« 次男のゆううつ | トップページ | しゃべり方から学ぶ »

お泊り体験

夏休み、そうちゃん(長男・14歳・知的障害アリ)が”お泊り体験”に参加した。

そうちゃんのプール教室の先生企画のお泊り体験。

(初企画)

それは、プールの先生のお家に、プール教室に通うお友達(みんな知的障害があります。)3人が泊まるというもの。

(プール教室には、もう一人他に先生がいる。

その先生も参加、そしてサポート。)

 

先生の家についたら、まずは、オリジナルTシャツづくり。

(それぞれ自分の好きな絵(線)を書いて、それをプリント。)

お次は、夕食のお買い物・スーパーへ。

そして、みんなで夜のご馳走・カレー作り。

作ったカレーを美味しくなるよう ねかせている間に、みんなで”スーパー銭湯”へ、ゴー。

翌朝も、朝食は、みんなで作って、その後、やさしい馬が待つ牧場で”乗馬体験”。

、、、という内容。

 

今までにも、そうちゃん、学校での行事で泊まりに行ったことは何回もあるし、施設に預けてお泊りした経験も何度もある。

けれど、あんなに、ホクホクした満足そうな、喜びあふれた顔で帰って来たことは、初めてだった。

それは、”も~も~ 楽しくて楽しくてたまらなかったよ~っ!!”という思いが、体中からはじけそうなくらいだった。

 

そうちゃんとプールの先生は、”ゆるぎない信頼関係”で結ばれているのを常日頃 感じる。

先生ご自身、知的障害のある方の施設で長年働いていた経験がある。

だから、そうちゃんのような障害をもった人の気持ち、行動をよく理解している。

そういうことも、もちろんベースにはあるけれど、それだけではない何かが、確かに存在する。。。

 

先生がそうちゃんに教えてくれるのは、”ただ泳げるようになること”だけではない。

先生とのあいさつからはじまり、プール指導、そして、着替え、、、という若干1時間のレッスンの間に、決して”なーなー”で、やさし いだけではない、”きっちり守るべく けじめ”というものをしっかり教えてくれる。

目は笑っていても、ちゃんとその奥で、そうちゃんの気持ち、行動をしっかり分析し、灯台の光のごとく、足元を照らしながら、そうちゃんをゆっくり導く。

そこには、厳しさがある。

そうやって、まっすぐにそうちゃんと真摯に向き合う先生の姿勢は、ストレートにそうちゃんにも伝わり、そこから、確固たる信頼関係が 成立しているように思える。

 

スーパー銭湯へ行くことも、馬に乗ることも、家族とだったら、、、まず、ありえない。

とてもスムーズにそうちゃんが行けるとは思えないし、馬に乗るなんて、、、初めてのことは断固拒否すること、間違いなし。

なのに、先生たちとだったら行けてしまうのだ。

馬なんかにも乗れてしまうのだ。

それは、きっと理屈じゃないんだと思う。

私たち(障害のない人)だって、

”学校だから”、

”部活だから”、

”仕事だから”、

”きまりだから”。

がんばれてきたのは、この”だから”があったから、そして、あるからかもしれない。

そうちゃんにも、この辺の切り替えが(甘えたおすだけじゃダメだという)きっとあるのだと思う。

 

今回のそうちゃんのお泊り体験を通じて、

”親だから(こそ)できることも、たくさんあるけれど、親だから(親ゆえに)できないことも、 たくさんあるんだなあ”

、、、ということを、痛烈に感じた。

だからこそ、子供は、なるだけ自分の手元からはなして、失敗させて、いろんな経験をさせて、、、それを遠目に見守っていこう。

障害があっても、そこは、そうちゃんもやっぱり同じです。。。

 

<人気ブログランキングに参加しています>

下の”人気ブログランキングへ”というところをクリックしていただくと、ポイントアップです。

いつもありがとうございます!!

 人気ブログランキングへ                                      

|

« 次男のゆううつ | トップページ | しゃべり方から学ぶ »

そうちゃん」カテゴリの記事