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そうちゃんと傘

”そうちゃん(長男・14歳・知的障害アリ)には、傘はさせない。”と、今までなぜか漠然と思ってきた。

けれど、今年の梅雨、なんと、そうちゃん、”傘デビュー”しました。。。

 

これまでのそうちゃんは、小雨の時も大雨の時も、いつもカッパを着ていた。

カッパだけでは頭がぬれてしまうので、カッパに付いているフードを頭にかぶせようと、私は何度トライしたかわからない。

けれど、そうちゃんは、”ノー。”

絶対にフードをかぶることを嫌がった。

だから、雨の日は、私は、そうちゃんに寄り添い、二人仲良く一つの傘に。。。

(大雨の時は、あっさり、そうちゃん、ごめんなさい。

私一人で、傘を占領してました。)

 

”傘をさす”と、ひと言で言っても、なかなか難しいものなのだ。

まずは、傘を持つというのは、なかなかに握力がいる。

あの細い傘の柄をもって、自分の胸よりもちょっと高い位置に持ったままキープし続けるということは、かなりの技術もいる。

力だけでなく、風がふけば、まっすぐに傘をキープできるよう、バランスをとらなければいけないのだから。

そして何より一番重要なことは、”ぬれたくない。”という強い気持ち(?)をもっていること。

そう、傘は、”ぬれたくない!!”と思えばこそ、重いし、きついのに、我慢して持っていられるのだ。

だから、”別に、ぬれたってぬれなくったってどっちでもいい人(ずばり、そうちゃん。)”に、傘がさせるわけがない、、、と、ずっと 思ってきた。

 

ところが、今年の梅雨、ひょんなことから、

「そうちゃんさあ、傘でもさしてみる?」

と聞いたら、

「うん、うん。」

と言うので、傘を開 き、そうちゃんに差し出したところ、、、、。

なんと、きちんと傘の柄をもって(これ、大切なこと)、そうちゃんが、傘をさした。

あのそうちゃんがっっっ!!

 

でも、なーんか、おかしい。。

まるで、トトロが傘をさしているよう。

、、、と、そうちゃん、上下まちがわずに、きっちり傘はさしているのだけれど、右上に手を”ハイっ”と挙げた形のまま傘をキープして いるので、頭には雨が遠慮なくじゃんじゃかかかって、、、、傘をさしている意味はまったくない状態なのだ。

私が、

「そうちゃん、傘、両手でもってごらん。」

と言った瞬間だけ、そうちゃんの傘は、中央に移動。

ちょうど頭の上でキープ。

その時だけぬれないのだけれど、なぜかまた、すぐに右手を”ハイっ”するので、ほぼ、ずぶ濡れ状態のそうちゃん。

 

、、、それでも、なんだか、とってもうれしかった梅雨の日の朝。

だって、そうちゃんが傘をさせたんだもん。。。

 

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