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昆虫少年~その4・完

前回ブログのつづき

                      

私は、こんなに”虫”というものをマジマジとみたのは、生まれて初めてだった。

オスのカブトムシの”お元気君”。

よーくみると、本当に芸術的な美しさ。

こんなに美しく強いイメージを放つ姿(形)があるなんて、、、と、今さらながら感心した。

メスのカブトムシの”メーるちゃん”は、虫かごに入れたとたん、猛烈に昆虫ゼリーを食べはじめた。

よっぽどお腹がすいていたらしく、体ごと昆虫ゼリーに突っ込む形で、へばりついていた。

夕方見たときも、その体勢。

私が夜寝る時見たときも、その体勢。

そして、翌朝も、、、、まだその体勢。

、、、で、お昼になってからようやく、食べるのをやめ、土の中にもぐって行った。

メスのクワガタの”ちいちゃん”も、小さな細い手足をよく動かし、土の上を添え木を歩きまわり、気がつくと土にもぐって寝て、お腹が すいたらちゃんと出てきて、昆虫ゼリーを食べる。

 

昆虫にとっては、こんな小さなカゴに入れられ、迷惑千万。

本当に申し訳なく、気の毒に思う。

けれど、勝手なことではあるけれど、私は、たったこんな狭い空間の中に、こんなに豊かに”自然”を感じることができるとは思わなかっ た。

こんなにも小さい存在であるのに、ここにもちゃんと命があり、”生きている”ことを主張。

それぞれに自分の心地よいリズムというものをもっている。

この小さい空間で、ちゃんと自分の人生を生きている。

だからじっとみていても飽きることがなく、なんだか癒しすら感じる。

ただ、、、。

私の”昆虫ウォッチング中”に、パパが叫んだ。

「お~っ!!

ゴキブリ・ゲット、ゲット~!!

今年初めて、ゴキブリ殺した~!!」。

       

この時だけは、私は、なんともいえない気持ちになった。

ゴキブリも昆虫。

色も、同じく黒。

光沢もあり、羽があり飛ぶこともでき、、、

このお三方(カブトムシ夫婦&メスのクワガタ)と比較しても、なんら遜色はない。

なのに、かたや、虫かごに入れられ、えさを与えられ、大事にされる。

かたや、新聞紙で一撃される。

”ゴキブリにしてみれば、どうしてたって、この待遇の違いは、そうそう納得できるものじゃないないだろうなあ。。。”

と、マジメに思った。

 

オスのカブトムシの”お元気くん”が死んでしまった後も、メスのカブトムシの”メーるちゃん”は、もりもり昆虫ゼリーを食べていた。

そして、虫かごを元気よく、グルグルグルグル歩き回っていた。

時に亡がらの”お元気くん”を踏み台にして歩き回った。

(雨の日が2日続いたので、”お元気君の埋葬”は、のびてしまたった。

その間、虫かごにいたお元気君。。。)

死んだ”お元気君”を気に留めることもなく、まったく自分のリズムを崩さず生活しているようだった。

虫なのだから、そんなことは当たり前なのだけれど、それを実際身近でみると、”寂しいことだなあ。。。”と、悲しく思う。

 

”お元気君”は死んでしまったけれど、昆虫少年(次男)が捕まえてきた”かなぶん”が今、新たに、”メーるちゃん”と同居している。

しばらく、私の昆虫ウォッチングは、続きそうです。。。

おしまい

         

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