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長女もうすぐ3歳<前編>

長女が、まもなく3歳になる。

あの夏の暑い日、長女の産声を聞いてから3年がたつだなんて、、、早いなあ。。

つい最近まで、まだまだ赤ちゃんと思っていたけれど、この間、「ねー、そのスカート、どこで買ったとー? ママ、かわいいよ。 似合うよ、そのスカート。」と、口をとんがらせながら、大人びた表情でサラリといわれた時には、さすがにドッキリ。

いっ、、、、いつの間に、こんなにお姉ちゃんになったのかしら、、、と、ハッとした。

 

私は不思議と、一番初めの子供(私の場合は、そうちゃん)は、いかにも、”この世に生まれるべくして生まれた子供”という感じがするのだけれど、二番目の子供から(私の場合は、長女と次男)は、”もしかしたら、生まれていなかったかもしれない子供”だった気がしてならない。

 

私は、姉と二人姉妹で、小さい頃は、ケンカもいっぱいしたけれど、”姉がいて、よかったなー。”と、いつも思ってきた。

だから、もし、将来、自分が子供を産むとしたら、小さい頃から漠然と、”子供は二人かな。”と思っていた。

まさか、私が、三人の子供をもつことになるなんて事は、私自身、想像したこともなかった。。

(もし、そうちゃん<長男・10歳・知的障害アリ>が健康に生まれていたとしたら、もう一人、年の

くっついた兄弟が、いたんじゃないかなあ、、、と思う。)

 

私のまわりの友達は、一番目の子供が3歳になったかならないかの頃、「そろそろ二人目を、、、。」と思うらしく、だいたいその頃、二人目を出産していた。

私も、”そうちゃんには、兄弟がいた方がいいな。。。”という思いと、”障害のある子供を一人、引き受けるから、どうせだったら、健康な子供も一人、育ててみたいな。。。”という思いは、あった。

けれど、実際は、そうちゃんが3歳くらいの時は、”そろそろ二人目を、、、。”なーんて思う余裕はなく、そんなことよりも、「そうちゃん、、、、そろそろ歩いてくれないかなー。。。」と、思い焦がれていた。

だって、そうちゃん、3歳の時は、まだまだ、つかまり立ちを、やっとこさ始めたところで、歩く気配は、まったくなく、もしかしたら、このまま一生歩けないのではないかと案じていた頃だったのだ。

(その後、そうちゃんは、ジワリジワリと成長し、3歳8ヶ月の時に、晴れて、最初の一歩を踏み出すことに、、、。 で、そこから、”歩ける”ようになるには、またさらに時間がかかった。。。)

 

義母は、それこそ、ただの一度も、「ちはる(私のこと)さん、そうちゃんの兄弟は考えてるの?」なんて、口にしたことは、なかった。

母・よしこは、デパートのバーゲンに、そうちゃんの洋服を買いに行った時、「男の子の洋服は、つまんないわねー。 なんか、ちっともかわいくないわね。。 まー、それに比べて、女の子の洋服は、なんてかわいいのかしら~。。。 ねー、ちはるちゃん、今度は、かわいい女の子、産んでちょうだいよ~。」と、たった一度だけ、私にサラッと言ったことがある。

姉は、久々に会ってしゃべっている時に、そうちゃんの話題になると、何気に、「ねー。 そうちゃんには、絶対に兄弟、いた方がいいよ。 ちはるちゃん、もう一人、赤ちゃん産んだ方がいいよ。」と、これまたサラッと、片手よりは多い回数、、、両手くらいかな、私に言った。

そう言われるたびに、「ねー、りか(姉のこと)ちゃん、そうだよね~! いた方がいいよね~!! ホントホント。」と、大きくうなずきながら、そうしよう、そうしよう、、、と、強く思った。

 

、、、、、が、その思いが、ずっと同じテンションのまま続く事は、なかった。

そうちゃんがお腹にいるとわかってすぐあたりから、私は、つわりがひどく、妊娠6ヶ月くらいまでは、きつかった。

そうちゃんを育てながら、またきっと、あんな風なつわりがあるんだろうな、、、と思うと、そうちゃんが歩けるようになって、せめて、もう少し、そうちゃんに手がかからなくなったら、、、と、結局は、”もうちょっと先でいいかな、、、。”という方向に向かってしまっていた。

 

でも、きっと、本当の理由は、そんなことではなかったと思う。

なんと言っても、そうちゃんの時の、”生まれてすぐに、救急車がやって来て、病院へ運ばれ、、、。”という、あの時のことが、どうしても忘れられず、鮮明に頭にやきついていて、、、、やっぱり、こわかった。

恐ろしかった。

もし、また、同じ事があったら、、、、。

そうしたら、その時は、そうちゃんは、誰が面倒をみてくれるのだろうか、、、。

そんなことが頭をグルグルとまわりだすと、それから先には、すすまなくなってしまう。

 

今、思えば、あの時は、きっと、”そう思わずにはいられなかった時期”だったのだと思う。

で、そういう時期があったおかげで、そうちゃんと二人、ゆっくり向き合う時間をもてたし、自分の時間(エレクトーンが楽しくて楽しくて仕方なかった)をじっくり楽しめたなあ、、、と思う。

 

けれど、どんどん、そうちゃんが大きくなっていくにつれ、”次の赤ちゃんは、どうするかな。。。”というのは、漠然とではあったけれど、私にとって、大きなテーマとなった。

そんな中、ある日、下のお子さんが知的障害をもっていらっしゃる、ある方のお家に、当時通っていたそうちゃんの幼稚園(知的障害をもった子供が通う幼稚園)の同じクラスのお母さんたちと一緒に招かれた。

(障害をもっているお子さん<男性>は、もう成人。 その上に、お姉さんが一人いる、、、という家庭。)

そのお母さんは、とても気さくで明るくて、サクサクと、これまでの子育てで大変だったこと、子育てのアドバイスなどを話してくださり、ケラケラケラっと笑う、とっても楽しい方だった。

いろんな話を聞いて、”なるほどなあ。。。”と思うことがたくさんあったのだけれど、私が一番印象に残っているのは、そのお母さんのこんな言葉だった。

 

次回につづく。

 

P.S.

みゆきさん、ある。さん、ciao!さん、いつもコメントありがとうございます。

ciao!さん。

10年たった今、私以外にに、母・よしこの行動をこんな風にたたえてくださるのは、ciao!さん、お一人ですっ! 

 

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はじめまして、ちはるさん。私は1歳7ヶ月になる女の子のママです。娘が1歳半になった6月下旬に、育児休暇を満了して、職場復帰したところです。育児、家事、仕事・・に行き詰まりを早くも感じ、仕事の忙しいオットへも不満爆発中で(笑)。そんな時、お姉様のり香さんの著書と出会い、ものすごく救われたのです。まごころどっとこむにり香さんの記事があると知ってアクセスしたところ、り香さんの著書にもよく登場されているちはるさんのブログがある事を知って嬉しくて、早速やってきてしまいました。今度じっくりゆっくり読ませて頂きますね。おやすみなさい。

投稿: 彩ママ | 2006年8月17日 (木) 22時53分

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