« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011年4月

飄々(ひょうひょう)と

私のまわりをみまわすと、ダンナさんが単身赴任になったり、一番上の子供が大学生になって家を出て行ったり、、、という人が、ここの ところ、じわりじわりと増えてきた。

私には、まだ、そのどちらも経験がないので、ピンとこないのだけれど、私が、

「ねえ、どう(どういう感じ)?」

と聞くと、なぜか私のまわりの人は、みーんな口をそろえて同じことを言う。

 

まず、ダンナさんが単身赴任の人は、

「いいよ~~!!」。

「最高~~っ!!」。

「でもね~、(そんなにちょこちょこ帰ってこなくていいのに)子供のことが気になるらしくて、よく家に帰ってくるとよ~。」。

 

そして、子供が家を出て行った友達もまた、

「いいよ~~!!」。

「も~ね~ 最高~~っ!!」

「楽よ~。 楽チン!!」。

 

子供がいなくなって初めて、今までなんやかやと気難しくうるさかった子供に、自分が無意識のうちにどれだけ気をつかっていたのか、目の上のたんこぶ状態だったかがよーくわかった、のだと言う。

 

そんなこんなを話をしている最中、友達の携帯に、家を出て東京の大学に行った息子さんからメールが。

すると、メールを開く前から、

「あっ、息子からメールだ。

また、お金の催促だね、きっと。」。

そして、メールを眺めながら、

「やっぱりね~。」。

息子さんからメールが来る時は、”元気?”でも、”最近どうしてる?”でもなく、単刀直入に、お金を送ってほしい、というお願いメー ルらしい。

 

家に子供がいた時は、息子さんがちょっと太めだったので、揚げ物や炒め物を控えたり、カロリーおさえめメニューを考えて献立を調整、気を使っていたらしい。

、、、にもかかわらず、子供の体重は、ちっとも変わらず。

ところが、初めて帰省した時の息子さんを一目見て、ビックリぎょーてんしたらしい。

東京に出て行って一人暮らしで不自由な生活をしているからなのか、なんと、信じられないほど、スリムでイケメンになっていたそうだ。

自分の努力なんて、なんの役にもたちゃしなかった、バカバカしかった、と言っていた。

 

ダンナさんが単身赴任になったり、子供が家を出て行って、「淋しい!!」という人が、まわりにたったの一人もいないことが、ちょっと不思議で、そして、なんだか面白い。

けれど、みじんもためらうことなく「最高~っ!!」と言い切れるその姿は、どこか、飄々としていて頼もしくさえある。

ちょっと”キラリ”と不思議な光を放って輝いていたりもする。

その姿をみていると、子育てでも何でも、あーだこーだと迷うことも考えることも、そうたいした意味はない、ということ、間違いなし。

どうやら、そう言い切れる。

将来をみすえると、やっぱり、今、この時間も、結局は、誰はさておき、自分が楽しむことが一番なんだ、と、つくづく思う。。。

 

<人気ブログランキングに参加しています>

下の”人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ランキングのポイントが上がります。

いつも応援、ありがとうございます!!

 人気ブログランキングへ          

  人気ブログランキングへ                                   

|

そうちゃんの涙

昨日、次男(5歳)が、

「そうちゃん(長男・14歳・知的障害アリ)が泣いてるの、はっくん(次男のこと)一度もみたことがない。」

と言う。

 

えーっ、、、、?

そうだっけ???

 

長女(7歳)も、

「あっ・・ ホントだあ!!

涙ボロボロながしてるのも、ちょこっとだけ涙目になるのも、そういえば見たことないよね~?!」

と言う。

 

そう言われてみると、、、ホントだ!!

最近、見たことない!!

 

そうちゃんの涙をみたのは、かれこれ、、、3年は前だと思う。

珍しく、学校から猛烈に不機嫌に帰ってきたそうちゃん。

お風呂に入っている時、「いやだった~、、、。」と言いながら、涙をポロポロポロポロ。

そうちゃんがいっしょうけんめい訴えるも、結局、”なにがそんなに嫌だったのか。”をわかってあげる ことができず、私まで悲しくなったっけ。

覚えている限り、それが最後の涙。

 

それにしても、、、

なんで泣かなくなったんだろう???

強くなったのかな?

それとも、私が思っているよりずっとずっと、お兄ちゃんになったのかな?

 

気がつけば、そうちゃんも中学3年生。

そして、明日は、そうちゃん、15歳の誕生日を迎えます。。。

 

<人気ブログランキングに参加しています>

下の”人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ランキングのポイントが上 がります。

いつも応援ありがとうございます!!

