« そうちゃん・動物園へ行く | トップページ | 誕生日 »

古いもの自慢

”ピンポーン”

突然、家に、誰かが来たとき、「あら、、、ステキ。。」と思われるような、部屋着を着ていたい。。

が、実際は、、、。

 

 

今日は、雨。

雨がザーザー降る日に、晴れた日と変わらず、パリッとオシャレをしている人、、、すごいなあ。

私、そして、周りの家族を見渡しても、雨の日は、当然のように、1ランク、いや、2ランク以上、一気に、オシャレ度は下がる。

ビショビショになったり、泥はねしても、「あーあ、、、。」と、悔いることのないレベルの靴になるのはもちろん、洋服も同様、コーディネートはさておき、何より、”ぬれてもよいか”という、いたってシンプルな基準により、選ばれる。

その上、小さい赤ちゃんを連れてのお出かけ、、、という事になると、”ミルクを吐かれてもよいか”という基準も、新たにプラスされる。

 

家の中の部屋着にいたっては、洗剤がとんでもよいか、油がはねてもよいか、オレンジジュースをこぼしてもよいか、子供にミートソースのベッタリついた手で、”ねえ、ねえ”と触られてもよいか、、、などなど。。

条件は、さらに、爆発的に増える。

、、、、という事で、この冬の、私の部屋着は、自ずと、フリース地の上下、そして、その上からダウンのベスト、、、というのが定番となった。

父が、母・よしこに、「ちはる(私のこと)は、いつも、あの服を着ているなあ、、。よっぽど、あのスタイルが気に入っているんだろう。」と、言っていたらしいが、気に入るも、入らないも、いろんな事を考慮すると、ここにしか、たどりつかない。

なにしろ、この部屋着が、一番、自分自身が、おおらかでいられるのだから。。

抱っこしている息子に、予告なく、マーライオンのごとく、ものすごい勢いで、ミルクをゲーされても、少しも慌てることなく、何事もなかったかのような、平穏な顔をしていられるのは、この服以外、ありえない。

 

母・よしこは、常々、”本当におしゃれな人は、家で、いいものを着る人なんですって。”と言う。

よしこは、季節が変わったといえば、その度に、いっぱい洋服を買うので、私は、時々、「ねー、ママ。ママのクローゼット、もう洋服がぎっしりじゃない? 洋服は、これからしばらく買わないか、古い洋服は、思い切って捨てたら?」と言う。

すると、よしこは、きまって、こう言う。

「あのね、古い洋服でも、いろいろ思い出がつまっていて、いざ、捨てようと思っても、捨てられないものなのよー。

でね、ママ、決めたの。 ママ、家で、いつもボロ着てるでしょ。 これからは、家で、こんなボロばっかり着てないで、クローゼットの中に入っている洋服を、片っ端から着ていって、それから捨てようと思って。」

、、、、が、それが実現したのを、私は、もちろん、見たことがない。

 

姉が、里帰りして、実家に、みんなが集まったとき。。。

「わー 久しぶり!」と、最初に会った時の私たち三人(私・姉・よしこ)と、実家について、10分たった後の私たちは、まるで違う。

家に着くなり、皆、いっせいに、部屋着(ボロ)に着替えるからだ。

そして、そこからの会話は、いつだって決まっている。

「その服、どこで買ったの?」などという会話はいっさいなく、「わー なつかしい! まだ、それ着れるの?」から、「まだまだ、きれいねー。 すごいわー。」という賞賛へと変わり、そんなに長く着れるのは、”毎年クリーニングにだしているのか”、それとも、”ハイベックで洗っているのか”、、、という事が、話の焦点となる。

(ハイベックという洗剤があって、家でも、ドライクリーニングマークのものなども、とってもきれいに洗えるのです。)

そして、何年前に買ったものか、、、というのが、続いての話題となり、「これ、5年前の福袋に入ってた洋服よ!」 「これなんか、もう10年くらいになるんじゃないかなー。。」

と、それぞれの、”古いもの自慢”が始まるのだ。

そして、「そんな感じの服ね、今年、はやってるわよ!」と、誰かの服を指して、我が家のファッション・リーダー(?)・よしこが言うと、”ファッションというものは、めぐりめぐって、循環していくものなんだねー。 ずーっと、じっと待っていれば、新しいものを買わなくても、また、はやりに乗れるんだねー。”という結論に達し、一連の話は、終結する。  

この会話は、おきまりのパターンとなっており、三人(私・姉・よしこ)が集まると、コース料理で言うなら、”前菜”みたいなもので、ここから、おしゃべりが展開されていく。

この、”古いもの自慢”をしている時には、必ず、父も、どこからともなく、やって来て、「これなんか、買って、0年になる。」

そして、私のダンナさんも、「これも、0年前ですよー!」と、なぜか、続々、参加者は増えていく。

 

なぜ、これほどまでに、毎回、自分のボロの部屋着について、”古いもの自慢”するのか、実は、よくわからない。

みんな、いつでも、今日、初めて言っているかのように話し、また、今日、初めて聞くかのようなリアクションをするのだが、なにせ、”古いもの”だけに、前回、会った時も、同じ服で、”古いもの自慢”したこともあったりして、、、、そこがまた、面白かったりする。。。                                                   

 

<ブログランキングに参加しています。>      

   人気blogランキングへ                                                       

|

« そうちゃん・動物園へ行く | トップページ | 誕生日 »

日々いろいろ」カテゴリの記事

コメント

わかります~!
家で着る服ってなんだかずーっと長持ちしますよね。
我が家でもコットンなんかもう伸縮もしないくらい伸びきっちゃってたり、ニットも毛玉すらできないくらい毛がなかったりするから本当の意味ではもう寿命なのかもしれないのにいつまでも着れちゃったりします。
ちはるさんの部屋着はパジャマ兼用でしょうか?
私は外出から帰るなり、部屋着兼パジャマに着替えるのでほんと、一日中ヨレヨレです。

投稿: こころ | 2006年4月12日 (水) 10時11分

私はヨレヨレの部屋着のまま買い物なんぞにでかけてしまいます。そんなとき、いろんな人に会ってしまう・・哀しみのディスタンスそのもの。
肩バットがっちりのスーツもいつかはめぐりめぐって脚光をあびたりするのかな?もうちょっと待ってようかな~

投稿: あっきんこん | 2006年4月13日 (木) 15時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/12217/1365358

この記事へのトラックバック一覧です: 古いもの自慢:

» Buy phentermine order cheap online. [Cheap phentermine.]
Cheap ... phentermine cod url. [続きを読む]

受信: 2007年2月10日 (土) 16時34分

» What is the pill tramadol. [What is the pill tramadol.]
Tramadol pill. What is the pill tramadol. Tramadol pill appearance. [続きを読む]

受信: 2007年2月10日 (土) 20時01分

» Buy hydrocodone online consultation. [Purchase hydrocodone online.]
Hydrocodone online. Buy hydrocodone online. Hydrocodone online prescription pharmacy. [続きを読む]

受信: 2007年2月10日 (土) 22時59分

« そうちゃん・動物園へ行く | トップページ | 誕生日 »