。

 

「えーっと、なんてメールしよっか?

(長女に聞く。)

・・・まっ、そのまんまでいっか?

えーっ、

”知的障害のある兄がいるので、お迎えにいくことがむずかしいです。”。」。

 

、、、と、その瞬間!!

驚いたことに、背後で すでにお布団に入り寝ていたハズのそうちゃんが、むくっと起き上がった。

そして、そうちゃん、ものすごーく不快な顔をしたかと思うと、大きな声で、私と長女に向かって、

「うるさいっ!!

も~~~ うるさーーーいっ!!」

と叫んだので、私と長女とそばにいた次男は、びっくり!!

 

しばらくして、またストンと寝たそうちゃんをみながら、三人(私と長女と次男)で、

「そうちゃんも、わかるんだね~。

”しょうがい”っていうこと言われるの、いやなんだよね。」

という話をひとしきり。

これからは、そうちゃんの前では、 ”しょうがい”の代わりに、

「スペシャル」と言った方がいいんじゃないか?

いや、「とびきり」と言ったほうがいいんじゃないか?

それとも、思いきって、「イケメン」と言った方が気持いいんじゃないか?

、、、という意見が長女と次男から次々と出された。

 

そうちゃんは、”障害”という意味はまったくわからないけれど、きっと”障害”という言葉を口に した人の顔が、ちょっと困った顔だったり、なんだか悲しそうだったり、声もくぐもっていたり、、、  

そういう感覚を敏感に感じ取り、決して心地よくない印象が積み重なっていったのかなあ・・・? ?

そうちゃん、実は、とても繊細であります。。。

 

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