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温泉にて

この間、温泉に泊まりに行った時のこと。

お風呂の湯船に長女(4歳)とつかって、「やっぱ、温泉は気持ち~ね~。。」と言っていたら、長女が、

「ねえ、ママ。 女の子が一人いて、よかったでしょ~?!」。

「だってさあ、なっちゃん(長女のこと)が男の子だったら、ママ、お風呂、一人で入らないといけないもんね~。 

そしたらママ、寂しいでしょ~?」と言う。

 

そう!

娘さん、よくご存知で!!

、、、というのも、この私、結婚して初めて、”なーんか、寂しいもんだねー、、、。”と、しんみり思った瞬間は、実は、温泉に行ったときだったのだ。

そう、”女湯”に一人ひっそり入った時だったと記憶している。

 

私は、姉(お料理やお菓子の本を出版しています:行正り香)と二人姉妹だった。

で、小さい頃から結婚するまで、どこかへ泊まりに行った時などは、お風呂タイムといえば、私と姉と母・よしこと三人で、”さっ、そろそろお風呂に行こっか。”と、いつも一緒だった。

思えば、温泉につかりながら、”夕食はどんなのがでるかな~。”とか、”今日の食事はおいしかったね~。”とか、”やっぱ、温泉は最高だよね~。”とか、そんなたわいのないことをベラベラしゃべることが楽しかったのだ。

 

それが結婚したとたん、一転、単独行動。

長女が生まれる前までは、そうちゃん(長男・12歳・知的障害アリ)はパパと一緒に男湯へ入るので、私は女湯へ一人トボトボ向かう。

まあ、うるさい人(一日中しゃべりまくる、そうちゃん)から瞬間、開放されることは至極の幸せではあるけれど、向かった先の女湯に他のお客さんが一人もいず、だだっ広いお風呂に私一人、、、ということになると、、、ガビーン。

こんな大きなお風呂に私一人、、、こっ、、こわいじゃないのさっ、、、。

くつろぐどころか、なんだかかえって落ち着かず、”、、、なーんか寂しい、、、。”気持ちがジワーっ。

ジャバジャバっと入って、どうかすると男湯のメンバー(パパ&そうちゃん)よりも早くあがってきてしまうことも多かった。

だから、長女が生まれて、何がうれしいって、”二人で女湯へ向かえること”。

これ、実は私にとっては、かなり、”うれし~っ!!”ことなのだ。

 

そして、長女は言った。

「ママのことね、なっちゃん、ずっとお空の上からみてたんだよ。 

でね、ママが寂しくないように、女の子になろうって決めて、生まれてきたんだよ。

ねーっ、女の子だったら、いっしょにお風呂に入れるでしょ。

でね、ママのところに行きたいなあと思ったから、なっちゃん、ここに生まれてきたんだよ。」。

そして、長女は、いろんなことを”お空の上から”みていたのだという。

そうちゃんがずっと歩けなかったことも、お空から見てたから知っていた、、、とも言っていたっけ、、、。

 

人間が一人、生まれてくるっていうことは、ものすごくドラマティックなことだと思っていた。

けれど、それは、いろんな偶然と偶然が重なったものだと思っていた。

でも、長女のその言葉を聞いていたら、、、。

もしかしたら、赤ちゃんたちはみんな、生まれる前から、お空の上でずーっといろんなことを眺めているのかもしれない。

そして、いろんなことを思いながら、”じゃ、ここの家の子になってみようかなあ~。”と行き先を希望して生まれてくるものなのかもしれないなあ、、、と思えてきた。

 

もし、そうだったら、それは、ものすごーくうれしいことだなあ。

長女も次男(3歳)も、そして、そうちゃんも、単なる偶然ではなく、私のところに来るべくして来てくれた気がする。

、、、そう思ったら、あらためて、「Welcome!!」な気持ちがモクモクわいてきて、三人ギュッと抱きしめたくなってしまった。。。

 

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