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2009年8月

長女の絵

最近、長女(6歳)が描く絵が、かわいい。

女の子の顔は、片目をウィンクしていたり、足には、アミタイツ。

ヒールの高い靴をはいていたりする。

頭にはティアラがのっかっている。

(長女は、これを、”かんむり”と言っていますが。。)

青い空に、太陽がキラキラ。

とってもカラフルで、かわいらしい。

 

で、中でも私が好きなのは、長女の描く、花や木。

長女が描く花や木の下には、必ず、たくさんの黒い点々がある。

私は、初め、この点が何なのか、よくわからなかった。
「だんごむし、、、?」、、、かも、とも思っていた。
(長女と次男は、なぜか”だんごむし”が大好き。

よく、道端で拾い上げては、”かわいい~ かわいい~”と、キャッツキャ笑っている。)

けれど、だんごむしではなかった。

 

「これはねー、たくさんの種よ~。

もし、このお花が(木が)かれても、たくさん、下のほうに種があるから、だいじょうぶ。

この種から、どんどんどんどん、お花がさくとよー。

だから、このお花は、ずーっとさき続けられると。」。

 

自然界では当たり前のことだけれど、それをあえて絵に描くというところが、長女らしい。

う~ん、ニクイ!!

ハートをギュッとつかまれてしまった。

なんか、子供の絵は、ステキなことがたくさんつまっているんだよね。。。

 

その、長女が描く種の数たるや、ものすごい。

地下に奥深い深さから黒い種が描かれている。

どうかすると、地上の花や木の高さより、地下の種の方が深い。

で、その地下の種からは、なぜか、ものすごいエネルギーを感じる。

さっ、私も、この絵を励みに、一つでもたくさん、種をまいておきたいものです。。。

 

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東京~その3(完)

前回ブログのつづき

                                               

で、実際、あらためて、”あ~、なつかしい~。 またあそこに行ってみたい。”と思うことは、今まで、たった一度もなかった。

なのに、あの日、リムジンバス待ちをしていて、ふと、隣のバス停の行き先を目にして以来、日に日に、じわじわと、”またフラリと訪れてみたいなあ。。。”という気持ちが強くなってきた。

でも、それは、私がかつて住んだことのある土地に、ただ懐かしむために訪れたい、という思いとはちがう。

私は、昔を思い出すため、自分の人生を振り返るために行きたいのではない。

そうではなく、たぶん、おそらくは、そうちゃん(長男・13歳・知的障害アリ)がはじめてこの世に誕生した土地に行って、そうちゃん の人生を、もう一度、ちゃんと最初から見てみたいのだと思う。

言ってみれば、私がちゃんと見ることができなかった”そうちゃんのアルバムの一ページ目”を見たいのだと思う。

 

13年前は、障害のあるそうちゃんが生まれ、これからどういう風に育てていけばいいのか、私は、途方に暮れていた。

いろんな複雑な思いや葛藤があった。

自分の中で、いろんな方向に、日々、気持ちが揺さぶられた。

その過程があったおかげで、今の境地に至ることができた、とも言える。

けれど、揺さぶられている間に、いろいろと失ったものがあったのも事実だと思う。

きっと、あまりにたくさんのことを見失っていたにちがいない。

だから、あの時の私には見えなかったものを探しに、もう一度、そうちゃんが暮らした家を、街を、療育園を訪ねてみたい。

あの水色の屋根の産婦人科、家の前にあった栗林、ガタゴト走る京王線、大学病院、療育園、、、。

あの頃、そうちゃんが見ていた風景を、私も同じ目線から見てみたい。

そうちゃんが今、こうやって元気に笑っているのも、ちゃんと自分の足で歩いているのも、あの水色の屋根の産婦人科があったおかげであり 、大学病院があったおかげであり、療育園があったおかげであることを、もう一度、私はあそこに足をはこんで、確認してみたい。

”障害”ということがだけが、あまりにも大きく立ちはだかって、大切なことを見失っていたけれど、胸に手をあてると、たくさんたくさ ん、感謝しなきゃいけない人たちがいる。

さあ、そうちゃんのルーツをさがしに、いつか、行くぞーっ、

あのリムジンバスにのって~!!

