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鶏のなん骨

そうちゃん(長男・14歳・知的障害アリ)が意外なものの力をかりて、今、進化しようとしている。

その、意外なものとは・・・?

それは、”鶏のなん骨”。。。

 

そうちゃん、昔から、”咀嚼”が下手。

下手というよりも、食べ物を口に入れたら、一応、”チャッ チャッ”。

口こそ動かすけれど、ほぼ丸のみ状態。

そうちゃんの口に入った食べ物は、おそらくは、そのままの形で、のどを通過していく。

その様子には、長女(7歳)と次男(5歳)も、そばでみていて、さすがに驚く。

「よく、あれで、そうちゃん、お腹痛くならないよね~。」。

でも、二人の中では、

”そうちゃんは、障害があるから、きっと体の中のつくりも特別にちがいない。”

という結論になっている模様。。。

 

昔から、そうちゃんに”しっかりかんで、ごはんを食べる”ということを身につけてほしいと、いろいろトライしてみた。

たとえば、スプーンに次の一口量だけのせて、その都度かむようにほどこしながら、食べさせたこともあった。

ごはんを、小さいお皿に小分けして(わんこそば風・食べ方。)少しずつ食べるよう、うながしたこともあった。

また、ある時は、そうちゃんの口にごはんが入ったら、”数を10かぞえようね!”と言って、いっしょに”1、2、3、、、、。”とカ ウントしたこともあった。

けれど、どれも、見事に成果なし。

(ちなみに、数をカウントした時、そうちゃんも”1、2、3、、、”と私といっしょになって、うれしそ~な顔をしてゲラゲラ笑いなが ら首を上下に振ってカウントするのはいいのだけれど、数を数えている間、そうちゃんの口は、ピクリとも動かない。

咀嚼活動は、まったく止まってしまい、ただ、食べ物が口に留まっている、、、という状態。

ぜんぜん意味なし・・・。)

 

ところが、ある日、ふと、気がついた。

そうちゃん、丸のみしているからといって、特別、なんら体に不調(不都合)はないのだ。

ないどころか、健康そのもの。

毎日、快食・快便。

うらやましい限りの模範的な健康生活を実践。

だから、せっかくの楽しい食事の時間に、そうちゃんの咀嚼について、いちいちチェックするようなことは、一切やめることにした。

けれど、そんなそうちゃんが、ひょんなことから、長年、これほどまでに避けてきた(?)”咀嚼”に、目覚めたのだ!!

 

そうちゃん、今まで、噛まないと飲み込めないもの(たとえば、レンコンなどの堅い野菜系。)は、ノーサンキュー。

苦手で、口の中にいれても、”ペッッ”と、慌ててはき出していた。

ところが、噛まないことにはとても飲みこめない、”鶏のなん骨”は、いたく気に入った模様。

昨日の夜は、焼肉だったのだけれど、そうちゃん、牛肉よりも何よりも、鶏のなん骨を率先して食し、よ~くよ~く噛んでいた。

長女と次男は、そんなそうちゃんの姿をマジマジとみつめ、

「そうちゃんが、噛んでるの、、、

はじめてみた~~~!!」

と驚きを隠せな い。

 

で、そうちゃんがよく噛んで食べている姿は、牛がゆっくり草をはむ姿に、ものすごく似ていた。

それは、なんだか どこかのん気でのどかで、ものすご~く心地よい風景。。。

 

もちろん、鶏のなん骨意外のものは、相変わらず丸のみしているけれど、

”そうちゃんも、かもうと思えば、かめるんだ!!”

という、この衝撃的な事実を目の当たりにし、実際、

”あの そうちゃんが、、、かんでいる!!”

という、この歴史的瞬間に立ち会えたことは、個 人的に、ものすごくうれしく、ものすごく貴重なことだった。

鶏のなん骨がなかったら、一生、そうちゃんが噛む姿をみることはなかったかもしれない・・・。

鶏のなん骨、バンザイっ!!
                         

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