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のっぽ

そうちゃん(長男・14歳・知的障害アリ)の身長が、この春休み、ニョキっと確実に伸びた気がする。

最後に学校でもらった”成長の記録”には、確か172cmと書いてあった気がするけれど、もうそんなもんじゃない。

パパと変わらないくらいになってきた。

 

そうちゃんは、ちょっと猫背。

だから、もう少し背中をピンとしたら、、、175cmは楽にありそう。

 

まだ、そうちゃんが幼い頃、

”このままグングン背が伸びて、そのうちに私の身長を越して、そうちゃんから見下ろされるようになったら・・・。

そのころ、そうちゃんと私は、いったいどうなっちゃってるんだろう。。。”

と、心配とも不安ともつかない漠然とした思いがあった。

<ちょっと手におえない猛獣(グングン背が伸びたそうちゃんを仮定して)をイメージし、自分だけ悲劇のヒロイン。

あれこれ考え、(勝手に)愕然としたりもした。>

 

けれど、実際、あっさりと背を越された今を迎えると・・・。

どうなっちゃってもいない。

そうちゃんと私は、そうちゃんと私のまま、意外にも、なんにも変わっていないことにちょっと驚く。

そういう意味では、ちょっと想定外。

もちろん、後ろをふりかえると、山あり谷あり、相当なでこぼこ道もあったけれど、でも、だからといって、どうなっちゃうということは なかった。

 

今日、そうちゃんが楽しそうにCDを聴きながら歌っていたので、思わず私も、そうちゃんが座っているソファへ向かった。

そして、そうちゃんの隣にピッタリくっついて座った。

 

”大きな古時計””アイアイ”・・・。

童謡ならなんでも知っているそうちゃんの口から、どんどん歌が飛び出す。

そうちゃんは、体を前後に動かしながら、次から次へと、それはそれは楽しそうに歌う。

(ハミングと、ところどころ発音できるところは発音して。)

ソファのボヨヨーンボヨヨーンという揺れを心地よく感じながら、私も時々歌う。

 

こんな時、私は無心。

何にも考えない。

ただただ、森に行った時のような、山に行った時のような、海に行った時のような、川に行った時のような、、、、

とにかく、広くて大きな自然を目の前にした時と同じ安らぎを、そうちゃんから感じる。

こういう感覚は、なぜか、(人間では)そうちゃんからしか感じない。

 

体が大きくなっても、まんなかの一番深いところは、昔も今もぜんぜん変わらないからそう思うのか、

それとも、こんなに歌が好きで、(歌自体は、未完成なのに、そんなことを簡単に越えてしまうほど)歌う喜びというものが体の奥からで ている人をみたことがないからそう思うのか、

それは自分でもわからない。

でも、なんだかんだいっても、私は、そうちゃんからいろんなことを与えてもらってるなあ、世界を広げてもらってるなあ、と、こういう 瞬間にいつも思う。。。

 

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