人気ブログランキングへ   

  人気ブログランキングへ                             

|

力関係

長女(7歳)と次男(5歳)が、お手紙交換。

大きな画用紙に、たくさんの絵と、お互いに宛てたメッセージ。。。

 

次男は長女に、

”なっちゃん(長女のこと)。

いつも やさしくしてくれて ありがとう。

またいっしょにあそぼうね。”。

 

そして、長女は次男に、

”はっくん(次男のこと)。

いつも ゆずってくれて ありがとう。

かわいいね。

大好きだよ。”。

 

一見、何の変哲もない”かわいい手紙”だけれど、、、

そこには、二人のゆるぎない”力関係”が!!

 

長女、日ごろから、次男に対して、(とても)威張っている。

私が次男だったら、こんな風に言われたら、きっと、もっとはむかって対抗しそうな気がする。

けれど、そういう場面でも、次男は、けっこうアッサリ。

ほとんどの場面で、最終的には、次男が長女に譲る、という形をとって平和的解決。

(次男、争うと、イヤな気持ちになるらしい。)

 

遊びの中でも、長女が絶対的に支配。

たとえば、二人で、”家族ごっこしよ~。”という時。。。

 

「はっくん、何の役がい~い?」

と長女、次男に希望を(一応)聞くには聞くけれど・・・。

次男が、

”じゃあ、ぼく、小学校1年生の男の子ね!”

と言った途端、長女の顔は、さっそく曇る。

「(けげんそうに)え~~っ、一年生・・・?!」。

そして、

「はっくん、赤ちゃんは、どう?」。

 

次男が

”(ちょっと不満そうに)赤ちゃん・・・??

まっ いいけど~・・・。”

と言った途端、長女、顔がパッと晴れやかに。

「よし! 赤ちゃんに決定ね!!

じゃあ、私、お姉ちゃん。

小学校6年生ね!!」。

 

長女に言われ、赤ちゃんになりきった次男は、

”ねえ、おね~ちゃ~~ん。

あのさ~ ぼくさあ~・・・”

と、赤ちゃんっぽい、たどたどしい口調で長女に話しかける。

すると、間髪入れずに、長女、

「はっく~ん。

赤ちゃんは、そんなに上手にしゃべれんよ。

まだ ”ばーぶー ばーぶー”とかしか言わんよ。」。

 

すると、次男、面白くない顔をしながらも、それ以降は、 ”ばーぶー ばーぶー。”。

さらに、次男が、”ばーぶー ばーぶー”と言いながら、赤ちゃんっぽくヒョコヒョコ歩いていると、長女から、また厳しいひと言(発令 )が!

「はっく~ん。

あのね~、赤ちゃんは、まだ歩かんよ~。

まだハイハイだけね。

それから時々、手と足、バタバタさせるよ。」。

 

すると、驚いたことに、次男、長女の言うとおり、(仕方ないな、という顔はするけれど)さっそくハイハイをはじめ、時おり、ひっくり返って手 と足をバタバタさせているではないか(驚)!!

 

、、、と、一事が万事。

配役も場面設定も、長女の独断と偏見の元、思うがまま。

ほぼ全部、長女が決める。

そのうちに、しびれをきらした次男がちょっとでも逆らおうとすると、

「あっ そう。

な~んかさあ、、、。

もう、家族ごっこ、あきてきた~。

やめよっ!

もう、おしまいね~。

さっ、はっくん。

次、なにして遊ぶ~?!」

とか言っているので驚く。

そこには、明白な姉と弟の力関係がくっきり。

(もちろん、その力関係は、”家族ごっこ”のみにとどまらない。)

 

私は、姉と二人姉妹だったので、異性の兄弟がいることがピンとこない。

けれど、私のまわりの友達をみまわすと、弟というものは、格別にかわいい存在らしい。

少なくとも私のまわりの友達(で弟がいる人)は、皆一同、”弟 かわいい~!!”と口をそろえる。

<その代わりに、”お兄ちゃんが好き!!”という人は、めったにいない。>

弟のいるお姉ちゃんは、どうやら今も尚、弟を”現役のぱしり”として重宝している模様。

そして、そこが一番”かわいい”理由らしい。

あ~ 私も弟がほしかった!!

 

<人気ブログランキングに参加しています>

下の”人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ランキングのポイントが上がります。

いつも応援ありがとうございます!!

