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コバンザメ

この間、久しぶりに水族館へ行った。

水族館って、こんなに面白かったっけ?

中でも、ウミガメ。

カメは、今まで、”まったりのっそり”というイメージが強かったけれど、とんでもない。

あの、水槽の中をスーーーーイスイと、のびやかに泳ぐ光景を見て、胸がスッキーンとした。

新鮮だった。

そりゃー、カメの背中に乗っかって竜宮城へ行った浦島太郎は、さぞや、気持ちよかったろうと、思わず、太郎がうらやましくなったくらい。

 

でも、今回の目玉は、何と言っても、コバンザメ。

コバンザメは、頭の上に吸盤みたいのがあるらしい。

大きな魚にその吸盤をぺッタンコして、生活するコバンザメ。

その吸盤を大きな魚のお腹側にくっつけて、泳いでいるのは見たことがあるけれど、このあいだ見たコバンザメは、大きな魚の背中の上に、その吸盤をくっつけていた。

つまり、コバンザメは、大きな魚の背中の上に、ひっくり返って、寝っころがるような姿勢で、大きな魚にすべてを任せて、水槽の中を悠々、移動していた。

ひっくり返ったままの姿で、魚が移動するのを見たのは、初めてだった。

このコバンザメ、こんな格好で、気持ち悪くはならないのだろうか。。。

 

この2匹の姿を見て、私は直ちに、

”大きな魚のほうを、姉・りか。

コバンザメを、私・ちはる。”

、、、、と連想した。

(姉:行正 り香・・・料理やお菓子の本などを出版しています。)

隣でボーッと水槽を眺めるダンナさんに、その旨伝えると、「ホントやねー。 その通りやねー。」と言って、否定しなかった、、、どころか、コックンコックンうなずいて、大いに納得していた。

で、なんでそんな風に連想したかというと、私のブログにコメントをくださる方の多くが、「”まごころドットコム”から来ました。」。

、、、ということは、当然、ブログを読んでくださっている方の多くが、きっと、姉の“まごころドットコム”をから来てくださっているに違いないのだから。。。

(姉は、”まごころドットコム”というホームページに月二回、お手紙を書いています。)

 

思えば、昔から、私は、コバンザメの気があった。

特に小学生時代。

当時、私の友達は、姉の友達ではなかったが、姉の友達は皆、私の友達だった。

母・よしこは、仕事をしていたので、日中、学校から帰ると、帰りの早い私の方が、鍵を開けて家に入ることが多かった。

で、帰ってからは、だいたい、自分の友達のところへ遊びに行ったりするのだが、ちょうど、友達がみんな都合悪くて、一緒に遊べないような日、、、。

私は、姉をあてにした。

姉が家にいれば、それですむが、問題は、姉が、友達と約束して、家を出て行ってしまう時。

一人で家にいるのは寂しい。

がっくりだった。

なので、それを学習した私は、今度から、姉の友達のところに着いて行くことに決めた。

 

でも、何度か、自分の友達の家まで着いてこられた姉は、私のことを疎ましく思ったらしく、学校から帰って、ガシャっ。

ドアを開けると、私がスタンバイしている日は、どうも、その雰囲気を察するらしく、「ただいまー、、、、。 行ってきまーす!!」という言葉とともに、玄関に赤いランドセルを放り投げ、猛スピードで、自転車置き場へと向かった。

それを見て、私も急いで鍵を閉め、階段をすべるがごとく下りた。

そのころ、私の家には、子供用の自転車は、1台しかなかった。

なので、姉が自転車、、、という事になると、私は自分の足で歩くなり、走るなりするしかなかった。

で、よくぞ、あんなスピードで自転車がこげる、、、というほど、姉は足に力をこめ、歯を食いしばり、全力でペダルをこぎながら、私の目の前を通過して行った。

 

でも、大丈夫、大丈夫。。。

私は、姉の友達とは、常日頃から仲良くしてもらっていたし、一度となく、何度も家にお邪魔していたので、姉が、自転車を南方向にすっ飛ばせば、「ヨッシャー! 野々上さんちねっ! 了解!!」。

