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障害のある息子・そうちゃん

<今日の話> 知的障害がある息子・そうちゃんの話。

         9才・養護学校3年生・ 推定年齢1~2才・ナゾ多き男。

 

 

そうちゃんが生まれて早9年。

生まれる前は、赤ちゃんが健康に生まれるかどうかなんて、考えもしなかった。

そうちゃんは、私の初めての子供だが、初めての赤ちゃんをおなかに宿した10ヶ月の時を”天使がくれた時間”というらしい。

他に兄弟がいるわけでなく、おなかの赤ちゃんのことだけに集中できるので、贅沢なゆっくりとした時間を楽しむことができるからだろう。

(確かに、これが、二人目・三人目の妊娠となると、上に手のかかる子供の世話はそのままのしかかるので、一転、”悪魔がくれた時間”となったっけ。。。)

 

 

妊娠7ヶ月の頃、おなかの赤ちゃんは男の子だとわかった。

「 男の子か~。。。はいはい、、、じゃー、もうほったらかして、たくましく育てよー。」と思ったものだ。

私自身は、姉一人の女姉妹だったので、男の子とはどういうものなのか、さっぱりわからなかったし、やれ、「へんしーん!」だの、「きーっくっ!」だの、その類には付き合う気がさらさらなかったので、その辺はパパにおまかせしましょ。。。とお気楽だった。

 

 

それが今やどうだろう。

完全に私は、”そうちゃんのお付の人”となっている。

ほったらかすどころか。。。。このままじゃ、ドコまでもついてきそうな勢いなのだ。

着替えから歯磨き、トイレ、洗面、お風呂、食事にいたるまで、一人でできることはほとんどない。

外に出れば、ちゃんと手をつないでおかないと、赤信号でもゴー。

もちろん、お留守番なんて、できるはずもなく、出かける時はいつも一緒だ。

 

 

ここまでくると私は、”芸能人の付き人”をはるかに超えて、”封建的な国の王様の付き人”のようだ。

しかも、この王様は、意思伝達・理解のスキルに問題があるので、この私が、あーでもない、、、こーでもない、、、、と心理学者になりきり、王様の気持ちをくみとる能力を必要とされる。

きっと今、こういう気持ちだからこうしよう、ああしようと、そうちゃんの暮らしをコーディネートしなければならないし、彼の好物をつくったり、できないところを手伝ったりするのはもちろん、面白い顔をして笑わせたり、歌をおおげさにおかしく歌ったりと、パフォーマンスをも求められる任務でもある。

なかなかに骨がおれるのだ。

 

 

であるにもかかわらず、この息子はかわいい。

障害あるゆえ、その行動は不可解で、ナゾも多く、年々、そのナゾも深まるばかりだが、チャーミングというよりほかない。

癒しでもあるし。。。

 

 

今年、長女(2才)が七五三をしたが、昔は小さい子供の死亡率が高かったので、7才になるまでの子供は、”神の子”とされていたらしい。

なので、3才・5才・7才に成長の節目に今までの感謝と、これからの健康をお祈りするというのが慣わしとなったらしい。

そうちゃんはこの先、年を重ねても、実際には”7才”を超えることはないだろう。

私が願い事をするとき、神棚ならず、なぜか、そうちゃんに向けて手をあわせるのは、こんなところからきているのかなー。。

 

 

そうちゃん、これから時々ブログに登場しまーす。

 

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そうちゃん」カテゴリの記事

コメント

うちの長男は、今、五年生で11才になって、支援クラスに通ってます。
なんか嬉しくて、コメントを書かせて頂きました。

投稿: みはるママ | 2014年5月 6日 (火) 02時11分

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