人気ブログランキングへ           

 人気ブログランキングへ             

|

人生ゲーム~その3・完

前回ブログのつづき

 

人生ゲームの箱には、”2~6人用・6才以上向き”と書いてある。

(なので、次男(5歳)くらいの子供から仲間入りできる。)

 

懐かしの人生ゲームをあらためて、この年になってやってみると、なんて奥深い知育ゲームだったんだろう、と思う。

ゲームなので、順番を決めて自分の順番がくるまでちゃんと待つ、というのは、まあ当たり前といえば当たり前だけど、次男にしてみれば 、早くコマをすすめたいのにジリジリと、みんなが終わるまで待たされることは、結構それだけでも待ち長く、やきもきすることのよう。

 

そして、激しく行きかうお金。

(よくわからないなりにも)お金の計算もしなくっちゃ、自分が負けてるのか勝ってるのかわからない。

なんといっても、文字(文章)を読む作業は、かなりのもの。

一こま一こま止まるたびに、長女(7歳)と次男(5歳)が声をだして読むのだけど・・・

時々読み間違えながらの、たどたどしい口調にあわせてコマをすすめるので、ゲームが終わるまでに、なんとおそろしく時間がかかること !

(途中、意味がわからないところは、納得いくまでその都度説明を求められるし・・・。)

 

つく職業によって、”給料日”にもらうお金が大きくちがうこともシビアに教えてくれるし、

何と言っても、コマをすすめ、いろんな出来事に遭遇するたび、その全て(の出来事)が、お金とリンクしている、というところが、なんともスゴイところ。

人生のいろんなことをかいつまんで教えてくれていた、知育ゲームだったのか。。。

 

ちなみに、私、家族そろって(そうちゃんのぞく。)の初ゲームでは、ダントツの一位!!

(ゲームはじまって初っ端から、さっそく手持ちのお金がなくなり、約束手形を3枚もつかまされることに。

早くも、しらけムードにドップリつかった私だったけれど、

”ブログが書籍になり大ヒット! $50000もらう。”のコマに止まったあたりから、ザクザクお金持ち。

いい気分。

結局そのまま逃げ切りました!!)

 

人生ゲームの箱には、”人生、山あり谷あり!”と書いてありますが、山も谷も経験した今だからこそ、またあらためて楽しい、人生ゲーム。

おすすめです。

おしまい

 

<人気ブログランキングに参加しています>

下の”人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ランキングのポイントが上がります。

いつも応援ありがとうございます!!

人気ブログランキングへ       

 人気ブログランキングへ                                

|

人生ゲーム~その2

前回ブログのつづき

           

私が”人生ゲーム”のことを思い出したきっかけは、長女(7歳)のひと言。

「ねえ、ママ。

私ね、お金のこと、ぜんぜんわかんないんだけど、何年生になったら、お金の勉強、学校でおしえてくれるの??」。

                 

普段、コンビニやスーパーでちょこちょこと買い物をする時、お金を出すことはあるけれど、いまひとつ、お金に慣れ親しむというところ まではいっていない長女。

、、、というより、さっぱりわかっていない模様。

 

そこで思い出したのが、人生ゲーム。

(お金の勉強ねえ・・・。

そうそう!

お金をはらったり、もらったり、借金したり、、、。

とにかくお金の出入りが激しかった人生ゲームの記憶が。。。)

 

さっそく、長女と次男(5歳)を連れて、トイザラスへ。

私は、ダダダーッと山積みされた”人生ゲーム”売り場の前に立つと、

このゲームは、ママが小さい頃からずーっと人気の超・ベストセラーゲーム(?)であること。

そして、ママがほしくてほしくてほしかったのに、買ってもらえず、どれだけ悔しかったか、

ということを熱く語った。

その結果、いつもは、自分たちの首からさげたお財布(おこづかい)を使うことを渋り、”やっぱり買わな~い!”ということの多い二人 が、珍しく、

「買う!!

買う!!!

買いた~~~い!!!」。

                       

、、、ということで、二人のおこづかいを出し合い、人生ゲーム、お買い上げ。

昔とちがって、今の人生ゲームは、億万長者ステージとジュニアステージの2本だてになっている!!

「帰ろう!

さっ 早く帰ろう!!」。

 

結局、そんなわけで三十数年ぶりにとうとう人生ゲームを子供たちに買ってもらった私。

(ウシシシシ<笑>)

ワクワクしながら家路に急いだのだった。。。

次回につづく

                            

<人気ブログランキングに参加しています>

下の”人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ランキングのポイントが上がります。

いつも応援ありがとございます!!