東方向へすっ飛ばせば、「それきたー! 上田さんちねっ! 了解!!」と、すべてを把握していた。

あとは、いかに自分が早く走れるか、、、これに尽きた。

のろのろ歩いて、姉の友達の家にたどり着いても、姉が友達を家から誘い出し、どこかへ遊びにいって、私をまく、、、という事も十分考えられた。

なので、タッタッタッタッタッタッ、、、、。

私は、ずっと、だんだんと小さくなっていく姉の後ろ姿を目標に、走って追い続けた。

その時の、アスファルトに響く私の足音が、今でも耳にのこっていたりして、、、。

(私の基礎体力は、きっとあの頃、培われたものだと思う。。)

 

で、ハーハーいいながら、姉の友達の家に到着すると、家の前には、必ず、赤い自転車がとめてあり、ヌッハッハッ(笑)。

フーフーいいながら、ピンポーンを押すと、部屋の奥には必ず、”また来た~!!”と、ムッとした姉が立っていた。

姉は、”帰ってよー”と言わんばかりだったが、いつだって、隣にいる姉の友達は言った。

「あっ、、、ちはるちゃん、、、。 ねー、一緒にちはるちゃんも遊ぼー。 いいじゃない、りかちゃん。」

そう、姉の友達は、例外なく、みんな優しかったのだ。

姉には言われても、姉の友達に、「ちょっとー、、、帰ってよー!」なんて言われた事は、一度だってなかった。

 

、、、そういうわけで、私のブログにまごころ経由でコメントをくださる方が、昔の姉の友達とダブって仕方がない今日この頃。。

あの頃と少しも違わず、なんだか、心安らぐ、優しい方が多くて、コメントを読むと、なごやか~な気持ちにさせていただいています。。。

 

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日々いろいろ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは~! 今日の記事を読んで、弟がいつも私にくっついてきていたことを思い出しました。姉にとってはとっても邪魔なのですが、それでも、弟が友達にちょっとでも邪険にされるとムラムラと腹がたち弟が可愛そうに思えたりしたこと、なつかしいです。初めて子供だけで遊園地(とっても小さな)に行くことになったときも私だけ弟付きで・・・友達に「弟くん連れてこないで」といわれて「じゃ私行かない」と言ったら「やっぱり連れてきていいよ」と言われたこともあったなぁ。り香さんのお友達は優しいかたばかりですね~。  これからも応援しています!

投稿: 桃の木 | 2006年7月27日 (木) 01時26分

こんにちは、ちはるさん。
水族館に行って、コバンザメの姿確かめたくて仕方ありません。
ちはるさんは、お姉さんと本当に仲がいいですよね。私は3姉妹でしたが、3つ上の姉は、「姉」って感じで、いつも下二人のおばかな行動をたしなめる立派な姉で、けんかもしたことありません。今もなんか頭が上がりません。だから、お友達みたいなお二人がとっても微笑ましくっていいなあと思います。
お姉さんの料理もちはるさんのエッセーも、個性豊かで大ファンです。

投稿: ぱる | 2006年7月27日 (木) 07時59分

いいですねぇ、コバンザメ。
私も同じ妹の立場・・・どんどん姉に吸い付いて甘い汁を吸いまくりましょう!!(笑)
ちはるさんのエピソードを読んで、私も姉に会いたくなりました。
早速電話してみようかな。
「おいしいお店見つけたよ!」なんておびき寄せて・・・。
もちろん財布は忘れていきますよ、ヒヒ(悪いなぁ~)

投稿: こころ | 2006年7月29日 (土) 14時47分

コバンザメですか。。
でも でも ひょっとして逆の人の多いかもよー?!
ちはるさんのお笑い日記で行正り香さんのお名前を知って
ご本を購入されたり、まごころドットコムを訪れる方。
素敵な姉妹でうらやましい。。

投稿: ciao! | 2006年7月30日 (日) 19時11分

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