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辞め時(3)

前回ブログのつづき

                                                             

、、、そういうことで、頻繁な母・よしこからの甘いささやき(「さっさと辞めちゃいなさいよ~。」)があったにもかかわらず、どういうわけか、私は部活を辞めることなく、高校三年の夏まで、しっかり続けたのだった。

お次は、私、”花のOL時代(?)”の時へと場面はうつる。。。

                                                             

そういえば、就職活動の際、いろんな会社があるので、”どこにしよーかな~。。。”と、漠然とした気持ちで、ほんのちょっと迷った私。

けれど、ここでもまた”よしこのささやき”がきいて、あっさり私の気持ちは決まることとなる。

                                                             

よしこの仲のよいお友達の娘さんもかつて勤めていたという、その会社。

なんでも、”お給料がよくってねー、休暇をとった時は、いつも海外旅行に行ってたんですってよ~。”と、よしこが言っていた。

そのよしこのひと言で、私は、その会社に迷わず決定!

なぜか自分でもびっくりするほど簡単に就職先を決めた。

                                                             

私の思い描いていた花のOL生活とは。。。

”まあ、たまに、「あら~ 今日は残業~!」なんて日があったとしても、それはまれで、たいていは17時定時退社。

アフターファイブは、エレクトーンのレッスンに通うのはもちろん、他にもチャレンジしたことのない習い事のオンパレード。

そして、週に一度、友達なんかとごはんを食べに行ったりする。

お正月明けの仕事はじめの日なんかは、休みも同然。

着物なんか着て行っちゃったりして、

「あけましておめでとうございまーす。 今年もよろしくお願いしまーす。」

なーんて言っているうちに、初仕事は終わり。

そのまま、新年会に繰り出す、優雅な日々。。。”。

、、、そんなアマアマな生活を疑わなかった。

さあさあ、ここから、花のOL生活の始まり、始まり~!!

                                                              

、、、のハズであった。

が、しかし、現実は厳しかった。。。

                                                              

バタバタバタバタしたオフィスは、一日中電話がなりっぱなし。

入社した4月から、すでに”即戦力を求む!!”という雰囲気がモクモク。

17時退社なんてとんでもない。

当然のように、残業の毎日。

アフターファイブを楽しむどころか、やっと仕事が終わって帰る頃には、へっとへと。

                                                              

友達からごはんに誘われても、前々から約束をして、当日は、気合をいれて仕事にのぞみ、まわりのセンパイなどにも朝から、”今日は早めに失礼します。”と、ひと言、言っておかないと、みんなが残って仕事する中、一人だけ”サササッ”とは、とてもとても帰りづらい雰囲気だった。

(もちろん、”早めに”と言ったって、17時なんかには帰れない。

まー、せいぜい19時退社が精一杯。

ちっとも早くはなかった。)

                                                            

”もしや、就職先を間違えたんじゃーなかろーか。。”

そう思った時は、時すでに遅し。

                                                           

そういえば、学生だった夏、会社訪問に行った時、応接室に通された。

その応接室で、管理職の方を待っている間、課の女性がお茶を持ってきてくださった。

その時のその女性の言葉が、今さらながら思い出されたものだ。

「ねーねー、もう、この会社に決めたの?

あのねー、悪いことはいわないから、やめた方がいいわよ~。

もう、めっちゃくちゃ忙しいんだから~!!

今なら、まだ間に合うから!

よく考えた方がいいよ~!!」。

(その女性の言葉に、「そうそうそ~! ホント、そうよ~!!」と言いながらうなづく女性も二人いたっけ。。)

                                                            

あの時、きれいなその女性は、”アハハハハ”と笑いながら言ったので、私もつられて、”アハハハハ”と笑い流してしまった。

、、、が、やはり、人生の先輩方の忠告には、素直に従うべきだった。

、、、と、素直に思う私であった。  

                                                         

次回へつづく 

                                                           

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