 人気ブログランキングへ         

 人気ブログランキングへ               

|

人生ゲーム~その1

とうとう、待望の”人生ゲーム”が、わが家にやってきた。

(もちろん、これです。

http://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/product/new-jinsei/index.html

どのくらい待ったかというと、、、えーっと、かれこれ30数年。。。

 

私が小学校低学年の時に流行ったものといえば・・・この、人生ゲーム。

友達数人集まれば、いつもきまってやるのは、人生ゲーム。

なぜかいつも大盛り上がりで毎回楽しいので、家に帰ってくるなり、私は、いつもよしこ(母)に言った。

「ねえねえ、人生ゲーム買ってよ~。」。

 

けれど、よしこは、なかなか首を縦にふらない。

ある日、買ってくれる気配すらないので、しびれをきらした私は、半べそかきながら、よしこに向かって叫んだ。

「だってねえ~、、、

○○ちゃんだって、△△ちゃんだって、◇◇ちゃんだって、みーーーんな、人生ゲーム、もってるんだからね!!

だから、買ってよ!!

早く、買ってよ!!」。

 

ところが、そのひと言が完全に墓穴を掘ることになる。

よしこは、涼しい顔をして言い放った。

「あっそー。

それなら、なおさら買う必要ないわよ。

人生ゲームもってるの、ちはる(私のこと)の仲のいいお友達ばかりじゃない?!

じゃあ、遊びに行った時に人生ゲーム、させてもらいなさい。

おもいっきり楽しんできてちょうだい。」。

 

今のよしこは、孫には非常に甘い。

長女(7歳)や次男(5歳)がひとことだって(欲しいと)言っていないうちから、

「これ、ほし~い??

ばーば(よしこのこと)が買ってあげましょうか~?!」

とくる。

ところが、昔のよしこといったら・・・!!

 

よしこが”買いません”とひとたび言ったら、それは、”天変地異が起こらない限り、絶対に買いません”という意味にイコールだった。

<よしこが厳しかった頃のいろいろ(昔の話)を長女や次男にすると、キョトンとした顔をして、必ず言う。

「よしこ、って、、、?

ママの言う”よしこ”と”よしこばーば”は、もしかして同じ人???」。

そして、二人、顔を見合わせながら、

「えーーーっ?!

あの、よしこばーばが~?!?!

そんなに厳しかったなんて、信じられな~~~い!!」。>

 

昔、私が小さい頃は、父も口数が少なく厳しかった。

だから、父とよしこが言うことは絶対。

、、、というわけで、私と姉は、ちょっとしたヒトラー(よしこのこと)政権のもと、今思えば、かなりの独裁に従うしかないところも多かった。。。

 

次回につづく

 

P.S.

ダリアスのママさん、たいようさん、コメントをどうもありがとうございました♪

 

<人気ブログランキングに参加しています>

下の”人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ランキングのポイントが上がります。

いつも応援ありがとうございます!!

人気ブログランキングへ           

 人気ブログランキングへ           

|

療育手帳

そうちゃん(長男・14歳・知的障害アリ)は、療育手帳を持っている。

療育手帳というのは、そうちゃんに障害があることを証明する(?)手帳のこと。

手帳には、障害の程度(軽度・中度・重度・最重度)も記されている。

(ちなみに、そうちゃんは、最重度。)

 

初めてこの手帳を交付してもらったのは、そうちゃんが1歳になるかならないかの時だったと思う。

初めて手帳を手にとった時の複雑な気持は忘れられない。

もうこれで、そうちゃんが抱える現実(障害をもって生まれたということ)から逃げることなく、まっすぐに受け入れなければならない、 というところにいよいよ追いやられた気持がした。

 

そして、猛烈に私を悲しくさせたのは、手帳にはってある そうちゃんの写真。

屈託のない笑顔で笑うそうちゃんの写真をみると、やりきれない気持になった。

こんなにまだ小さく、すべてこれから、という時期に、夢も希望も可能性も、このペラペラの(療育)手帳一冊で、あっさりとばっさりと、一つ残 らず否定されてしまった気持がして仕方なかった。

あれから10数年。。。

 

今も、3年に一度、手帳の更新手続きに行く。

(障害の程度が変わっていないかどうか、判定してもらいに行く。)

 

最初のうちは、障害がある中でも、あろうことか、”最重度”。

その”最重度”という文字に、クラクラっ。

ガク~~~~ンと落ち込み、大きなため息の一つもでた。

更新に行くのも足取りが重かったっけ。

 

けれど、いつの頃からか、”最重度”という文字にもすっかり慣れ、特にこれといって何も感じなくなった。

気分的にも、今では、そうちゃんの手帳の更新手続きよりも(車の)免許更新手続きの方が、時間がかかってよっぽど面倒くさい、という ところまでの変貌を遂げた。

 

パパも、そうちゃんが幼稚園の頃くらいまでは、障害が重いそうちゃんのことを複雑に思っていたらしい。

障害があることはあることとしてきっちり認めるし、受け入れるけれど、そうちゃんの(幼稚園の)クラスにいる障害の軽いお友達をみる につけ、

”そうちゃんだけ、なにもこんなに障害が重くなくっても、よかろーもん。。。”

