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「手伝ってください。」

そうちゃん(長男・13歳・知的障害アリ)は、障害があることを含めて、いい意味で、私の生活の中にすっかりとけこんでいる。

けれど、こんなにとけこめるハズがないほど、客観的にみると、知的障害の程度は、間違いなく重い。

トイレだって、着替えだって、歯みがきだって、お風呂だって、手伝いなしに一人ではできない。

けれど、それは、そうちゃんが、がんばらなかったから、なわけではない。。。

 

ちゃんと日々、そうちゃんは、やることはやってきた。

1歳すぎから通った療育園だって、トイレでおしっこができるようになるように、一人でごはんがたべれるようになるように、、、。

そこからはじめてきた。

けれど、あるところにくると、私からみても、ちょっと機能的な発達のレベルからいって、”そうちゃんが自分でやることはむずかしいだろうなあ。。”という場面に直面することが多くなった。

もちろん、その、”できない事をピックアップさせて、できるようになるように、リハビリに通ったりして親子でがんばる”ということも一つの手だと思うけれど、私は、あえて、それは選ばなかった。

私だって、机にくくりつけられて、”今日は、これをしろ。” ”あれも覚えろ。”と勉強なんかを強制されたら、、、。

もしかしたら、学者くらいになっちゃうことだってあるかもしれない。

けれど、私は、”だからって、それがどーなんだ、、、。”という考え。

そんなムリばかり求めていたら、本来もつ、そうちゃんらしさが削られてしまう。

でもって、はっきり言って、そうちゃんが、身の回りのことを一人でこなせるようになることは、私が偉大な学者になるよりも、はるかに可能性が低い。

それなのに、

「そうちゃん! ○○してごらん! ほらっ! こうやって! 違う違う! 手をここにおいて、、、。 ちゃんとしなさい!!」。

、、、なんてことに、一日中キャンキャン言いたくない。

 

、、、ということで、そんな無駄なエネルギーをかける代わりに、そうちゃんがまだ幼稚園に通っている時から、ずっと辛抱強く、私がそうちゃんに教えた言葉がある。

その言葉は、”てつだってください。”。

なるべく穏やかに、やさしい口調で言えるように、そうちゃんに教えた。

要所要所で、はっきりと、そうちゃんが必要だと感じるときに、この言葉さえはっきりしゃべれたら、私はそれでいいと思った。

それで満点だと思った。

理由は明快。

やさしく、「てつだってください。」と丁寧にお願いされたら、きっと、だれもがやさしく手伝ってくれるはずだと思ったから。

 

幸い、そうちゃん、その言葉だけは、順調に覚えてくれたので、そうちゃんが、家に帰ると、「てつだってください。」 「てつだってください!!」の嵐。

最近は、長女(6歳)と次男(4歳)にまで言っている。

次男がこの間、そうちゃんをみながら、ふと言った。

「も~、そうちゃんったら~。。

そうちゃん、はっくん(次男のこと)に、すぐあまえるんだから~あ。

まったくも~!!」。

 

身長172cmのそうちゃんが、まだオチビの次男より、ずっとずっとできることが少ないことをあらためて感じると、ちょっと胸がキュンとなることもある。

けれど、”立っている者は、親でも使え。”じゃないけれど、ちゃんと、そうやって、弟でも使っているそうちゃんをみていると、”それでいいのだー。 なっかなか順調に、しっかりと育ってるわ~ん!!”とも思う。。。

 

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