カラスの毛
この間、ごはんを口いっぱいにほおばりながら、長女(5歳)が、ニコニコして言った。
「ねー、ママ。
わたしの布団にはさあ、カラスの毛がはいってるの?」。
そういえば、先日、私が布団をたたんでいる時、長女に、”羽毛布団には、鳥さんの毛がはいってるから、ふわ~っとして、あたたかいんだよー。”というようなことを言ったっけ。
最初は、長女、私がウソを言ってると疑っているようだった。
けれど、それがホントのことだとわかった時の長女の驚いた顔は、印象的だった。
「え、、、っ、、、鳥さんの毛、、、?!」
と、自分の布団をさわりながら、しばし放心状態だった長女。
ちょっと想像つかなかったらしい。
けれど、そのことを長女なりに納得して考えたのが、冒頭の”カラス”。
思わず、私は、
「カラス~?!
カラスじゃないよ~!!」
と笑ってしまったけれど、、、えーっと、なんの鳥だっけ?
グースよね、、、?
そうそう、グースってさあ、、、ガチョウよね?!
、、、、と、笑い飛ばした割には、その後、ドギマギした私だったけれど、、、!!
私は、子供のこういうところが好き。
なんていうか、まったく先入観なしにものごとを考えるので、”すごいなあ。。。”と、思ってしまう。
私の中でのカラスは、”頭はいいけど、ずるがしこい。 クラスにいたら、気になる存在ではあるけれど、心底は親しめない。”といった感じの印象。
で、一般的には、カラスは、不吉な鳥。
カラスの羽毛布団につつまれながら寝るなんて、ちょっと、いい夢、みられそうにない。
(個人的には、ハトはどうしても好きになれないので、ハトの羽毛布団も遠慮したいけれど。)
私が長女に、
「なっちゃん(長女のこと)さあ、なんで、カラスの毛だと思ったの?」
と聞いたら、長女は、うっとりしながら、
「だってさあ、さわったことはないんだけど、カラスの毛ってやわらかくて、きもちよさそうだも~ん。」
と言っていた。
そのとろけそうな顔をみたら、私まで、”カラスの羽は、なんだか硬そうだけれど、その羽の下には、もしかしたら、ふんわりやわらかなフワフワの最高の毛があるかもしれない。。”と、マジで思ってしまった。
そういえば、そうちゃん(長男・13歳・知的障害あり)も、”カ~ラ~ス なぜ鳴くの~?”の歌が大好き。
童謡の中でも、好きな曲の一つで、CDを聴いていると、いつも何回もリピートして、一緒に歌っている。
”嫌われモノ”のイメージが強いカラスだけれど、あの歌の中でも、カラスは、とっても優しい。
”知らず知らずの間に、大人は、先入観に縛られているんだなあ、、、。”と思います。
ああ、いけないいけない。
今度、カラスに会ったら、挨拶でもしときます。
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