「よかろーもん」は、博多弁です。

「いいだろうになあ」と言う意味です。)

と、思っていたらしい。

 

で、それは、私もまったく同じ。

お母さんと楽しそうにおしゃべりできるお友達をみると、いいなあ、うらやましいなあ、と思っていた。

けれど、時を重ねるにつれ、そういう気持ちは変化していった。

ものごと、そう単純にはできていないことが よくわかってきたから。

 

障害が軽ければ軽いほどよくて、障害が重ければ重いほどよくない(大変)、とばかりは言い切れない。

もちろん、重ければ重いで、介助が必要となることも多いため、負担は大きい。

けれど、軽ければ軽いで、そこにはまた別の難しさ、育てにくさがあるものなのだ。

だから、何がよくって何が悪いかは、最後の最後までわからない、というのが本当のところ。

まさに、”人間万事塞翁が馬”。

(意味はこちら。

http://mizote.info/image/02profile/30kaisetu_jinkan.html

 

先週、3年に一度のそうちゃんの手帳の更新が終わりました。

もちろん、障害の程度は、いつもと変わらず最重度。

上等であります(笑)。。。

 

<人気ブログランキングに参加しています>

下の”人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ランキングのポイントが上がります。

いつも応援ありがとうございます!!

 人気ブログランキングへ   

人気ブログランキングへ                                                     

|

のっぽ

そうちゃん(長男・14歳・知的障害アリ)の身長が、この春休み、ニョキっと確実に伸びた気がする。

最後に学校でもらった”成長の記録”には、確か172cmと書いてあった気がするけれど、もうそんなもんじゃない。

パパと変わらないくらいになってきた。

 

そうちゃんは、ちょっと猫背。

だから、もう少し背中をピンとしたら、、、175cmは楽にありそう。

 

まだ、そうちゃんが幼い頃、

”このままグングン背が伸びて、そのうちに私の身長を越して、そうちゃんから見下ろされるようになったら・・・。

そのころ、そうちゃんと私は、いったいどうなっちゃってるんだろう。。。”

と、心配とも不安ともつかない漠然とした思いがあった。

<ちょっと手におえない猛獣(グングン背が伸びたそうちゃんを仮定して)をイメージし、自分だけ悲劇のヒロイン。

あれこれ考え、(勝手に)愕然としたりもした。>

 

けれど、実際、あっさりと背を越された今を迎えると・・・。

どうなっちゃってもいない。

そうちゃんと私は、そうちゃんと私のまま、意外にも、なんにも変わっていないことにちょっと驚く。

そういう意味では、ちょっと想定外。

もちろん、後ろをふりかえると、山あり谷あり、相当なでこぼこ道もあったけれど、でも、だからといって、どうなっちゃうということは なかった。

 

今日、そうちゃんが楽しそうにCDを聴きながら歌っていたので、思わず私も、そうちゃんが座っているソファへ向かった。

そして、そうちゃんの隣にピッタリくっついて座った。

 

”大きな古時計””アイアイ”・・・。

童謡ならなんでも知っているそうちゃんの口から、どんどん歌が飛び出す。

そうちゃんは、体を前後に動かしながら、次から次へと、それはそれは楽しそうに歌う。

(ハミングと、ところどころ発音できるところは発音して。)

ソファのボヨヨーンボヨヨーンという揺れを心地よく感じながら、私も時々歌う。

 

こんな時、私は無心。

何にも考えない。

ただただ、森に行った時のような、山に行った時のような、海に行った時のような、川に行った時のような、、、、

とにかく、広くて大きな自然を目の前にした時と同じ安らぎを、そうちゃんから感じる。

こういう感覚は、なぜか、(人間では)そうちゃんからしか感じない。

 

体が大きくなっても、まんなかの一番深いところは、昔も今もぜんぜん変わらないからそう思うのか、

それとも、こんなに歌が好きで、(歌自体は、未完成なのに、そんなことを簡単に越えてしまうほど)歌う喜びというものが体の奥からで ている人をみたことがないからそう思うのか、

それは自分でもわからない。

でも、なんだかんだいっても、私は、そうちゃんからいろんなことを与えてもらってるなあ、世界を広げてもらってるなあ、と、こういう 瞬間にいつも思う。。。

 

<人気ブログランキングに参加しています>

下の”人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ランキングのポイントが上がります。

いつも応援ありがとうございます!!

人気ブログランキングへ       

人気ブログランキングへ                                         

|

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »