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テディベア

ダンナさんは、”女の子がうまれたら、クリスマスには、テディベアをプレゼントしたい”という夢があったらしく、私にも内緒で準備。

昨年のクリスマス、長女(3歳)に、ダンナさんが思い切って(ちょっとおこづかいも上乗せして)”テディベア”をプレゼントした。

きっと、満面の笑み、抱っこしたまま離さない娘の姿を頭に描いたに違いない。

、、、が、娘の反応は、、、実に冷ややかなものだった。

 

クリスマスの朝。。

昨年の長女は、まだ、”サンタクロースがプレゼントをもってきてくれる”ということを理解できていなかったようで、朝、起きて、枕元にある大きな箱をみつけ、ちょっとびっくりしていた。

でも、自分へのプレゼントだとわかると、ニコニコっと笑い、リボンをとって、箱をあけだした。

、、、と、私も箱を開けるのをちょっと手伝って、やっとこさ、私もまだ見ていないテディベアが登場!

で、その時の私の最初の感想は、「???? はっ、、、これ、クマ?」

そして、娘の反応は、「、、、、、。」

 

きっと、ダンナさんは、ここで、”娘がテディベアを抱いて、ピョンピョンとびはね、大喜びする光景”を期待していたにちがいない。

ところが、娘は、テディベアを見るなり、けげんそうな面持ち。

抱こうともしない。

そう、娘は、そのテディベアを明らかに怖がっていた。

それもそのはず、私だって、到底、”クマ”には見えなかったのだから。

 

そのテディ、色は、白。

けれど、地がピンクのため、なんだか、ちょっと、ところどころはげたような印象があるのだ。

昔、私は、”ローラという犬”を飼っていたのだけれど、そのローラ、ひじのところが皮膚病だった。

皮膚病になったひじの部分は、白い毛がまだらに抜け、肌色の地肌がすけてみえた。

そのあたりの毛の雰囲気ににていたのだ。

 

で、そのテディ、体を傾けると、”メー!”と泣くではないか!!

娘は、その”メー!”が恐ろしかったらしく、「キャーッ!!」と言って、泣きながら逃げていってしまった。

私は、真顔でいった。

「ねー、パパ。これ、間違ったよ。 

これ、羊じゃないの??

クマじゃないでしょー、、、。 この毛色、この泣き声。。

、、、、キャハハハ(笑)これ、羊よ、羊!!」

「ウソッ!!」ダンナさんも、マジで驚いていた。

ダンナさんは、百貨店に数ヶ月前から取り寄せのため予約していたようで、商品をとりに行った日も、「これでよろしいですね?」と店員さんに言われたらしいのだけれど、「そういえば、箱を確認してなかった、、、。」と言っていた。

 

私たちは、ダダダダッと、今、開けたばかりの箱のところに、いったいこれが、羊なのか、はたまた、クマなのか、確認しに行った。

すると、箱には「テディベア」。

間違いなく、クマだった。

これが、、、クマ、、、はっ、、、これが。。。

娘にテディを近づけると、「イヤー!」と言って怖がって逃げるので、「ねー、ママがもらっちゃうよ~。」とわざと言ったら、娘は、「いいよ~。」と、あっさり。

 

、、、ということで、晴れて、私のものとなった。

私のものとなったとたん、私の中では、”羊からクマ”へサッと瞬時に切り替わり、このテディちゃんが、かわいくてかわいくて仕方なくなった。

ダンナさんは、娘のために買ったのに、、、と不満そうだったが、怖がって逃げるくらいイヤなんだから仕方なかろう。

私のものだ。

それから、ダンナさん、このテディは、自分のおこづかいをたしてまで買ったこと、普通のクマよりは値が張ったということを、ガックリしながら横でボソボソッと言っていた。

値段を聞いて、私は、ますます、そのテディちゃんがいとおしくなった。

「ほーんと、皮膚病の時の”ローラ”の毛並みにそっくり!」と言いながら毛をなでている私にむかって、ダンナさんは、「テディベアを小さい頃から持たせて、ボロボロになるまで大切にしてもらうのが夢だった、、、。」と、寂しそうに言った。

 

それから、私のテディは、サイドボードの上の、きれいなクロスの上に座るようになった。

そこがテディさんの定位置。

あれから1年。

最近では、長女も次男もテディさんが気に入って、時々、抱っこしたり、馬乗りになったりしている。

 

それを見て、ダンナさん、やっと、この日が来たと、目を細めて喜んでいるかと思いきや、、、。

”ボロボロになるまで大切にしてもらうのが夢”と語っていたはずのダンナさんが、「ほらっ、、、手が汚いやろー。 (テディが)汚れる!」 

「形がくずれる!」と言っては、その都度、テディさんを子供たちからとりあげ、サイドボードにのっけている。。

 

おかげ様で、一年たった今も、私のテディさんは、きれいなままのお姿でサイドボードにチョコンと座っている。。 

 

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P。S。

コメントをどうもありがとうございました!!

さとみさん。。さとみさんのオフィスでの様子、想像したら、”プーッ!”とふきだしてしまいました!! 14歳の息子さんがいらっしゃるんですね~。 男の子だったら、なんだか頼もしそうですね~。

みほさん。。それはそれは、”濃いキャラメル”ですね! 一度、そういうことに遭遇すると、ウカウカしてられませんね。 で、みほさんは、妹さんには、何を(笑)??

うららさん。。ぬけた私でも、なんとか10年やってこられました。 なんとか生きていけることだけは、私が証明いたします(笑)。。

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日々いろいろ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、ちはるさん!テディベアのお話おもしろかったです(^^)いや~父親ってものは娘に対していろいろ夢を持っているものなんですねぇ。うちの夫は娘を車に乗せて帰省したりあちこちドライブするのが夢だったようですが、我が3歳の娘、乗り物酔いが激しくて車でのお出かけは大嫌い。夢は見事に崩れました~(^^;)でもちはるさんのご主人の夢はとってもかわいいなぁって思いました。だんだんみんなの人気ものになったテディベアもちはるさんの家に来てきっと幸せですね(^^)でもクマなのに「めぇ~」はやっぱびっくりするかも?!(笑)今年のサンタさんのプレゼントは何でしょうね。楽しみですね☆PS そうちゃんの古着、すばらしいお話でした。一気に読ませていただきました。

投稿: まきこ | 2006年12月12日 (火) 16時33分

お久しぶりです。集団生活に入ってから、なかなかパソコンを開くこともできず、一気に読んで、泣いて笑ってしまいました。つい先日、子供をお友達と遊ばせたのですが、再会に喜んだのもつかの間、うちの子の激しい求愛ボディタッチに辟易した友達が、一発蹴りを入れて大喧嘩になって、仲裁しながらうんざりしていましたのですが、かわいい三人衆のやりとりを読んで慰められました・・・。子供って、じゃれるのが仕事なのかな。
ダンナさんの苦労が報われてよかったですね!
うちも、オットが突然、子供用のレーシングスーツを(なぜか)買ってきて(それも当時0歳でしたが・・・)、家族中、そんな趣味もないのになんでかな?と思いながらタンスの隅に置き去りにしていまして、あるとき出てきてびっくり・・・しかも、一度も手を通すことなく着られなくなっていました・・・。あまりにかわいそうなので、このことは本人が気づくまで、黙っていようと思っています。

投稿: 豆粒太郎 | 2006年12月12日 (火) 20時12分

親の夢、子知らず・・・って感じでしょうか。うちも木のおもちゃを喜ぶ子にしたくてせっせと買ったけど、色とりどりのプラレールやウルトラマンにはかないません・・・
それにしても「メー」となくクマはありえないですね(笑)

ドラマ「僕の歩く道」見てらっしゃいますか?
今日は泣けました。特に「小さい頃からずっとお母さんに甘えたかった」という妹の気持ちを聞いたとき、確かに自分も甘えたかったなぁ・・・と。でも今は少しは親の気持ちもわかる。
時間が経ってからわかってもらえることって多いですよね。
あのドラマで、自閉症や障害者、その家族への見方が少しは変わってくれるような気がします。

クリスマスプレゼント、早く用意しなきゃ~
今年のプレゼントは大喜びしてくれるといいですね!

投稿: いづみ | 2006年12月12日 (火) 23時19分

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