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お弁当

お弁当のことについて、姉がブログに書いていたけれど、

(お弁当づくり:http://ameblo.jp/rikayukimasa/

そうだ、私がお弁当の”緑”にこだわるのには、こんなワケがあったのだった。。。

 

私の姉の本(料理やお菓子)には、よしこ(母)のレシピ(ハンバーグやコロッケなどが人気です。)も、よく登場する。

よしこは、よく、

「私、定食屋したら、売れるでしょ~ね~?!」。

料理上手を自ら自画自賛。

、、、で、本当に、よしこの料理は、スピーディで美味しいのだ。

(”早い”といえば、こういうことがあったっけ、、、。

ある日、遠方からよしこの友達が遊びにに来た。

キッチンでよしこがお料理するのを見ながら、その友達は、イスに座ってしゃべっていた。

すると、よしこのその手さばきに、友達は、

「あなた、、、早いわね~!!」

と、感嘆。

けれど、そのうちに、

「あなた、、、ザツね~!!」

と、あきれ顔。

、、、これには、大爆笑だったのだけれど、確かにあっという間によしこの料理は、食卓に上がる。)

 

”そんなよしこの作るお弁当は、どんなお弁当??”

、、、と、ちょっとワクワクしそうだが、、、

どっこい、これが、、、、ひどかった。。。

 

中学校までは、学校給食だったのだけれど、高校になって、給食がないため、学校がはじまってしばらくは、よしこのお弁当を持って行っ ていた私。

花の女子学生。

心も踊るランチタイム。

さ~て、よしこのお弁当のフタを開けると、、、!!

そこは、見渡す限りの”焼け野原”。

”枯れ野原”だったりもした。

 

”焼け野原”弁当の代表は、のり弁。

ごはん、おかか、のり、ごはん、おかか、のり、、、と重ねていく、あののり弁。

(最後は、のりが一番上にくる。)

これ、味は非常に美味なのだが、見た目が地味すぎる。

なぜって、よしこののり弁は、のり弁のみが目の前に広がるばかり。

サイドメニューは、こんにゃくの煮付けのみ、だったりする。 。。

”枯れ野原”弁当は、ほぼ、毎回のよしこのお弁当を形容する、代表的なもの。

とにかく、見渡す限り、茶色、茶色、また茶色。

蝶も花も、そこには存在しない。

ときおり、にんじんのオレンジが入っていたりするが、彩りまでにはなっていない。

なにせ、煮物の中のにんじんのため、茶色っぽくなってしまっているのだ。

 

私は、何度も、よしこに言った。

「ねえ、パッとフタを開けた時、”うわーっ!!”て言うくらい、カラフルなお弁当にしてよ~!!」。

が、よしこは、まったく聞く耳をもたない。

それどころか、

「昔はね~、お弁当といえばね、白ごはんに、佃煮が入っていれば、それが、おごちそうだったのよ~!!」。

そこから、

「○○さんの持ってくる佃煮がおいしくってね~!!

時々、わけてもらうの。

それが美味しくって、うれしくってね~!!

あ~ なつかしいわ~!!」。

、、、と、いつしか自分の思い出話に発展。

よく学生時代の思い出話をきかされた。

 

高校の時、学校が遠かったため、(その上、部活もしていたし)私は、家を出る時間がとても早かった。

冬なんか、まだ真っ暗の中、家を出ていた。

で、ある日、朝ごはんを食べている時、ふと、キッチンでお弁当をつくっているよしこの姿があった。

それは、、、。

起きたばっかりのよしこ。

髪は、くしゃくしゃ。

パジャマを着たまま、起きてるんだか寝てるんだかわからないような目をして、半分眠りながらお弁当を作っていた。

そして、ボーっとしたまま、チャッチャッチャッとお弁当につめると、

「はい、お弁当。」

と言って、私に手渡した。

そして、またヌーっと、亡霊のように歩きながら、

「ちはるちゃん、早くから(学校)大変ね~。

それじゃあ、私、悪いけど、また寝るわね。

悪いわね~。」

と言って、寝室へ消えて行った、よしこ。。。

 

その時、このお弁当づくりというものは、”労”の割りに”得”が少なすぎることを悟った。

よしこもこんなに大変なのに、、、

かといって、このお弁当は、私の夢見るお花畑のようなお弁当には程遠い。

よって、私も、そんなにうれしいという気持ちにはなれない。。。

そうだ。

だいたい、お弁当というシステムそのものが私には合わないのかもしれない、、、と、その時思った。

中学生の時まで給食だった私は、常に、

”今日のお昼ごはんは、なにかな~???”

というドキドキワクワクを味わっていた。

なのに、お弁当になったとたん、”今日のお昼ごはん”は、朝から決まっていて、絶対に変わることがない。

”焼け野原”は、お昼になっても、”焼け野原”なのだ。

そういう意味では、私の大きな楽しみが一つ減ってしまった。

それに、私は、パンが大好き!!

 

、、、ということで、次の日から、さっそく、よしこからお金をもらい、お昼は、何か自分の好きなものを買うようにした。

学校近くのパン屋さんで毎朝”ど~れ~に~し~よ~う~か~な~???”と、ワクワクしながら選ぶ日々が始まったのだ。

(姉も、パンが大好き。

、、、ということで、姉妹そろって、お昼は、お金をもらってパンを買っていた。)

これで、私たちは、毎日、好きなパンを食べれて、めでたしめでたし。

よしこも、楽チンで、めでたしめでたし。。。

 

娘のお弁当に”せめて緑をっ!!”と思うのは、遠い日の叶わなかった夢(?)なのかもしれない(笑)。。。

 

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