 

おしまい

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東京~その2

そういえば、この間、東京へ行ったとき。。。

 

羽田空港をでて、私たちは、ディズニーシーまでリムジンバスで行くことに。

、、、と、ディズニーシー行きのバス停の前でバスを待っていた時、ふと、お隣のバス停の行き先に目が留まり、ハッとした。

それは、東京郊外。

昔、私が住んでいたところ方面に行くバス停だった。

それを見た瞬間、意外なことに、

「、、、、、。

行ってみたいな、、、。」

という気持ちが、ジワリジワリとしみだしてきた。。。 

 

私は、ダンナさんの転勤で、東京には4年ほど住んでいた。

東京へ引越しして、すぐに妊娠。

長かったつわり。

それが終わってようやく、初めての自分のかわいい赤ちゃんの誕生!!

、、、のハズだった。

けれど、生まれてきたそうちゃん(長男・13歳・知的障害アリ)は、生まれて早々(出産した翌朝)、救急車で大学病院へ運ばれた。

そして、生後半年の時に、告げられた障害。

衝撃、不安、そして絶望。

”あの土地での数年、私は、どんな風にやりすごしていたんだろう???”

と、今でも思う。

そのくらい、悲しい気持ちとやりきれない気持ちが渦巻いていた。

 

だから、またダンナさんの転勤で、東京のその土地をはなれることになった時は、なんだか不思議と気持ちが軽くなる思いがした。

これで、いろんな思いを、この土地にそっくりそのまま残し、気持ちを清算できる気がした。

これで、ハッピーな出産を夢見て選んだ、食事がおいしいと評判だった、かわいい水色の屋根の産婦人科の病院を目にすることもなくなる 。

(この病院をみるたびに、私の胸は痛んだ。)

リビングからみえる、すぐ目の前にある栗の木と、栗の木のにおい。

そばを走る京王線のガタンガタンガタガタガタ、という音。

(この変わらない風景をボーっと見ながら、そうちゃんのこと、将来のことを、あ~でもない、こ~でもないと想像した。)

いつも定期的に通っていた大学病院。

(検診の日、病院に近づくだけで、おなかが痛くなったっけ。)

そうちゃんが通っていた療育園。

(そうちゃんには障害があることを、まっすぐに目をむけなければならない場所だった。)

実にいろんな気持ちと葛藤した日々をこれで断ち切れるのだ。

「あ~、もー、エライ目にあった。

もう、私は二度と、ここに来ることはないと、自信をもって言いきれる。

東京には来ることがあっても、ここには絶対、一生涯、来たいとは思わない。」。

と、引越しの日、私たちが去るとき、今まで住んでいたマンションを前に、あの日、私は、ダンナさんに大きな声で宣言した。

 

私は小さい頃から、父の仕事の関係で、何回も引越しした。

だから、何回も家が変わった。

学校も変わった。

友達もガラリと変わった。

けれど、引越しのたびに、いつも思った。

「また、いつか、ここに遊びに来たいなあ~っ!!」。

「絶対、遊びにくるからね~っ!!」。

そして実際、昔、住んでいたところに立ち寄った時なんか、

「うわ~~~っ 懐かしい~~~~~!!」

と、声を上げずにはいられない。

ノスタルジックな気持ちにつつまれて、なんだか古巣にもどってきたような、とてもあたたかく幸せな気持ちになったものだ。

こういう愛着のある土地が、父の転勤のおかげで、自分には、何箇所もあると思うと、父が転勤族で、私は、”得だよね~!!”と思って いた。

だから、東京を離れる時の、”私は、もう二度とここにはこない。”なんて思いは、私の中では、それが初めてだった。。。

次回へつづく

 

 

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